ビジネス文書検定1級速度部門対策 その５
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ynv | 7737 | 神 | 8.0 | 96.0% | 196.2 | 1583 | 65 | 38 | 2025/02/03 |
| 2 | きりん | 6702 | S+ | 6.9 | 96.6% | 225.9 | 1568 | 54 | 38 | 2025/03/07 |
| 3 | maro | 6702 | S+ | 6.9 | 96.6% | 230.8 | 1602 | 55 | 38 | 2025/03/14 |
| 4 | なんちゃん | 6067 | A++ | 6.2 | 97.1% | 253.0 | 1581 | 46 | 38 | 2025/03/15 |
| 5 | 21060236 | 6032 | A++ | 6.4 | 94.4% | 243.5 | 1560 | 91 | 38 | 2025/03/02 |
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問題文
(みなさんは、ふくりこうせいとはなにかをしっているだろうか。)
皆さんは、福利厚生とは何かを知っているだろうか。
(かいへいほようしょやｉｓａほようしょしすてむなどが、)
海兵保養所やＩＳＡ保養所システムなどが、
(まっさきにおもいうかぶかもしれない。)
真っ先に思い浮かぶかもしれない。
(しかし、ふくりこうせいはれじゃーかんれんだけではない。)
しかし、福利厚生はレジャー関連だけではない。
(きゅうよとはべつにしはらわれる「ほうしゅう」というめんがある。)
給与とは別に支払われる「報酬」という面がある。
(つまりふくりこうせいは、)
つまり福利厚生は、
(わたしたちのせいかつをゆたかにするためのりえきといってもいいだろう。)
私たちの生活を豊かにするための利益と言ってもいいだろう。
(したがってこれこそが、)
したがってこれこそが、
(がくせいがきぎょうをせんたくするさいの、)
学生が企業を選択する際の、
(きんむちやきゅうよなどにならぶじゅうようなせんたくしのひとつなのである。)
勤務地や給与などに並ぶ重要な選択肢の一つなのである。
(そんなふくりこうせいだが、)
そんな福利厚生だが、
(いったいいつからはじまったのだろうか、)
いったいいつから始まったのだろうか、
(れきしをしらべてみた。)
歴史を調べてみた。
(えどじだいをれいにあげてみよう。)
江戸時代を例にあげてみよう。
(とうじのあきないのせかいは「ほうこう」という、)
当時の商いの世界は「奉公」という、
(てんしゅをいくせいするためのこようけいたいがしゅりゅうだった。)
店主を育成するための雇用形態が主流だった。
(さいしょは、でっちとして１０さいくらいからしゅじんのいえにすみこみではたらき、)
最初は、出路として１０歳くらいから主人の家に住み込みで働き、
(なんときゅうよはぜろ。ろうどうのたいかは、)
なんと給与はゼロ。労働の対価は、
(すみこみによるいしょくじゅうのほしょうのほか、)
住み込みによる衣食住の保証のほか、
(やすみとしてはおぼん・くれのねん２かいだけ、)
休みとしてはお盆・暮れの年２回だけ、
(ほかにはじっかへのてみやげなどがしきゅうされるていどだった。)
ほかには実家への手土産などが支給される程度だった。
(いちにんまえになると、しきんもしきゅうされ、)
一人前になると、資金も支給され、
(じぶんのいえをもつこともゆるされたが、)
自分の家を持つことも許されたが、
(それまでのやく１０ねんかんは、)
それまでの約１０年間は、
(げんだいでいうふくりこうせいでのみせいかつをするろうどうかんきょうだったようだ。)
現代でいう福利厚生でのみ生活をする労働環境だったようだ。
(つまりこのじだいは、)
つまりこの時代は、
(いしょくじゅうやきゅうじつなどがきゅうよそのものとかんがえられていた。)
衣食住や休日などが給与そのものと考えられていた。
(そのあとのたいしょうじだい、)
その後の大正時代、
(ふくしまけんこうじょうきょうかいせつりつじのきょうぎじこうのなかには、)
福島県工場協会設立時の協議事項の中には、
(ぎむきょういくがみしゅうりょうのがくれいじどうをこようするこうじょうでは、)
義務教育が未修了の学齢児童を雇用する工場では、
(しゅうがくじょう、ひつようなそちをとることがめいきされている。)
就学上、必要な措置をとることが明記されている。
(このことは、)
このことは、
(しゅうろうによってこんなんとなるきょういくきかいをまかなうさーびすがあったことをしめし、)
就労によって困難となる教育機会をまかなうサービスがあったことを示し、
(たいしょうじだいにはふくりこうせいがあったとおもわれる。)
大正時代には福利厚生があったと思われる。
(げんだいにおいて、きぎょうは、)
現代において、企業は、
(じゅうぎょういんがかつりょくをもってしごとにしゅうちゅうできるかんきょうをつくるひつようがある。)
従業員が活力を持って仕事に集中できる環境を作る必要がある。
(このためにもふくりこうせいをどうにゅうすることで、)
このためにも福利厚生を導入することで、
(そのさぽーとがかのうとなるであろう。)
そのサポートが可能となるであろう。