死霊館④（終）

(だかれたあなべるにんぎょうのくびがまわり、じゅでぃをみつめます。)

抱かれたアナベル人形の首が回り、ジュディを見つめます。

(そこへえどとろれいんがきたくし、じゅでぃはぶじにほごされました。)

そこへエドとロレインが帰宅し、ジュディは無事に保護されました。

(じゅでぃはゆりいすにだれかがあなべるをだいて)

ジュディは揺り椅子に誰かがアナベルを抱いて

(すわっていたことをつげますが、あなべるにんぎょうがほかんけーすに)

座っていたことを告げますが、アナベル人形が保管ケースに

(はいっていることを、えどがかくにんします。)

入っていることを、エドが確認します。

(ははのきゃろりんがくりすてぃーんとえいぷりるをつれて、)

母のキャロリンがクリスティーンとエイプリルを連れて、

(くるまですがたをけしたしらせが、ちちろじゃーにはいります。)

車で姿を消した知らせが、父・ロジャーに入ります。

(ろじゃーはえどにでんわをし、やしきでおちあうやくそくをしました。)

ロジャーはエドに電話をし、屋敷で落ち合う約束をしました。

(ろれいんもいくといいます。)

ロレインも行くと言います。

(やしきではまじょにのりうつられたきゃろりんが、はさみをもって)

屋敷では魔女に乗り移られたキャロリンが、ハサミを持って

(あばれていました。はみるとんじゅんさとどるーがおさえつけようとします。)

暴れていました。ハミルトン巡査とドルーが押さえつけようとします。

(りょううでをこうそくしてやしきからきゃろりんをだそうとすると、)

両腕を拘束して屋敷からキャロリンを出そうとすると、

(きゃろりんはやけどをおいました。じょれいがすむまで、)

キャロリンはヤケドを負いました。除霊が済むまで、

(きゃろりんはやしきからでられなくなります。)

キャロリンは屋敷から出られなくなります。

(きゃろりんはやしきのおくへ、ひきずられていきました。)

キャロリンは屋敷の奥へ、ひきずられていきました。

(こどものえいぷりるとくりすてぃーんのあんぜんをかくほし、)

子どものエイプリルとクリスティーンの安全を確保し、

(くるまにのせます。かけつけたえどはじょうたいをしり、)

車に乗せます。駆け付けたエドは状態を知り、

(あくまばらいをすぐにおこなうときめました。)

悪魔祓いをすぐに行なうと決めました。

(ろれいん、ちちのろじゃー、はみるとんじゅんさとともに、)

ロレイン、父のロジャー、ハミルトン巡査と共に、

(ちかしつできゃろりんにしろいぬのをかぶせ、いすにしばりつけます。)

地下室でキャロリンに白い布をかぶせ、椅子に縛りつけます。

(じょしゅのどるーは、えいぷりるがしゃないからいなくなったので、)

助手のドルーは、エイプリルが車内からいなくなったので、

(やしきのなかをさがしはじめました。ろれいんがせいしょをとってきて、)

屋敷の中を探し始めました。ロレインが聖書を取ってきて、

(ろじゃーとろれいんがりょうがわからきゃろりんをおさえつけ、)

ロジャーとロレインが両側からキャロリンを押さえつけ、

(えどがあくまばらいのぎしきをはじめます。)

エドが悪魔祓いの儀式を始めます。

(あくまばらいがすすむときゃろりんはちをはき、しろいぬのがやぶれてかおが)

悪魔祓いが進むとキャロリンは血を吐き、白い布が破れて顔が

(みえました。いすごとくうちゅうふゆうし、おちたとたんにいすがこわれます。)

見えました。椅子ごと空中浮遊し、落ちた途端に椅子が壊れます。

(「にょうぼうはもういない」と、きゃろりんのすがたをしたばすしーばが)

