コインロッカーの中身

(なめられてたまるかってずっととがっていきてきた)

舐められて溜まるかってずっと尖って生きて来た

(あたまわるいおれたちさ)

頭悪い俺たちさ

(いっぽもひかずにただつっぱって)

一歩も引かずにただ突っ張って

(いつだってそんばかり)

いつだって損ばかり

(たましいわすれてこびるよりもじぶんのすじとおしたい)

魂忘れて　媚びるよりも　自分の筋　通したい

(おろかなやつだとわらわれたって)

愚かな奴だと笑われたって

(ふりあげたこぶしはおろせない)

振り上げた拳は下せない

(すきにさせてくれ)

好きにさせてくれ

(がっこうそつぎょうしたらもっとじゆうになれるけど)

学校卒業したらもっと自由になれるけど

(ひじょうかいだんにたむろしてさぼるじかんはどうする)

非常階段に屯してサボる時間はどうする？

(もうこんなおれたちに)

もうこんな俺たちに

(せっきょうしてくれるきょうしもいないなんて)

説教してくれる教師もいないなんて

(こいんろっかーにいれっぱなしのせいしゅんのがらくたは)

コインロッカーに入れっぱなしの　青春のガラクタは

(ずっとすてられないぜ)

ずっと捨てられないぜ

(おとなになればいらないもの)

大人になれば要らないもの

(ふたしてしまいたい)

蓋してしまいたい

(それでもだいじなもの)

それでも大事なもの

(しゃかいにでたってぜったいにかわるものかとちかいあった)

社会に出たって絶対に変わるものかと誓い合った

(こうしゃのうらのあのやくそくは)

校舎の裏のあの約束は

(げんじつをしらないりそうだと)

現実を知らない理想だと

(いいわけしたくない)

言い訳したくない

(まよなかもんをのりこえきょうしつにしのびこんで)

真夜中　門を乗り越え　教室に忍び込んで

(じぶんのつくえにこしかけてなにをさがせばいいんだ)

自分の机に腰掛けて何を探せばいいんだ？

(あのころのおれたちは)

あの頃の俺たちは

(もうここにはいないどこへいってしまった)

もうここにはいない　どこへ行ってしまった？

(こいんろっかーにあったはずのよろこびやかなしみは)

コインロッカーにあったはずの　喜びや悲しみは

(いつしかなくなってた)

いつしかなくなってた

(ふりかえってもしょうがないよ)

振り返ってもしょうがないよ

(くさってしまうんだ)

腐ってしまうんだ

(かこにしがみつくな)

過去にしがみつくな

(ほんきでいきてみなきゃなにもはじまらないんだ)

本気で生きてみなきゃ何も始まらないんだ

(ぜんりょくでつっぱってたなつかしいあのひのように)

全力で突っ張ってた懐かしいあの日のように

(さあもういちどくらい)

さあもう一度くらい

(ゆずれないなにかにまじになってみようか)

譲れない何かにマジになってみようか？

(こいんろっかーにいれっぱなしのせいしゅんのがらくたは)

コインロッカーに入れっぱなしの　青春のガラクタは

(ずっとすてられないぜ)

ずっと捨てられないぜ

(おとなになればいらないもの)

大人になれば要らないもの

(ふたしてしまいたい)

蓋してしまいたい

(それでもだいじなもの)

それでも大事なもの

(いまもしょうぶしたい)

今も勝負したい

(うおういえー)

ウオウ　イエー

(うおういえー)

ウオウ　イエー

(うおういえー)

ウオウ　イエー

(うおういえー)

ウオウ　イエー