今週のタイピング練習167-長文

(１２じごろからふりはじめたあめは、)

12時ごろから降り始めた雨は、

(ゆうがたになってもやむけはいがなかった。)

夕方になってもやむ気配がなかった。

(わたしはながぐつをはいて、)

私は長靴を履いて、

(きんじょのすーぱーへかいものにむかう。)

近所のスーパーへ買い物に向かう。

(かさにあたったあまつぶが、ぽつりぽつりとたのしげなおとをたてている。)

傘にあたった雨粒が、ぽつりぽつりと楽しげな音を立てている。

(きづいたらそのおとにあわせてはなうたをうたっていた。)

気づいたらその音に合わせて鼻歌を歌っていた。

(とつぜんのにわかあめにふられてしまったぼくは、)

突然のにわか雨に降られてしまった僕は、

(あわててちかくのほんやさんにかけこんだ。)

慌てて近くの本屋さんに駆けこんだ。

(はじめてはいるほんやさんだったが、)

初めて入る本屋さんだったが、

(おくにはちいさなきっさすぺーすもあり、)

奥には小さな喫茶スペースもあり、

(あまやどりにはちょうどよかった。)

雨宿りにはちょうど良かった。

(まえまえからさがしていたほんもみつかり、)

前々から探していた本も見つかり、

(にわかあめもそんなにわるいものではないとおもった。)

にわか雨もそんなに悪いものではないと思った。

(２１じすぎにしょくばをでると、あめがざーざーとふっていた。)

21時過ぎに職場を出ると、雨がザーザーと降っていた。

(ぼくはかさをさして、えきまでのみちをゆっくりとあるきはじめる。)

僕は傘をさして、駅までの道をゆっくりと歩き始める。

(しばらくすると、うしろからかけてくるあしおとがきこえた。)

しばらくすると、後ろから駆けてくる足音が聞こえた。

(ふりかえると、かさをわすれたらしいしょくばのせんぱいが、)

振り返ると、傘を忘れたらしい職場の先輩が、

(ぼくにてをふりながらはしってくる。)

僕に手を振りながら走ってくる。

(ぼくはくしょうしつつ、せんぱいをかさのなかにいれた。)

僕は苦笑しつつ、先輩を傘の中に入れた。

(ばいうぜんせんはていたいぜんせんのひとつです。)

梅雨前線は停滞前線の一つです。