【第124回】検定試験2級

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プレイ回数2520難易度(4.2) 1671打 長文 かな
日本語ワープロ検定試験
第124回(令和2年10月)速度問題
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 ももも 6885 S++ 7.4 93.4% 225.1 1667 117 33 2024/10/19
2 ニックネーム 6397 S 6.5 98.0% 256.2 1672 33 33 2024/11/01
3 なり 5240 B+ 5.4 95.9% 305.1 1670 71 33 2024/11/14

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問題文

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(かたづけるのがにがてということもありますが、)

片付けるのが苦手ということもありますが、

(わたしのみのまわりはものであふれています。)

わたしの身の回りは物で溢れています。

(せいりしても、すぐにしゅうのうしきれなくなってしまいます。)

整理しても、すぐに収納しきれなくなってしまいます。

(こどものころにそぼから、)

子供の頃に祖母から、

(なにかすてるたびにもったいないといわれていたからかもしれませんが、)

何か捨てるたびに勿体無いと言われていたからかもしれませんが、

(わたしのなかにはせんざいてきにすてることへのうしろめたさがあるようにおもいます。)

わたしの中には潜在的に捨てることへの後ろめたさがあるように思います。

(だからといって、ぶつよくがないわけではありません。)

だからといって、物欲がないわけではありません。

(あたらしいようふくやかばんなどをこうにゅうすれば、こころがはずんでたのしいきぶんになります。)

新しい洋服やカバンなどを購入すれば、心が弾んで楽しい気分になります。

(すてられないのにかいたいのですから、)

捨てられないのに買いたいのですから、

(ものがふえてしまうのはとうぜんのことでしょう。)

物が増えてしまうのは当然のことでしょう。

(あるけんきゅうしゃは、しょうわのなかごろまでのにほんについて、)

ある研究者は、昭和の中ごろまでの日本について、

(どうぐはもちろん、ぬのやかみなども)

道具はもちろん、布や紙なども

(てっていてきにつかいきってからすてるのがしゅうかんになっていたとのべています。)

徹底的に使い切ってから捨てるのが習慣になっていたと述べています。

(しかし、こうどけいざいせいちょうきにはいり、たいりょうせいさんがはじまると、)

しかし、高度経済成長期に入り、大量生産が始まると、

(よりべんりできのうてき、しかもめあたらしいみりょくてきなせいひんがつぎつぎととうじょうしたことで、)

より便利で機能的、しかも目新しい魅力的な製品が次々と登場したことで、

(しょうもうのそくどをはるかにこえてしまったのです。)

消耗の速度をはるかに超えてしまったのです。

(としぶにすむひとびとをちゅうしんにおこなったあんけーとちょうさのけっかでは、)

都市部に住む人々を中心に行ったアンケート調査の結果では、

(にちじょうせいかつのなかでしゅうのうやかたづけにこまっている、)

日常生活の中で収納や片付けに困っている、

(あるいはすてにくいものはなにかというといにたいし、)

あるいは捨てにくいものは何かという問いに対し、

(だんじょともにようふくとほんだというかいとうがじょういをしめたそうです。)

男女ともに洋服と本だという回答が上位を占めたそうです。

など

(またきるかもしれない、いつかよむかもしれないとおもうと、)

また着るかもしれない、いつか読むかもしれないと思うと、

(すてるけっしんがつかないといういけんがおおいようです。)

捨てる決心がつかないという意見が多いようです。

(せいりをしようとおもいたったさいには、)

整理をしようと思い立った際には、

(つかうかもしれないから、)

使うかもしれないから、

(とりあえずとっておくというしゅうかんをやめたほうがよいでしょう。)

とりあえず取っておくという習慣をやめた方がよいでしょう。

(それははんだんをさきのばしにしたにすぎず、ずっとじたいはかわらないからです。)

それは判断を先延ばしにしたに過ぎず、ずっと事態は変わらないからです。

(れいせいにひつようなものとふようなものをわけていくと、しぜんとむだもわかってくるので、)

冷静に必要な物と不要な物を分けていくと、自然と無駄も分かってくるので、

(よけいなかいものもなくなって)

余計な買い物もなくなって

(けっかてきにはものをたいせつにするというこういにつながっていくでしょう。)

結果的には物を大切にするという行為に繋がっていくでしょう。

(まずは、いっていりょうをこえた、ほかんきかんをすぎた、)

まずは、一定量を超えた、保管期間を過ぎた、

(あたらしいしなをこうにゅうしたなどのように)

新しい品を購入したなどのように

(じぶんなりのきじゅんをきめることからはじめてみましょう。)

自分なりの基準を決めることから始めてみましょう。

(むりなく、きがるにじっこうがかのうなはんいというてんがぽいんとです。)

無理なく、気軽に実行が可能な範囲という点がポイントです。

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