フォースカインド④

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プレイ回数456難易度(5.0) 4257打 長文
アラスカの小村で頻発する不可解な失踪、殺人事件が実は地球外生命体によるモノだとする2009年公開のアメリカのホラー・モキュメンタリー。案内役と再現ドラマの主人公を「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチが演じた事で話題となった。監督/原案/脚本は「エビデンス-全滅-」のオラトゥンデ・オスンサンミ。原題の『The Fourth Kind』とは「第4種接近遭遇=地球外生命体による拉致」の意。

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問題文

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(2000ねん10がつ5にち、ごぜん3じ33ふん。ぱとかーでかみんしていた)

2000年10月5日、午前3時33分。パトカーで仮眠していた

(らいあんはみょうなけはいでめざめ、たいらーけにめをこらし)

ライアンは妙な気配で目覚め、タイラー家に目を凝らし

(ます。しゅういのもりはくらくしんとしずまりかえっていました。)

ます。周囲の森は暗くしんと静まり返っていました。

(かれはたいらーけのじょうくうにひかるなにかをみつけて、)

彼はタイラー家の上空に光る何かを見つけて、

(ぱとかーからでていきますが、じっさいのえいぞうはそのじてん)

パトカーから出て行きますが、実際の映像はその時点

(からはげしくみだれ、かれのこえだけがきこえています。)

から激しく乱れ、彼の声だけが聞こえています。

(「ああ、・・・なにか・・・なにかいる・・・うそだろ・・・なにかそらを)

「ああ、…何か…何かいる…ウソだろ…何か空を

(とんでます・・・たいらーけのじょうくう・・・かのじょたちをひっぱり)

飛んでます…タイラー家の上空…彼女たちを引っ張り

(あげてる・・・いえから!・・・すぐだれかよりこして!はやくおうえんを)

上げてる…家から!…すぐ誰か寄こして!早く応援を

(よこしてください!・・・たいへんだ!」・・・)

寄こしてください!…大変だ!」…

(それはたった33びょうかんのできごとで、げんしょうがおわったしゅんかん、)

それはたった33秒間の出来事で、現象が終わった瞬間、

(がめんはつうじょうにもどり、くらいもりにたたずむたいらーけと、)

画面は通常に戻り、暗い森に佇むタイラー家と、

(ちからなくくずおれるらいあんのすがただけがうつっていました。)

力無く頽れるライアンの姿だけが映っていました。

(まもなくおーがすとほあんかんとけいかんたいがかけつけますが、)

間もなくオーガスト保安官と警官隊が駆けつけますが、

(あびーとおなじく「じぶんのめでみたしえいぞうもあるが、)

アビーと同じく「自分の目で見たし映像もあるが、

(がめんがみだれてうつってない」というらいあんをどなり)

画面が乱れて映ってない」と言うライアンを怒鳴り

(とばし、2かいのこどもべやへとふみこみます。)

飛ばし、2階の子供部屋へと踏み込みます。

(そこにいたのはあびーとろにーだけで、かのじょはどうようして)

そこにいたのはアビーとロニーだけで、彼女は動揺して

(むすめのぬいぐるみをだき「あしゅりーがさらわれた!」)

娘のぬいぐるみを抱き「アシュリーがさらわれた!」

(とないていました。かのじょはひっしで「てんじょうからひとすじの)

と泣いていました。彼女は必死で「天井から一筋の

など

(ひかりがさし、てんじょうをとおりぬけてむすめをそらにつれさった」)

光が差し、天井を通り抜けて娘を空に連れ去った」

(とうったえますが、ろにーはそのしゅんかんをみておらず、)

と訴えますが、ロニーはその瞬間を見ておらず、

(てんじょうにもまったくいじょうがありません。ほあんかんはへやに)

天井にも全く異常がありません。保安官は部屋に

(あびーとろにーだけをのこし「たわごとではなくじじつを)

アビーとロニーだけを残し「たわ言ではなく事実を

(いえ!あしゅりーはどこだ!」とせまりますが、)

言え!アシュリーはどこだ!」と迫りますが、

(あびーも「らいあんはなにをみたの?!つれてきて!)

アビーも「ライアンは何を見たの?!連れて来て!

