ECHO

(なにげなくかわしたことばは)

何気なく　交わした言葉は

(いまはもうひとりごとになる)

今はもう　ひとりごとになる

(せいじゃくはこころひびかせて)

静寂は心響かせて

(こどくのなかにもこたえはあるなら)

孤独の中にも答えはあるなら

(みみをすまし「もういちど」)

耳を澄まし「もう一度」

(ふたりでとけないくつひもをとき)

二人で解けない　靴紐を解き

(さがしにいくから)

探しにいくから

(おもうほどささったことばは)

想うほど　刺さった言葉は

(はなのなかひそむとげのように)

花の中　潜む刺のように

(ゆっくりとぼくらのこころに)

ゆっくりと僕らの心に

(きずあとをのこしときはきた)

傷跡を残し　時は来た

(めくるのをやめたぺーじのつづきを)

めくるのをやめた　ページの続きを

(ゆびをのばし「もういちど」)

指を伸ばし「もう一度」

(ひとりでとけないなぞときのこたえ)

一人で解けない　謎解きの答え

(やきつけさせてよ)

焼き付けさせてよ

(なみだもあめなのかもわからないなつのひ)

涙も雨なのかも　わからない夏の日

(ひっしにいいわけをさがして)

必死に言い訳を探して

(といきがねおんにしろくかかるふゆのひも)

吐息がネオンに白くかかる冬の日も

(わすれちゃいけないはずだったのに)

忘れちゃいけないはずだったのに

(こどくのなかにもこたえはあるなら)

孤独の中にも答えはあるなら

(みみをすまし「もういちど」)

耳を澄まし「もう一度」

(ふたりではとけないくつひもをとき)

二人では解けない　靴紐を解き

(さがしにいくから)

探しにいくから

(なみだかあめなのかもわからないなつのひ)

涙か雨なのかも　解らない夏の日

(ひっしにいいわけをさがして)

必死に言い訳を探して

(といきがねおんにしろくかかるふゆのひも)

吐息がネオンに白くかかる冬の日も

(わすれちゃいけないはずだったのに)

忘れちゃいけないはずだったのに

(きみといたいかんたんなこと)

君といたい　簡単なこと

(くちにできずひとりにしたね)

口にできず　独りにしたね

(きみといたいかんたんなこと)

君といたい　簡単なこと

(きづくためにこころがあるんだね)

気付く為に　心があるんだね