「女房はもういない」と、キャロリンの姿をしたバスシーバが

(いいました。おなじころ、えいぷりるをさがしたじょしゅのどるーは、)

言いました。同じ頃、エイプリルを探した助手のドルーは、

(たいりょうのはとがいえのがらすにつっこむのをもくげきします。)

大量のハトが家のガラスに突っ込むのを目撃します。

(ゆかしたにえいぷりるがかくれたことをしったどるーは、)

床下にエイプリルが隠れたことを知ったドルーは、

(「みつけた！だいどころのゆかしたにいる！」といいました。)

「見つけた！　台所の床下にいる！」と言いました。

(そのこえをきいて、きゃろりんにのりうつったばすしーばは)

その声を聞いて、キャロリンに乗り移ったバスシーバは

(はみるとんじゅんさのみみをかみ、ゆかしたへいどうしますが、)

ハミルトン巡査の耳を噛み、床下へ移動しますが、

(えどがとっさに「ばすしーば！」とよびとめます。)

エドが咄嗟に「バスシーバ！」と呼び留めます。

(ろれいんもきゃろりんのなかにのこるははおやのたましいによびかけ、)

ロレインもキャロリンの中に残る母親の魂に呼びかけ、

(「あなたのいちばんたいせつなひをおもいだして」といいました。)

「あなたの一番大切な日を思い出して」と言いました。

(ろれいんのよびかけで、きゃろりんのたましいがもどってきます。)

ロレインの呼びかけで、キャロリンの魂が戻ってきます。

(えどがじょれいをかんりょうし、せいこうしました。きゃろりんの)

エドが除霊を完了し、成功しました。キャロリンの

(からだにあったあざは、きえます。)

身体にあったアザは、消えます。

(やしきのそとにでると、すでにあさになっていました。)

屋敷の外に出ると、すでに朝になっていました。

(はみるとんじゅんさはいちれんのできごとに、ただただおどろくばかりです。)

ハミルトン巡査は一連の出来事に、ただただ驚くばかりです。

(みみのけがが、げんじつにあったことだということをうらづけていました。)

耳のケガが、現実にあったことだということを裏付けていました。

(ぺろんけはやしきのそとで、だきあいます。)

ペロン家は屋敷の外で、抱き合います。

(ろれいんはえいぷりるから、おるごーるをうけとりました。)

ロレインはエイプリルから、オルゴールを受け取りました。

(きたくしたえどのところへ、ばちかんからあくまばらいのしょうにんがおりた)

帰宅したエドのところへ、バチカンから悪魔祓いの承認がおりた

(というれんらくがはいります。「ちょうどよかった」とえどはこたえ、)

という連絡が入ります。「ちょうどよかった」とエドは答え、

(ろれいんはしんぷにあくまばらいをかんりょうしたことをほうこくしました。)

ロレインは神父に悪魔祓いを完了したことを報告しました。

(えどはいわくつきのものばかりをおさめたへやに、おるごーるを)

エドはいわくつきの物ばかりを納めた部屋に、オルゴールを

(ついかします。えどとろれいんのところには、はやくもつぎのいらい、)

追加します。エドとロレインのところには、早くも次の依頼、

(あみてぃヴぃるのじけんがまいこんでいました。)

アミティヴィルの事件が舞い込んでいました。

(あくのちからはぎょしがたい。あくまとかみはそんざいする。)

〝悪の力は御しがたい。悪魔と神は存在する。

(どちらにしたがうか、にんげんのゆくすえは、われわれのせんたくにかかっている)

どちらに従うか、人間の行く末は、我々の選択にかかっている

(えどうぉーれん)

エド・ウォーレン〟

(（えんどろーる）ほんもののぺろんいっかのしゃしん。)

（エンドロール）本物のペロン一家の写真。

(ほんもののえど＆ろれいんふさいのしゃしん。とうじのしんぶんきじなど。)

本物のエド＆ロレイン夫妻の写真。当時の新聞記事など。