GENESIS ARIA

(あらわるさだめからみつくせんりつを)

顕(あらわ)れる運命(さだめ) 絡みつく旋律を

(ひかりはそのてにはじまりへのありあ)

光はその手に 創まりへのアリア

(さびつくこころにうつりこむかなしみは)

錆つく心に 映り込む悲しみは

(さしだすかくごときょうめいするように)

差し出す覚悟と 共鳴するように

(きみをさがしていたここで)

君を探していた 此処で

(いまめをちをみをもやす)

今 瞳(め)を血を身を燃やす

(そうせいのこえがきこえるだろう)

創世の声が聞こえるだろう

(しんじつもうらぎりもぜんぶまばゆいひかりにいだかれて)

真実も裏切りも全部 目映い光に抱かれて

(つみをどうかゆるしそしてきえぬあいとなれ)

罪を、どうか 赦し、そして 消えぬ愛となれ

(かいこうにしるされたきぼうしんじたいきずな)

邂逅に印された希望 信じたい絆

(もっとたかくひびくそらへであえるたびだち)

もっと高く響く空へ 出会える旅立ち

(まよいはかげりをよわさはゆがむえみを)

迷いは翳(かげ)りを 弱さは歪む笑みを

(ふりはらうやみにおもいでをかさねて)

振り払う闇に 思い出を重ねて

(すべてのいんががこのといをえらぶなら)

全ての因果が この問いを選ぶなら

(こたえはいつでもふきだすかぜのねに)

答えはいつでも 吹き出す風の音(ね)に

(きみはきづくはずさ)

君は気づくはずさ

(やさしいゆうきによばれていたと)

優しい勇気に呼ばれていたと

(よあけをまつようにそれは)

夜明けを待つようにそれは

(ただひとつてらししめすしるべ)

唯(ただ)一つ 照らし示す標(しるべ)

(そうせいのこえにみちびかれてさだめのまま)

創世の声に導かれて 運命(さだめ)のまま

(けつだんはみちのたかなりにまもるべきあしたのために)

決断は未知の高鳴りに 護(まも)るべき明日の為に

(だからどうかかおをあげてともにいきよう)

だから、どうか 顔をあげて 共に生きよう

(どうこくはやがてあたらしいいみをなすだろう)

慟哭はやがて新しい意味を成すだろう

(もっとみみをむねをつかむこどうをきざんで)

もっと耳を胸を掴む 鼓動を刻んで

(はじまるたびだち)

創まる旅立ち