言えない／iri

(ひろいかけたぽらろいどぽらろいど)

拾いかけた　ポラロイド　ポラロイド

(さびれてきれたおとしたはずはないよ)

錆れて切れた　落としたはずはないよ

(きみにとってのぼくとぼくにとってのきみが)

君にとっての僕と　僕にとっての君が

(であったことなんかない)

出会ったことなんかない

(ねだったことばがちゅうでねじれては)

ねだった言葉が　宙でねじれては

(きみのもとへと)

君の元へと

(でんわごしのもうそうぎりぎりのこうそう)

電話越しの妄想　ギリギリの構想

(なんのいみさえないけど)

何の意味さえないけど

(きみがわらうきみがわらうならそれでいい)

君が笑う君が笑うなら　それでいい

(だなんてまだいえない)

だなんて　まだ言えない

(いえないいえないよｂａｂｙ)

言えない　言えないよbaby

(きえないきえない)

消えない　消えない

(きえないｔｈａｔｓｔｏｒｙ)

消えない　that story

(うつりかわるせかいのなかで)

移り変わる　世界の中で

(ぼくらはなにをのこせるのかなｌａｌａｌａ)

僕らは何を　残せるのかな　lalala

(おなじよるをぶらぶらぶらぶら)

同じ夜を　ぶらぶら　ぶらぶら

(ぼくらをまとうｌｏｖｅｌｏｖｅｌｏｖｅｌｏｖｅ)

僕らをまとう　love love love love

(いえないいえない)

言えない　言えない

(いえないよｂａｂｙ)

言えないよ　baby

(くものきれまにしずむらいと)

雲の切れ間に　沈むライト

(すかしたぷらいど)

透かした　プライド

(なにかかわるようなきたいはずむよるも)

何か変わるような　期待はずむ夜も

(きみといだいたゆめを)

君と抱いた夢を

(なんどだってみかえしては)

何度だって　見返しては

(あるきだしてみるけど)

歩き出してみるけど

(いつわったことばがふいにめぐっては)

偽った言葉が　不意に巡っては

(きみのもとへと)

君の元へと

(むしょくではれやかなごご)

無色で晴れやかな午後

(ひとしれずくりかえされるこどう)

人知れず繰り返される鼓動

(ふりかえればいつだって)

振り返ればいつだって

(なにものこらないよるだって)

何も残らない夜だって

(よくあるかたちじゃなくていい)

よくある形じゃなくていい

(いびつなあいのままに)

いびつな愛のままに

(そうそれでいいよ)

そうそれでいいよ

(だなんてまだいえない)

だなんて　まだ言えない

(いえないいえないよｂａｂｙ)

言えない　言えないよbaby

(きえないきえない)

消えない　消えない

(きえないｔｈａｔｓｔｏｒｙ)

消えない　that story

(うつりかわるせかいのなかで)

移り変わる　世界の中で

(ぼくらはなにをまもれるかなｌａｌａｌａ)

僕らは何を　守れるかな　lalala

(おなじよるをぶらぶらぶらぶら)

同じ夜を　ぶらぶら　ぶらぶら

(ぼくらはまだｌｏｖｅｌｏｖｅｌｏｖｅｌｏｖｅ)

僕らはまだ　love love love love

(ふたつのはどうがゆれ)

二つの波動が揺れ

(だなんてまだいえない)

だなんて　まだ言えない

(いえないいえないよｂａｂｙ)

言えない　言えないよbaby

(きえないきえない)

消えない　消えない

(きえないｔｈａｔｓｔｏｒｙ)

消えない　that story

(うつりかわるせかいのなかで)

移り変わる　世界の中で

(ぼくらはなにをのこせるかなｌａｌａｌａ)

僕らは何を　残せるかな　lalala

(おなじよるをぶらぶらぶらぶら)

同じ夜を　ぶらぶら　ぶらぶら

(ぼくらをまとうｌｏｖｅｌｏｖｅｌｏｖｅｌｏｖｅ)

僕らをまとう love love love love

(いえないいえない)

言えない　言えない

(いえないよｂａｂｙ)

言えないよ　baby