コインロッカーベイビー

(あってないようなふたりのひみつをぜんぶまとめてろっかーへ)

あってないような　ふたりのヒミツを　全部まとめてロッカーへ

(かさなりあったあいとあいをまたぜんぶまとめてろっかーへ)

重なり合った　愛と愛をまた　全部まとめてロッカーへ

(それはそうぞうでできたしあわせをつめなおそうととじこめたこころ)

それは想像で出来たシアワセを　詰め直そうと閉じ込めたココロ

(ぼくはのうどうてきにいそがしいみなんだおじゃまなにもつはぽぽいのぽいぽいぽい)

（僕は　能動的に忙しい身なんだ）お邪魔な荷物は　ぽぽいのぽいぽいぽい

(ゆびさきからつたわるかんどうをぜんぶまとめてろっかーへ)

指先から　伝わる感動を　全部まとめてロッカーへ

(のどもとからかきだすかんじょうをぜんぶまとめてろっかーへ)

喉元から　搔き出す感情を　全部まとめてロッカーへ

(ふがぬけてるきみはふひつようそれがなんだってことなんだってば)

ふが抜けてる君は「ふ」必要　それが何だって事なんだってば

(いそがしいないしょはそつぎょうしようなんてすきかっていってさ)

（忙しい内緒は卒業しよう）なんて好き勝手言ってさ…！

(それじゃさよならさよならこいんろっかーべいびー)

それじゃ　サヨナラ　サヨナラ　コインロッカーベイビー

(めぐりめぐるうらみはらせ)

巡り巡る恨み晴らせ

(あとからあとからまざるたねはめをかかげようとふるえてた)

後から後から混ざる種は　メを掲げようと震えてた

(けれどごめんねごめんねこいんろっかーべいびー)

けれど　ごめんね　ごめんね　コインロッカーベイビー

(まわりまわるいのちもやせ)

廻り回る命燃やせ

(いたみをのがれてゆめのなかへげんじつをへだててわらってた)

痛みを逃れて夢の中へ　現実を隔てて笑ってた…

(せなかごしにつたわるかんどうをぜんぶまとめてろっかーへ)

背中越しに　伝わる感動を　全部まとめてロッカーへ

(じゅわきごしにはきだすかんじょうをぜんぶまとめてろっかーへ)

受話器越しに　吐き出す感情を　全部まとめてロッカーへ

(あってないようなふたりのひみつをいっぽさがってみつめて)

あってないような　ふたりのヒミツを　一歩下がって見つめて

(からまりあったあいとあいをまたぜんぶまとめてろっかーへ)

絡まりあった　愛と愛をまた　全部まとめてロッカーへ

(ひともあぶらもいつかはおいるそれがなんだってことなんだってば)

人も油もいつかはおいる？　それが何だって事なんだってば

(いそがしいないしょはそつぎょうしたよはやくすきだっていってよ)

（忙しい内緒は卒業したよ）はやく「好きだ」って言ってよ…！

(きずついたこころかなわないゆめ)

傷ついた心　叶わない夢

(たいせつなおもいをもとにもどして)

大切な想いを　元に戻して

(されどばらばらまだらにまぎれあえてなまなかみだらにまみれ)

されどバラバラ　マダラに紛れ　敢えてナマナカミダラに塗れ

(まてどくらせどおじけづいたころにはちょいとおそすぎたまにあわない)

待てど暮らせど怖気づいた頃には　ちょいと遅すぎた間に合わない…

(さよならさよならこいんろっかーべいびー)

（サヨナラ　サヨナラ　コインロッカーベイビー

(めぐりめぐるうらみはらせ)

巡り巡る恨み晴らせ）

(あとからあとからまざるたねはめをかかげようとふるえてた)

（後から後から混ざる種は　メを掲げようと震えてた）

(それじゃさよならさよならこいんろっかーべいびー)

それじゃ　サヨナラ　サヨナラ　コインロッカーベイビー

(めぐりめぐるうらみはらせ)

巡り巡る恨み晴らせ

(あとからあとからまざるたねはめをかかげようとふるえてた)

後から後から混ざる種は　メを掲げようと震えてた

(けれどごめんねごめんねこいんろっかーべいびー)

けれど　ごめんね　ごめんね　コインロッカーベイビー

(まわりまわるいのちもやせ)

廻り回る命燃やせ

(いたみをのがれてゆめのなかへ)

痛みを逃れて夢の中へ

(えみをうかべてまどろみながらつめたくなっちゃった)

笑みを浮かべて　まどろみながら　冷たくなっちゃった…！？