(なにをみたのかききたい!かんししてたくせに!」)

なにを見たのか聞きたい!監視してたくせに!」

(とどなりかえし、かっとしたほあんかんはへやにあったかがみを)

と怒鳴り返し、カッとした保安官は部屋にあった鏡を

(たたきわり、ろにーは「まま!たのむからもうやめて!」)

叩き割り、ロニーは「ママ!頼むからもう止めて!」

(とさけびます。ほあんかんは「うぃるがしんでから、きみは)

と叫びます。保安官は「ウィルが死んでから、君は

(どうかしちまってる」とうめき、それでも「かれをころした)

どうかしちまってる」と呻き、それでも「彼を殺した

(おとこもつかまってない、のばなしよ」というあびーにあらためて)

男も捕まってない、野放しよ」と言うアビーに改めて

(「なにだと?!それはもうかいけつしてる!」といいすて、)

「何だと?!それはもう解決してる!」と言い捨て、

(ろにーをひきはなしてほごすることに。ろにーはいやがる)

ロニーを引き離して保護する事に。ロニーは嫌がる

(どころか、すがりつくかのじょのてをふりはらってさって)

どころか、すがりつく彼女の手を振り払って去って

(いき、へやにひとりのこされたかのじょのどうこくだけがひびきます。)

行き、部屋に一人残された彼女の慟哭だけが響きます。

(かんとくいんたびゅーでかのじょは「けいさつにむすめはさがせない、)

監督インタビューで彼女は「警察に娘は探せない、

(じぶんでやるしかないとさとった。それはじっさいのそうさくでは)

自分でやるしかないと悟った。それは実際の捜索では

(なく、らちしたあいてとちょくせつこうしんするほうほうがひつようだと)

なく、拉致した相手と直接交信する方法が必要だと

(おもった」とかたります。あびーはじたくにえいぶると)

思った」と語ります。アビーは自宅にエイブルと

(おでゅさみをよび、えいぶるにさいみんじょうたいにしてくれと)

オデュサミを呼び、エイブルに催眠状態にしてくれと

(たのみます。えいぶるは「たしかに(すこっとのたちあいで)

頼みます。エイブルは「確かに(スコットの立会いで

(げんしょうは)みたがうけいれられん」といい、おでゅさみは)

現象は)見たが受け入れられん」と言い、オデュサミは

(すこっととおなじことがおきたらとあんじますが、かのじょの)

スコットと同じ事が起きたらと案じますが、彼女の

(けついはかたく、しぶしぶひきうけることに。)

決意は固く、しぶしぶ引き受ける事に。

(2000ねん10がつ6にち、ごご7じ。えいぶるはかのじょをさいみん)

2000年10月6日、午後7時。エイブルは彼女を催眠

(じょうたいにして、3にちまえ、かのじょがこうじゅつきろくをしていた)

状態にして、3日前、彼女が口述記録をしていた

(じかんにひきもどします。ろくおんちゅうねおちしたかのじょは、)

時間に引き戻します。録音中寝落ちした彼女は、

(まず「ふくろうがみてる・・・わらってる・・・いやなかんじ・・・」と)

まず「フクロウが見てる…笑ってる…イヤな感じ…」と

(いい、そのいみをといただされ「ふくろうじゃない・・・!」)

言い、その意味を問い質され「フクロウじゃない…!」

(とつぶやきます。もうろうとしたかのじょのめにうつったのは、)

と呟きます。朦朧とした彼女の目に映ったのは、

(でじたるどけいの3:33というじこくひょうじで、まもなく)

デジタル時計の3:33という時刻表示で、間もなく

(しんしつのどあがかってにひらき、しんにゅうしてきたえたいのしれない)

寝室のドアが勝手に開き、侵入してきた得体の知れない

(なにかにつかまりひきずられていきます。かのじょは)

なにかに捕まり引きずられて行きます。彼女は

(しばらくぜっきょうしたあと、「あんなにいる!・・・あつい!)

しばらく絶叫した後、「あんなにいる!…熱い!

