指切りげんまん/RADWIMPS

(わすれないようにぼくはわらうけど)

忘れないように僕は笑うけど

(それだけじゃたりないから)

それだけじゃ足りないから

(こゆびとこゆびでちかいあっては)

小指と小指で誓い合っては

(いつものうたうたうんだ)

いつもの歌歌うんだ

(だけどそのたびむねがいたむのを)

だけどその度　胸が痛むのを

(ぼくはすこしきづいてた)

僕は少し気付いてた

(かおにでないようにまたわらうけど)

顔に出ないようにまた笑うけど

(きづかれてはいないかな)

気付かれてはいないかな

(うたいおわったそのときに)

歌い終わったその時に

(みらいのでじゃぶかおをだす)

未来のデジャブ　顔を出す

(あのとききみのそのこゆびは)

『あの時　君のその小指は

(ぼくになんてちかったんだい)

僕になんて誓ったんだい？』

(あのときぼくのこのこゆびは)

『あの時　僕のこの小指は

(きみになんてちかったんだい)

君になんて誓ったんだい？』

(やくそくかわすたびにわかってた)

約束交わす度に分かってた

(きみはすこしとおくなる)

君は少し遠くなる

(このきょりまたちぢめたくなっては)

この距離また縮めたくなっては

(やくそくをつみあげてく)

約束を積み上げてく

(そうやってやくそくしてまたやぶって)

そうやって　約束して　また破って

(うたがってとおくなってくりかえして)

疑って　遠くなって　繰り返して

(そんなやくそくなんて)

そんな約束なんて

(ふたりのうちどちらかを)

二人のうちどちらかを

(うそつきにするためのものならば)

嘘つきにするためのものならば

(そんなものはいらないよ)

そんなものはいらないよ

(きっとだいじょうぶふたりなら)

きっと大丈夫　二人なら

(みらいのでじゃぶいないいないばぁ)

未来のデジャブ　いないいないばぁ

(あのときぼくのこのこゆびは)

あの時　僕のこの小指は

(きみをなんでうたがったんだい)

君をなんで疑ったんだい？

(あのときぼくのこのこゆびは)

あの時　僕のこの小指は

(きみになんでびびったんだい)

君になんでビビったんだい？

(あのとききみのそのこゆびは)

あの時　君のその小指は

(ぼくになんてちかったんだい)

僕になんて誓ったんだい？

(そんなことはもういいたくない)

そんなことはもう言いたくない

(きみにだっていわせやしない)

君にだって言わせやしない

(こゆびはゆびきりのためじゃない)

小指は指切りのためじゃない

(ちかいはかわしあうもんじゃない)

誓いは交わし合うもんじゃない

(おたがいのむねのうちにそっと)

お互いの胸の内にそっと