アスタリスク

(まっくらなせかいからみあげたこのよぞら)

真っ暗な世界から　見上げたこの夜空

(かわらないひかりがかわりなくつつんでる)

変わらない光が　変わりなく包んでる

(こんやほしがまたたくよるに)

今夜星が瞬く夜に

(あのひのきみをおもいだすよ)

あの日の君を思い出すよ

(よぞらをゆびさしてわらうまぶしいえがお)

夜空を指差して笑う眩しい笑顔

(いわなかったいえなかったおもい)

言わなかった　言えなかった思い

(むねにとじこめたことばが)

胸に閉じ込めた言葉が

(いまきみをさがしてる)

今君を探してる…

(ながれぼしがみたい)

「流れ星が見たい」

(きみはあのひそういって)

君はあの日そういって

(のぼるさかとなりでむじゃきにわらってた)

昇る坂　隣で無邪気に笑ってた

(きみがかかえこんでたふあんやこどくはただ)

君が抱え込んでた　不安や孤独はただ

(いまがかがやければそれでいいとおもってた)

「今」が輝ければそれでいいと思ってた

(ここにくるたびまるできのうのことのように)

ここに来る度まるで　昨日のことのように

(さいごのきみのことばかけめぐってた)

最後の君の言葉　駆け巡ってた

(さよならありがとうだいじょうぶ)

「さよなら…ありがとう大丈夫」

(だけどきらいにならないで)

だけどキライにならないで

(なみだをかくすようにわらうきみのよこがお)

涙を隠すように笑う君の横顔

(みつめることができなかった)

見つめることが出来なかった

(きみをだきしめられないまま)

君を抱きしめられないまま

(ただひとつのかがやきをみうしなった)

ただ一つの輝きを見失った

(ちがうだれかなんてあいせるきがしなくて)

違う誰かなんて　愛せる気がしなくて

(それはきみとのひびが)

それは君との日々が

(まだまぶしすぎるから)

まだ眩しすぎるから

(きすをしてだきしめて)

キスをして抱きしめて

(なんどもこいしたひび)

何度も恋した日々

(おもいでだけがのこったいまは)

思い出だけが残った今は

(こんなにももろくはかなくて)

こんなにも脆く儚くて

(ただじかんだけがながれて)

ただ時間だけが流れて

(それでもひとはまえをむいていきていく)

それでも人は前を向いて生きて行く

(わすれようとすればするほどに)

忘れようとすればするほどに

(むねがはりさけそうになるよ)

胸が張り裂けそうになるよ

(もしあのとききみをはなさなければ)

もしあの時君を離さなければ…

(どうしてもまだつたえたい)

どうしてもまだ伝えたい

(もういちどこのばしょから)

もう一度この場所から

(いまきみへつなぐべる)

今君へ繋ぐベル

(うんめいがかわるならほしにねがう)

運命が変わるなら星に願う

(こんやほしがまたたくよるに)

今夜星が瞬く夜に

(いまふたりだけをてらして)

今2人だけを照らして

(きづいたんだなによりもたいせつなもの)

気付いたんだ何よりも大切なもの

(なんねんさきもそばにいてね)

何年先も側にいてね

(もうにどとひとりにしないで)

もう二度と独りにしないで

(なみだのあときみがまたほほえんだ)

涙の後君がまた微笑んだ

(やっといえるきみに)

やっと言える君に

(あいしてるよ)

「愛してるよ」