(いたい!・・・いやよ!おねがいやめて!」ともがきはじめます。)

痛い!…いやよ!お願い止めて!」ともがき始めます。

(そのめには、まぶしいへやでふくをぬがされ、かいてんする)

その目には、眩しい部屋で服を脱がされ、回転する

(なにかをかたぐちにつきさされるじぶんのすがたがみえていました。)

何かを肩口に突き刺される自分の姿が見えていました。

((きろくえいぞう)そのしゅんかん、かのじょはありえないこえでほうこうして)

(記録映像)その瞬間、彼女はありえない声で咆哮して

(けいれんし、そふぁからうきあがりますが、がめんがはげしく)

痙攣し、ソファから浮き上がりますが、画面が激しく

(みだれるとどうじにしゅめーるごで「われ・・・おのれのいしを)

乱れると同時にシュメール語で「我…己の意志を

(すいこうす・・・」というおんせいがはいります。かのじょがそのいみを)

遂行す…」という音声が入ります。彼女がその意味を

(とうと、こえは「・・・ない・・・せかい・・・(ざつおん)・・・しる・・・」と)

問うと、声は「…無い…世界…(雑音)…知る…」と

(こたえ、「わたしのむすめをかえして!」とさけぶと「・・・こども・・・」、)

応え、「私の娘を返して!」と叫ぶと「…子供…」、

(「おねがいだから!わたしのこどもなの!」とさけぶと「こども・・・)

「お願いだから!私の子供なの!」と叫ぶと「子供…

(けして・・・もどされぬ・・・」「われ・・・われは・・・しんじつはそのまま・・・)

けして…戻されぬ…」「我…我は…真実はそのまま…

(われ・・・きゅうせいしゅ・・・ちち・・・われは・・・かみなり」とこたえ、えいぶるの)

我…救世主…父…我は…神なり」と応え、エイブルの

(よびかけでがめんはいっしゅんつうじょうにもどり、いじょうにからだを)

呼びかけで画面は一瞬通常に戻り、異常に身体を

(ゆがめたあびーのすがたがうつり、げんしょうはおわったかにみえます。)

歪めたアビーの姿が映り、現象は終わったかに見えます。

(ところがえいぞうはふたたびみだれ「・・・かみ・・・ずんあぶー・)

ところが映像は再び乱れ「…神…ズンアブー・

(いーたー・・・」というこえとえいぶるのとりみだしたひめいが)

イーター…」という声とエイブルの取り乱した悲鳴が

(つづき、ようやくえいぞうがつうじょうにもどります。しかしへやには)

続き、ようやく映像が通常に戻ります。しかし部屋には

(だれもおらず、かめらはたおれ、ゆかにはしょるいなどがさんらんして)

誰もおらず、カメラは倒れ、床には書類などが散乱して

(います。それはやく12ふんかんのできごとでした。)

います。それは約12分間の出来事でした。

(かんとくになにがあったのかときかれたあびーは、)

監督に何があったのかと聞かれたアビーは、

(「やつらがあらわれて3にんともさらわれたが、そのばんのうちに)

「奴らが現れて3人ともさらわれたが、その晩のうちに

(もどされた。でもどこでなにをされたのかはおぼえてない・・・)

戻された。でもどこで何をされたのかは覚えてない…

(さいみんじゅつをかけてもおもいだせない」とこえをふるわせます。)

催眠術をかけても思い出せない」と声を震わせます。

(かんとくはかのじょがおちつくのをまって「かれらはじぶんをかみだと)

監督は彼女が落ち着くのを待って「彼らは自分を神だと

(いっていたが、どうおもう?」とといかけます。)

言っていたが、どう思う?」と問い掛けます。

(あびーは「つらいけれど、わたしはじぶんのたいけんをしんじます。)

アビーは「辛いけれど、私は自分の体験を信じます。

(あのたいけんはどんなそうぞうをもちょうえつしていました。)

あの体験はどんな想像をも超越していました。

(それは・・・ぜつぼうかん。だからかみのはずがありません。)

それは…絶望感。だから神のはずがありません。

(でもかみのふりはできます」とこたえます。また、)

でも神のフリは出来ます」と応えます。また、

(あしゅりーのことをきかれると「あのばんわたしはだめーじを)

アシュリーの事を聞かれると「あの晩私はダメージを

(うけ、めざめたのは2にちごでした」とはなしはじめます。)

受け、目覚めたのは2日後でした」と話し始めます。

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