ねぇ

(よるのらんにんぐ)

夜のランニング

(つきあかりにてらされた)

月明かりに照らされた

(ぼくはひとりに)

僕は独りに

(されたわけではない)

されたわけではない

(かってにぼっちで)

勝手にぼっちで

(かってにひとりになった)

勝手に独りになった

(あたりをみわたしたところで)

辺りを見渡したところで

(ひかりあるところはにぎわい)

光あるところは賑わい

(ふとわれにかえるぼくは)

ふと我に帰る僕は

(いやほんのおんりょうをすこしだけあげた)

イヤホンの音量を少しだけあげた

(そっとぎゅっとしてくれるような)

そっとぎゅっとしてくれるような

(あいてがほしいって)

相手がほしいって

(おもっただけであいてがいないのは)

思っただけで相手がいないのは

(いつものことさ)

いつものことさ

(ねえそうだろ)

ねえそうだろ？

(ふたりのくちやくそくなんてもんは)

2人の口約束なんてもんは

(しんじたぶんだけうらぎられるのさ)

信じた分だけ裏切られるのさ

(またおこってまたまたおこって)

また起こってまたまた怒って

(いもいたくなって)

胃も痛くなって

(きがついたら)

気がついたら

(きみはだまったまんまだったね)

君は黙ったまんまだったね

(そんでぼくがいつもあやまったね)

そんで僕がいつも謝ったね

(いいすぎてごめんね)

「いいすぎてごめんね」

(ふあんとふまんばっかたまって)

不安と不満ばっか貯まって

(でもすきっていってわらうとなんか)

でも好きって言って笑うとなんか

(そんなことわすれてしまうような)

そんなこと忘れてしまうような

(まほうみたいなえがおにだまされてたんだ)

魔法みたいな笑顔に騙されてたんだ

(ねえきいてねえきいて)

ねえ聞いてねえ聞いて

(きみとぼくはうまくやっていけないや)

君と僕はうまくやっていけないや

(だってだってだって)

だってだってだって

(すきなきもちのてんびんはかたむいてるんだ)

好きな気持ちの天秤は傾いてるんだ

(むくんだほっぺをぷにってつまんだって)

むくんだほっぺをプニってつまんだって

(まえみたいにかわいいっておもわなくなった)

前みたいにかわいいって思わなくなった

(きょうもたんたんとすぎてくひびで)

今日も淡々とすぎてく日々で

(こしたんたんとちょうてんめざして)

虎視眈々と頂点目指して

(うたってうたって)

歌って歌って

(そしてねておきてわらっていた)

そして寝て起きて笑っていた

(そんなまいにちをすごして)

そんな毎日を過ごして

(こんなんでいいのか)

こんなんでいいのか？

(ってじもんじとう)

って自問自答

(ごうもんかよっておもうほど)

拷問かよ！って思うほど

(りふじんなじんせいだ)

理不尽な人生だ

(もうそうのなかでだいすたー)

妄想の中で大スター

(げんそうはいつもｄｏｎｔｓｔｏｐ)

幻想はいつもDon't stop!

(せいこうのぞうはしっぱいはないよって)

成功の像は失敗はないよって

(じしんをもってあるいていた)

自信を持って歩いていた

(どっかでひろってきたかのような)

どっかで拾ってきたかのような

(こんきょがひとつもみえないような)

根拠が1つも見えないような

(じしんをかたてににぎって)

自信を片手に握って

(きょうもうたうたうよ)

今日も歌歌うよ

(ねえきいてねえきいて)

ねえ聞いてねえ聞いて

(きみとぼくはうまくやっていけないや)

君と僕はうまくやっていけないや

(だってだってだって)

だってだってだって

(すきなきもちのてんびんはかたむいてるんだ)

好きな気持ちの天秤は傾いてるんだ

(むくんだほっぺをぷにってつまんだって)

むくんだほっぺをプニってつまんだって

(まえみたいにかわいいっておもわなくなった)

前みたいにかわいいって思わなくなった

(あのひはおなじそらを)

あの日は同じ空を

(あるいてあるいてあるいて)

歩いて歩いて歩いて

(てはつなげなくて)

手は繋げなくて

(あのひはしらなかった)

あの日は知らなかった

(きみが)

君が

(ぼくいがいときすしていたこと)

僕以外とキスしていたこと

(ねえきいてねえきいて)

ねえ聞いてねえ聞いて

(ねえ)

ねえ