躍るFLAGSHIP

(まっててね)

「待っててね」

(うずをまいてるあおいごっほみたいなそらが)

渦をまいてる　青いゴッホみたいな空が

(すすんでいくのをそっとながめてた)

進んでいくのを　そっと眺めてた

(きゅうにまじめにすきだなんてこくるから)

急に真面目に　好きだなんて告るから

(すかーとのすそがゆれてみだされる)

スカートの裾が　揺れて乱される

(わたしたちはいつでも)

私たちはいつでも

(なやんでたたかったりはぐれたり)

悩んでたたかったり　はぐれたり

(なかのいいぐるーぷだったね)

仲のいいグループだったね

(ゆうかんでいたいおそれないｆｌａｇｓｈｉｐのように)

勇敢でいたい　おそれないFLAGSHIPのように

(かぜをはらんだらおんなのこはつよいよ)

風をはらんだら　女の子は強いよ

(ばらんすをかいたこきゅうをたてなおせるまで)

バランスを欠いた呼吸を立て直せるまで

(やさしくまってて)

優しく待ってて

(そんなじぶんにおどろいてる)

そんな自分に驚いてる

(ほんとうをいうとほかのひとのことうかべてた)

本当を言うと　他の人のこと浮かべてた

(おぼれそうなこいとかいぞくにであったはなし)

溺れそうな恋と海賊に出会った話

(きおくのなかでやっとあいつをたおせた)

記憶のなかでやっと　あいつを倒せた

(けどわすれさるためだけに)

けど　忘れ去るためだけに

(あたらしいものがたりのたびにでたりはしないきめたるーる)

新しい物語の旅にでたりはしない　決めたルール

(くるくるとまわるびるかぜ)

くるくると　まわるビル風

(とばされるかふぇのぽすたー)

飛ばされる　カフェのポスター

(しろいひこうきぐもがくる)

白い　飛行機雲がくる

(ひたむきにせんをえがいて)

ひたむきに　線を描いて

(こころにふらっぐたてた)

心に　フラッグたてた

(のりこんでみようかな)

乗りこんでみようかな

(まっかなとーとばっぐで)

真っ赤なトートバッグで

(つよいひとがすきそうおもいつづけてたのに)

強いひとが好き　そう思い続けてたのに

(とまどうこともじゅんすいだとおもった)

戸惑うことも　純粋だと思った

(ゆうかんでいたいおどりだすｆｌａｇｓｈｉｐのように)

勇敢でいたい　躍りだすFLAGSHIPのように

(かぜをはらんだらおんなのこはつよくなれる)

風をはらんだら　女の子は強くなれる

(すすみだせるこたえだせる)

進み出せる　答えだせる

(ひかりのなかそんなじぶんに)

光の中　そんな自分に

(ひらめいてるおどろいてる)

ひらめいてる　驚いてる

(しんこきゅうするすこしまっていて)

深呼吸する　少し待っていて