モーターサイクル・ダイアリー①
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問題文
(これはえいゆうのものがたりではない。おなじこころざしとゆめをいだいて、)
”これは英雄の物語ではない。同じ志と夢を抱いて、
(じんせいのいちじきをともにはしったふたつのたましいのものがたりだ。)
人生の一時期を共に走った二つの魂の物語だ。”
(こうてい4かげつで8000きろ、しょうさいはみてい。たびのもくてきは、ほんでしか)
行程4ヶ月で8000キロ、詳細は未定。旅の目的は、本でしか
(しらないなんべいたいりくをたいけんすること。しゅだんはかいりきぽでろーさごう。)
知らない南米大陸を体験すること。手段は怪力”ポデローサ号”。
(さすらいのせいかがくしゃあるべるととあとひとつきでいがくぶをそつぎょう)
さすらいの生化学者アルベルトとあとひと月で医学部を卒業
(するえるねすと、ねんれいさはあるもののきごころのしれたゆうじんです。)
するエルネスト、年齢差はあるものの気心の知れた友人です。
(ぶえのすあいれすからちりへ、そこからあんですさんみゃくをほくじょうし)
ブエノスアイレスからチリへ、そこからアンデス山脈を北上し
(まちゅぴちゅへ。あまぞんのはんせんびょうりょうようじょにたちより、)
マチュピチュへ。アマゾンのハンセン病療養所に立ち寄り、
(さいしゅうもくてきちはべねずえらのぐあひらはんとう。さいほくたんのちでわいんを)
最終目的地はベネズエラのグアヒラ半島。最北端の地でワインを
(のみまくって、びじょとたのしもう。2りのきょうつうてんはたえずなにかを)
飲みまくって、美女と楽しもう。2人の共通点は絶えず何かを
(おいもとめるこころ、そしてたびへのじょうねつです。)
追い求める心、そして旅への情熱です。
(1952ねん1がつ4にちあるぜんちんぶえのすあいれす0きろ。)
1952年1月4日アルゼンチン ブエノスアイレス0キロ。
(かこくでわざわざくろうをしにいくようなたびです。)
苛酷でわざわざ苦労をしに行くような旅です。
(えるねすとはぜんそくもちなのでりょうしんはしんぱいしていますが、)
エルネストは喘息持ちなので両親は心配していますが、
(ふたりのりのおんぼろばいくはしゅっぱつしました。)
二人乗りのおんぼろバイクは出発しました。
(えいえんにつづくかのようないっぽんみち。うまときょうそうして、まけます。)
永遠に続くかのような一本道。馬と競争して、負けます。
(みちからばいくごとはでにてんらくしました。)
道からバイクごと派手に転落しました。
(1がつ13にちみらまーる601きろ。とうきのようにうつくしいいえ、)
1月13日ミラマール601キロ。陶器のように美しい家、
(えるねすとのこいびとちちーなのいえにとうちゃくしました。)
エルネストの恋人チチーナの家に到着しました。
(たいざいはふつかのよていでしたが、えるねすとはさりがたく、)
滞在は二日の予定でしたが、エルネストは去りがたく、
(ちちーなも「うばっていいのよ」といいます。)
チチーナも「奪っていいのよ」と言います。
(まだみぬせかいとかのじょのあいだでこころはゆれましたがしゅっぱつします。)
まだ見ぬ世界と彼女の間で心は揺れましたが出発します。
(ちちーなには「えいえんにまっていることはむり」とはっきり)
チチーナには「永遠に待っていることは無理」とはっきり
(いわれました。まずしいたびですが、あるべるとのたくみなわじゅつで)
言われました。貧しい旅ですが、アルベルトの巧みな話術で
(なんとかしょくじにありつけることもあります。)
なんとか食事にありつけることもあります。
(えるねすとはははにあてたてがみをつづるように、ひびの)
エルネストは母に宛てた手紙を綴るように、日々の
(できごとをしるしています。)
出来事を記しています。
(2がつ15にちふりあすみずうみ2306きろ。しとめたやちょうをとりに)
2月15日フリアス湖2306キロ。仕留めた野鳥を捕りに
(みずうみにはいったえるねすとはこうねつをだしましたが、なんとか)
湖に入ったエルネストは高熱を出しましたが、なんとか
(かいふくしたようです。ちりがみえます。いつかここにもどってきて)
回復したようです。チリが見えます。いつかここに戻ってきて
(びょういんをつくって、だれでもびょうどうにしんさつするんだとこころにきめます。)
病院を作って、誰でも平等に診察するんだと心に決めます。