J・エドガー④(終)
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問題文
(りんどばーぐじけんのはんにんをおうfbiは、げんばにのこされていた)
リンドバーグ事件の犯人を追うFBIは、現場に残されていた
(はしごをもとにそうさをすすめていた。みのしろきんのしへいがつかわれた)
ハシゴを元に捜査を進めていた。身代金の紙幣が使われた
(ぶろんくすしゅうへんでそうさをすすめたけっか、どいつごなまりのおとこがふじょう。)
ブロンクス周辺で捜査を進めた結果、ドイツ語訛りの男が浮上。
(ぶるーのはうぷとまんというようぎしゃをたいほしたfbiは、)
ブルーノ・ハウプトマンという容疑者を逮捕したFBIは、
(はしごにのこされたのこぎりのあとやみのしろきんのひっせきをしょうことしてていしゅつ。)
ハシゴに残されたノコギリの跡や身代金の筆跡を証拠として提出。
(はうぷとまんはゆうざいがかくていし、しけいがいいわたされた。)
ハウプトマンは有罪が確定し、死刑が言い渡された。
(こうじゅつをおえたえどがーは、はうぷとまんのたいほを)
口述を終えたエドガーは、ハウプトマンの逮捕を
(ぼんのけつまつにしたいときぼうする。とるそんはこうしにわたって)
本の結末にしたいと希望する。トルソンは公私に渡って
(えどがーをささえつづけていたが、きゅうかさきでたおれたことをきっかけに)
エドガーを支え続けていたが、休暇先で倒れたことをきっかけに
(からだがふじゆうになってしまう。えどがーじしんもからだのふちょうをかんじていたが、)
体が不自由になってしまう。エドガー自身も体の不調を感じていたが、
(そのことをしゅういにさとられないようせいりょくてきにかつどうをつづけていた。)
そのことを周囲に悟られないよう精力的に活動を続けていた。
(きんぐぼくしのかつどうをこころよくおもわないえどがーは、とうちょうてーぷを)
キング牧師の活動を快く思わないエドガーは、盗聴テープを
(つかってのーべるしょうをじたいするようおどしをかけるが、)
使ってノーベル賞を辞退するよう脅しをかけるが、
(きんぐぼくしはきょうはくにくっせずしょうをうけとった。)
キング牧師は脅迫に屈せず賞を受け取った。
(えどがーはじぶんがなきあとにせいふからごくひふぁいるをうばわれ、)
エドガーは自分が亡き後に政府から極秘ファイルを奪われ、
(fbiがきゅうだんされることをおそれていた。ふぁいるをまもるよう)
FBIが糾弾されることを恐れていた。ファイルを守るよう
(たのまれたへれんは、どれほどのあつりょくをかけられても)
頼まれたヘレンは、どれほどの圧力をかけられても
(まもりぬくとやくそくする。えどがーのこうじゅつげんこうをよんだとるそんは、)
守り抜くと約束する。エドガーの口述原稿を読んだトルソンは、
(かれがかたるはなしにうそやこちょうがまぎれていることをしてきする。)
彼が語る話にウソや誇張が紛れていることを指摘する。
(「ぼくだけにはうそをつくな」ということばをきいたえどがーは)
「僕だけにはウソをつくな」という言葉を聞いたエドガーは
(「きみだけがたよりだ」とかたりかけ、とるそんのがくにくちづけをした。)
「君だけが頼りだ」と語りかけ、トルソンの額に口づけをした。
(ふたりはよくじつのやくそくをしてわかれるが、そのよるえどがーは)
二人は翌日の約束をして別れるが、その夜エドガーは
(かえらぬひととなってしまう。とるそんはえどがーのなきがらに)
帰らぬ人となってしまう。トルソンはエドガーの亡骸に
(すがってなきくずれた。ふほうをきいたにくそんだいとうりょうは、)
すがって泣き崩れた。訃報を聞いたニクソン大統領は、
(えどがーのこうせきをたたえるせいめいをだすいっぽうでごくひふぁいるのにゅうしゅを)
エドガーの功績を称える声明を出す一方で極秘ファイルの入手を
(しじするが、へれんはすべてのしょるいをはき。ごくひふぁいるの)
指示するが、ヘレンはすべての書類を破棄。極秘ファイルの
(ないようはだれにもしられることはなかった。えどがーのいえを)
内容は誰にも知られることはなかった。エドガーの家を
(そうぞくしたとるそんは、しごえどがーのはかのそばにまいそうされた。)
相続したトルソンは、死後エドガーの墓のそばに埋葬された。