変わらないもの / KAKASHI

(さよならつげたはずのあのひをおもいだして)

さよなら告げたはずの　あの日を思い出して

(さみしくてかなしくて)

寂しくて　悲しくて

(もどりたくなったりするけど)

戻りたくなったりするけど

(いまさらもどれないことを)

今さら戻れない事を

(かなしむじかんはない)

悲しむ時間はない

(さみしさもかなしさも)

寂しさも　悲しさも

(いつかきえてしまうだろう)

いつか消えてしまうだろう

(たいせつなことをわすれていったり)

大切な事を忘れていったり

(あなたのこえをわすれてたり)

あなたの声を忘れてたり

(なくしていくものがおおすぎて)

失くしていくものが多すぎて

(いやになってしまうけど)

嫌になってしまうけど

(いつまでもかわらない)

いつまでも変わらない

(そんなものをさがして)

そんな物を探して

(ちっぽけなねがいだって)

ちっぽけな願いだって

(わらわれてもかまわないよ)

笑われても構わないよ

(いつのひかこのいまも)

いつの日かこの今も

(かこにかわってゆく)

過去に変わってゆく

(それでもきっとこころにのこるものが)

それでもきっと心に残るものが

(いつまでもかわらないものだろう)

いつまでも変わらないものだろう

(どうせいつかわすれるから)

どうせいつか忘れるから

(どうせいつかうしなうから)

どうせいつか失うから

(でもねうしなうために)

でもね　失うために

(てにするものなどひとつもないだろう)

手にするものなど１つもないだろう

(いつまでもかわらないものがここにある)

いつまでも変わらないものがここにある

(きづかぬままいつのまにか)

気付かぬまま　いつの間にか

(そのてにつよくにぎってある)

その手に強く握ってある

(いつのひかこのいまが)

いつの日かこの瞬間が

(かこにかわっても)

過去に変わっても

(そのてでぎゅっとにぎってはなさないで)

その手でぎゅっと握って　離さないで

(こころにきざむわすれたくないとねがって)

心に刻む　忘れたくないと願って

(いつかおもいだせなくなっても)

いつか思い出せなくなっても

(ずっとこころのなかにあるさ)

ずっと心の中にあるさ

(いつまでもきっとかわらないもの)

いつまでもきっと変わらないもの