Blue & Grey 日本語訳 BTS

(ぼくのてんしはどこにいるの)

僕の天使はどこにいるの

(いちにちのおわりをうしなった)

一日の終わりを失った

(だれかぼくをたすけにきてくれませんか)

誰か僕を助けに来てくれませんか

(つかれたいちにちのためいきだけ)

疲れた一日のため息だけ

(ひとびとはみんなしあわせみたいだ)

人々はみんな幸せみたいだ

(ぼくのことってみえる)

僕のことって見える？

(ぼくはあおのようなはいいろをしているから)

僕は青のような灰色をしているから

(かがみにうつるなみだのいみは)

鏡に映る涙の意味は

(えがおにかくされたぼくのいろあおとはいいろ)

笑顔に隠された僕の色　青と灰色

(どこでまちがえたのかよくわからないんだ)

どこで間違えたのかよく分からないんだ

(おさないころからぼくのあたまのなかにはあおいろのはてなまーく)

幼い頃から僕の頭の中には青色のハテナマーク

(だからじょうねつてきにいきていたのかもしれない)

だから情熱的に生きていたのかもしれない

(だけどうしろをふりかえり)

だけど後ろを振り返り

(ここにぼーっとたっていると)

ここにぼーっと立っていると

(ぼくをのみこんでしまうあのおそろしいかげ)

僕を飲み込んでしまう　あの恐ろしい影

(あいかわらずあおいろのはてなまーくは)

相変わらず青色のハテナマークは

(はたしてふあんなのかゆううつなのか)

果たして不安なのか憂鬱なのか

(もしかしてほんとうにこうかいのどうぶつなのか)

もしかして本当に後悔の動物なのか

(それともさびしさがうんだぼくなのか)

それとも寂しさが生んだ僕なのか

(あいかわらずわからないおそろしいぶるー)

相変わらず分からない　恐ろしいブルー

(しんしょくされないようにいのって)

浸食されないように祈って

(さがすんだでぐちを)

探すんだ　出口を

(ただもっとしあわせになりたいだけなのに)

ただもっと幸せになりたいだけなのに

(つめたいぼくをとかしてくれないか)

冷たい僕を溶かしてくれないか

(かぞえきれないほどさしだしたぼくのて)

数え切れないほど差し出した僕の手

(いろのないはんきょう)

色のない反響

(ああこのばしょはほんとうにおもたくかんじるよ)

ああ　この場所は本当に重たく感じるよ

(ぼくはひとりでうたってる)

僕は独りで歌ってる

(ただもっとしあわせになりたいだけなのに)

ただもっと幸せになりたいだけなのに

(これもよくばっているのかな)

これも欲張っているのかな

(さむいふゆのみちをあるいてるときにかんじた)

寒い冬の道を歩いてるときに感じた

(はやくなったしんぞうのこきゅうのおとを)

速くなった心臓の呼吸の音を

(いまでもかんじたりする)

今でも感じたりする

(だいじょうぶっていわないでよ)

大丈夫って言わないでよ

(だいじょうぶじゃないから)

大丈夫じゃないから

(おねがいだからひとりにしないで)

お願いだから独りにしないで

(すごくつらいよ)

すごく辛いよ

(あるきなれたみちといつもさしこむひかり)

歩き馴れた道と　いつも差し込む光

(でもきょうはなぜだかみなれないばめん)

でも今日はなぜだか見慣れない場面

(にぶくなったのかなこわれてしまったのかな)

鈍くなったのかな　壊れてしまったのかな

(それでもおもくかんじるなこのてつのかたまりは)

それでも重く感じるな　この鉄の塊は

(ちかづいてくるはいいろのさい)

近づいてくる灰色のサイ

(しょうてんもあわずにぼくはぽつんとたっている)

焦点も合わずに　僕はぽつんと立っている

(ぼくらしくないこのしゅんかん)

僕らしくないこの瞬間

(ただこわくはないんだ)

ただ怖くはないんだ

(ぼくはかくしんというかみなんかしんじない)

僕は確信という神なんか信じない

(しきさいのようなことばはくすぐったい)

色彩のような言葉はくすぐったい

(ひろいぐれーぞーんがらくなんだ)

広いグレーゾーンが楽なんだ

(すうおくしゅるいのひょうじょうのはいいろ)

数億種類の表情の灰色

(あめがふればぼくのせかい)

雨が降れば僕の世界

(このとしのうえでおどるんだ)

この都市の上で踊るんだ

(はれたひにはきりを)

晴れた日には霧を

(ぬれたひにはいつもいっしょに)

濡れた日にはいつも一緒に

(ここにあるすべてのほこりのために)

ここにあるすべてのホコリのために

(しゅくはいをあげる)

祝杯をあげる

(ただもっとしあわせになりたいだけなのに)

ただもっと幸せになりたいだけなのに

(ぼくのてのぬくもりをかんじてよ)

僕の手の温もりを感じてよ

(あたたかくはないから)

温かくはないから

(きみがもっとひつようなんだ)

君がもっと必要なんだ

(ああこのばしょがほんとうにおもくかんじるよ)

ああ　この場所が本当に重く感じるよ

(ぼくはひとりでうたってる)

僕は独りで歌ってる

(とおいみらいでぼくがわらえるようになったら)

遠い未来で僕が笑えるようになったら

(つたえるよそうだったって)

伝えるよ　そうだったって

(こくうにひろがることばをこっそりひろいいれてから)

虚空に広がる言葉をこっそり拾い入れてから

(もうよあけだねむるよ)

もう夜明けだ　眠るよ

(おやすみなさい)

おやすみなさい