モーターサイクル・ダイアリー③
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問題文
(5がつ12にちりま8198きろ。かっきのあるまちにとうちゃくしました。)
5月12日リマ8198キロ。活気のある街に到着しました。
(はんせんびょうちりょうのせきにんしゃであるぺっしゅはかせにあい、ふく、)
ハンセン病治療の責任者であるペッシュ博士に会い、服、
(しょくりょう、かねそしてしそうをあたえてもらいました。)
食料、金そして思想を与えてもらいました。
(「まりあてぎ」という、せんじゅうみんとのうみんによるかくめいのかのうせいに)
『マリアテギ』という、先住民と農民による革命の可能性に
(ついてといているちょしょをえるねすとはよみふけります。)
ついて説いている著書をエルネストは読みふけります。
(そこにはだんけつせよとかかれていました。)
そこには”団結せよ”と書かれていました。
(はくいをきてびょういんへ。ここはしょきのかんじゃだけで、じゅうしょうしゃは)
白衣を着て病院へ。ここは初期の患者だけで、重症者は
(さんぱぶろのりょうようじょにうつされている、そこへいけばたいせつな)
サン・パブロの療養所に移されている、そこへ行けば大切な
(なにかがみつかるはずだよといわれます。きみらのうちには、)
何かが見つかるはずだよと言われます。君らの内には、
(おおいなるりそうとかずかずのぎもんがうずまいているのがみえると。)
大いなる理想と数々の疑問が渦巻いているのが見えると。
(5がつ25にちぷかるぱ8983きろ。ふたりはふねでさんぱぶろに)
5月25日プカルパ8983キロ。二人は船でサン・パブロに
(むかいます。えるねすとたちののったおおきなふねはもくぞうの)
向かいます。エルネストたちの乗った大きな船は木造の
(でんきもないちいさなふねをけんいんしていました。うえからながめるその)
電気もない小さな船を牽引していました。上から眺めるその
(ちいさなふねはれつあくなかんきょうがみてとれました。)
小さな船は劣悪な環境が見て取れました。
(6がつ8にちさんぱぶろ10223きろ。ぶれしあーにはかせが)
6月8日サン・パブロ10223キロ。ブレシアーニ博士が
(でむかえてくれました。たいりくじゅうからあつめられた600にんちかい)
出迎えてくれました。大陸中から集められた600人近い
(かんじゃたちはあまぞんがわのなんがんで、いし、かんごしがほくがんに)
患者たちはアマゾン川の南岸で、医師、看護師が北岸に
(くらしています。さっそくぼーとでみなみへむかいます。)
暮らしています。早速ボートで南へ向かいます。
(かんせんはしないけれどいちおうてぶくろをするようにといわれますが、)
感染はしないけれど一応手袋をするようにと言われますが、
(ふたりはすででみんなとあくしゅします。みなこのあたらしい)
二人は素手でみんなと握手します。みなこの新しい
(いしたちをえがおでかんげいしました。)
医師たちを笑顔で歓迎しました。
(かんじゃのおおくはかぞくにみすてられたりしごとをくびになったりして、)
患者の多くは家族に見捨てられたり仕事をクビになったりして、
(ここにいえをたてあらたなせいかつをはじめています。ふたりはいえのやね)
ここに家を建て新たな生活を始めています。二人は家の屋根
(づくりもてつだい、ほんきでさっかーをし、すっかりうちとけました。)
作りも手伝い、本気でサッカーをし、すっかり打ち解けました。
(えるねすとはきたがわのじしつからかわのむこうをながめ、)
エルネストは北側の自室から川の向こうを眺め、
(「びょうにんをかくりしている」とつぶやきます。)
「病人を隔離している」とつぶやきます。
(からかすのりょうようじょにすいせんするといわれたあるべるとは、)
カラカスの療養所に推薦すると言われたアルベルトは、
(そろそろしおどき、しょうらいをかんがえるべきかなといいだします。)
そろそろ潮時、将来を考えるべきかなと言い出します。
(らいしゅうで24さいになるえるねすともむねのうちになにかひめているようです。)
来週で24歳になるエルネストも胸の内になにか秘めているようです。