週末グルーミー

(ただいまくらいへやとりあえずてれびをつけて)

ただいま暗い部屋　とりあえずテレビをつけて

(おそめのゆうはんゆうかんにこぼしたおちゃふきとりこみあげるさみしさ)

遅めの夕飯、夕刊にこぼしたお茶ふきとり込み上げる寂しさ。

(いえをでてじゆうになったつもりだったまいにちのやさいのないせいかつ)

家を出て自由になったつもりだった　毎日の野菜のない生活

(あぁあなたがいないせいか)

あぁ　あなたがいないせいか。

(もううるさいってあぁきゅうくつだなっておもってたあのひがこいしくって)

もううるさいって、あぁ窮屈だなって思ってたあの日が恋しくって

(あぁおとなになってねぇありがとうってつたえたいときにそばにいない)

あぁ大人になって、「ねぇ。ありがとう」って伝えたい時に側に居ない

(よっぱらいふらいでーこんやはうたって)

酔っ払い金曜日(フライデー)　今夜は歌って

(まだまだよがふけるまでだれかといたいのだ)

まだまだ夜が更けるまで誰かと居たいのだ。

(でもこころははれないや)

でも心は晴れないや

(こわれそうなゆめとげんじつの)

壊れそうな夢と現実の

(ぎゃっぷからめをそむけんのはひとりでいたくないだけなのさ)

ギャップから目を背けんのは独りで居たくないだけなのさ

(おかえりのないへやきのうみたきょうのりぴーとで)

おかえりのない部屋　昨日見た今日のリピートで

(いろどったしゅんかんゆがんだいっしゅうかんそれなりつまらないしゅうかん)

彩った瞬間　歪んだ一週間　それなりつまらない習慣

(かがみをみるのもいやになるそんなひだってあるんだぜ)

鏡を見るのも嫌になる　そんな日だってあるんだぜ

(きおくのなかのしあわせをあつめてきょうもがんばっていきている)

記憶の中の幸せを集めて今日も頑張って生きている

(もっとかがやいていたいとおもってはいるけどあしがすくんで)

〝もっと輝いていたい〟と思ってはいるけど足がすくんで

(おいてきたひびがぼくをつれてあしたへ)

置いてきた日々が僕を連れて明日へ

(うだうだしてちゃだめあなたがえらんだみち)

「ウダウダしてちゃダメ、あなたが選んだ道。

(がんばってなんていわないわしんじてる)

頑張ってなんて言わないわ。信じてる。」

(げんかいのじゃっじをくだしてしかばねみたいなあしどりで)

限界のジャッジを下して屍みたいな足取りで

(まいにちをくりかえすろぼっとになりすまして)

毎日を繰り返すロボットに成りすまして

(ゆめをおいかけてころんで)

夢を追いかけて転んで

(だからってもうあきらめないで)

だからってもう諦めないで

(だれかがきっとまってる)

誰かがきっと待ってる

(しっぱいしたってまってはくれない)

失敗したって待ってはくれない

(けっきょくはじぶんのすてーじで)

結局は自分のステージで

(みとめてほしいのだまわりからのいめーじは)

認めて欲しいのだ、周りからのイメージは

(きっとあいまいでふたしかなぴんとで)

きっと曖昧で不確かなピントで

(かっこわるくうつってもいいから)

カッコ悪く映っても良いから

(じぶんがみたいみらいだけをしんじて)

自分が見たい未来だけを信じて