「文章練習」タイピング

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プレイ回数979難易度(4.4) 2456打 長文 長文モードのみ
文章を口ずさみながら、タイピングを楽しみましょう。
日本語ワープロによる文章タイピングです。
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 desusosu 35954 35.9 100% 69.7 2506 0 49 2024/10/29
2 Naoki.K 5611 A 6.1 92.5% 403.8 2465 199 49 2024/11/05
3 ひろこ 3170 E++ 3.4 93.5% 705.3 2403 167 49 2024/10/30
4 12622001 3123 E++ 3.2 96.4% 759.8 2464 91 49 2024/10/29
5 12622061 2965 E+ 3.2 92.8% 766.1 2461 189 49 2024/11/05

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問題文

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(きょういくとは、)

教育とは、

(がっこうでならったことをすべてわすれたあとにのこっているところのものである。)

学校で習ったことをすべて忘れた後に残っているところのものである。

(ーーあいんしゅたいん)

ーーアインシュタイン

(わたしはうまれたからうまれた。)

私は生まれたから生まれた。

(くいたいからくい、あるきたいからあるき、かんがえたいからかんがえる。)

食いたいから食い、歩きたいから歩き、考えたいから考える。

(ーーむしゃのこうじさねあつ)

ーー武者小路実篤

(このはのそよぎ、かぜのおともしずかにみみをかたむけるこころは、)

木の葉のそよぎ、風の音も静かに耳を傾ける心は、

(げいじゅつをあいし、にんげんをあいするこころである。)

芸術を愛し、人間を愛する心である。

(ーーちゃっぷりん)

ーーチャップリン

(にんげんはどんなときがいちばんこうふくかというと、)

人間はどんな時が一番幸福かというと、

(こうふくになろうとどりょくしているときがもっともこうふくなのである。)

幸福になろうと努力している時が最も幸福なのである。

(にじゅうまえにうつくしくなく、さんじゅうまえにつよくなく、よんじゅうまえにきさいもなく、)

二十前に美しくなく、三十前に強くなく、四十前に機才もなく、

(ごじゅうまえにかねもちでないひとには、すべてのものがうしなわれている。)

五十前に金持ちでない人には、すべてのものが失われている。

(にんげんはじぶんのからだのなかにあるさいのうをじぶんのどりょくでひきだしたら、)

人間は自分の体の中にある才能を自分の努力で引き出したら、

(それをどうたにんのためにやくだてることができるかを)

それをどう他人のために役立てることができるかを

(かんがえていくのがたいせつなのである。)

考えていくのが大切なのである。

(にんげんは、じぶんのしそうというあなにはいってくらしている。)

人間は、自分の思想という穴に入って暮らしている。

(しそうがありのあなのようにちいさいひとは、にんげんのすけーるもちいさくなる。)

思想が蟻の穴のように小さい人は、人間のスケールも小さくなる。

(おおぞらのようにひろいしそうのひとは、おおぞらのようなひろさをもつ。)

大空のように広い思想の人は、大空のような広さを持つ。

(じんせいをこころからしんらいできないということは、)

人生を心から信頼できないということは、

など

(いちめんからいえばじんせいにたいしてけんしんてきなふかいあいじょうをいだいていないことをいみする。)

一面から言えば人生に対して献身的な深い愛情を抱いていないことを意味する。

(あさくしかあいすることのできないにんげんには、)

浅くしか愛することのできない人間には、

(じんせいもあさくしかむくいてくれないのはとうぜんである。)

人生も浅くしか報いてくれないのは当然である。

(ひとはわかいといわれれば、だれしもよろこぶだろう。)

人は若いと言われれば、誰しも喜ぶだろう。

(それは、じぶんのなかにあるたくさんのさいのうのめを)

それは、自分の中にあるたくさんの才能の芽を

(ーーかのうせいとよんでもいいがーー)

ーー可能性と呼んでもいいがーー

(じぶんのどりょくでひきだし、それをそだてていくじかんが、)

自分の努力で引出し、それを育てて行く時間が、

(これからさきにたくさんよういされているからである。)

これから先にたくさん用意されているからである。

(しゅみはじぶんのこころのあるぶぶんをかいてきにまんぞくさせてくれるしゅだんである。)

趣味は自分の心のある部分を快適に満足させてくれる手段である。

(しゅみをもとめていくなかでもっともたのしいのは、)

趣味を求めていく中で最も楽しいのは、

(いっぽいっぽぜんしんしようとしているときである。)

一歩一歩前進しようとしている時である。

(しゅみのよさはどこにあるかというと、それはゆとりである。よゆうである。)

趣味の良さはどこにあるかというと、それはゆとりである。余裕である。

(にんげんはよきひま、よきゆとりのうえに、ぶんめいやぶんかをはってんさせてきた。)

人間は良き暇、良きゆとりの上に、文明や文化を発展させてきた。

(きょういくというのは、いっしょうかかってじぶんをそだてあげていくだいろまんなのである。)

教育というのは、一生かかって自分を育て上げていく大ロマンなのである。

(ろまんをもちあわせているのはおとこなのだ。)

ロマンを持ち合わせているのは男なのだ。

(おんなにはかんしょうのなみだはあるかもしれないが、そうだいなろまんにはかけるのだ。)

女には感傷の涙はあるかも知れないが、壮大なロマンには欠けるのだ。

(おとこはなにかをつくりだすのうりょくにおいてすぐれ、)

男は何かを創り出す能力において優れ、

(おんなはなにかをまもっていくのうりょくにおいてすぐれているのである。)

女は何かを守っていく能力において優れているのである。

(おとこがろまんをうしなうと、)

男がロマンを失うと、

(しゃかいにみらいにたいするきぼうがなくなってしまうのである。)

社会に未来に対する希望がなくなってしまうのである。

(さんじゅうだいのこうはんから、わたしはしゅざいにくるきしゃたちにこういったものである。)

三十代の後半から、私は取材に来る記者たちにこう言ったものである。

(「ていねんがごじゅうろっさいならば、)

「定年が五十六歳ならば、

(ごじゅうななのときにはげたをはいてにほんちゅうをぶらぶらあるいて、)

五十七の時には下駄を履いて日本中をぶらぶら歩いて、

(じぶんがにほんふうどのうえにいきたにほんじんであることをたしかめ、)

自分が日本風土の上に生きた日本人であることを確かめ、

(ごじゅうはちのときには、せかいちゅうのびじゅつかんやはくぶつかんをあるいて、)

五十八の時には、世界中の美術館や博物館を歩いて、

(じぶんがにんげんのれきしのなかにほんのわずかそんざいしたことをかくにんし、)

自分が人間の歴史の中にほんのわずか存在したことを確認し、

(ごじゅうきゅうのときには、かきたいだけのことをかきのこし、)

五十九の時には、書きたいだけのことを書き残し、

(ろくじゅうになったら、えだぶりのいいまつのきをさがしてあるきたいですね。」)

六十になったら、枝ぶりのいい松の木を探して歩きたいですね。」

(ーーすずきけんじ「じぶんがくのすすめ」)

ーー鈴木健二『自分学のすすめ』

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