J・エドガー②

(しかごのたんこうろうどうしゃがきょうさんとうしゅどうですとをかいししたことを)

シカゴの炭坑労働者が共産党主導でストを開始したことを

(きっかけに、ぼうどうはかくちにとびひ。わしんとんではふくいんへいを)

きっかけに、暴動は各地に飛び火。ワシントンでは復員兵を

(かげきはがさつがいするというじけんがおこった。)

過激派が殺害するという事件が起こった。

(てろをくりかえすおそれのあるかげきはをいっせいけんきょできないかと)

テロを繰り返す恐れのある過激派を一斉検挙できないかと

(かんがえたえどがーは、こくないのかげきはぜんいんのりすとかをしじ。)

考えたエドガーは、国内の過激派全員のリスト化を指示。

(えまごーるどまんをこくがいついほうにおいこんだえどがーは、)

エマ・ゴールドマンを国外追放に追い込んだエドガーは、

(かげきはのそうさにまいしんしていく。しほうしょうはじもとけいさつとくみ、)

過激派の捜査に邁進していく。司法省は地元警察と組み、

(ぜんべいかくとしできょうさんしゅぎしゃのいっせいけんきょをかいしした。)

全米各都市で共産主義者の一斉検挙を開始した。

(かげきはのきょてんにふみこんだえどがーは、ぱーまーちょうかんしゅうげきじけんの)

過激派の拠点に踏み込んだエドガーは、パーマー長官襲撃事件の

(よるにまかれたびらをはっけんする。)

夜にまかれたビラを発見する。

(けっかてきにやく４０００にんのかげきはをたいほし５００にんをこくがいついほうすることに)

結果的に約4000人の過激派を逮捕し500人を国外追放することに

(せいこうするが、ぱーまーちょうかんはせいてきからのついきゅうをうけしっきゃく。)

成功するが、パーマー長官は政敵からの追求を受け失脚。

(あらたなしほうちょうかんはーらんによばれたえどがーは、)

あらたな司法長官ハーランに呼ばれたエドガーは、

(しほうしょうそうさきょくのきょくちょうだいこうににんめいされる。)

司法省捜査局の局長代行に任命される。

(えどがーはそうさきょくをせいじときりはなし、しんじんのさいようきじゅんや)

エドガーは捜査局を政治と切り離し、新人の採用基準や

(しょうしんをのうりょくじゅうしにすることをじょうけんににんむをひきうけた。)

昇進を能力重視にすることを条件に任務を引き受けた。

(あるよる、れすとらんをおとずれたえどがーはだいがくをそつぎょうしたばかりの)

ある夜、レストランを訪れたエドガーは大学を卒業したばかりの

(くらいどとるそんというせいねんをしょうかいされる。)

クライド・トルソンという青年を紹介される。

(べんごしをめざすとるそんはしほうしょうでのきんむをきぼうしていた。)

弁護士を目指すトルソンは司法省での勤務を希望していた。

(えどがーはめんせつにおとずれたとるそんをきにいり、さいようをけっていした。)

エドガーは面接に訪れたトルソンを気に入り、採用を決定した。