百日草

(くずれおちるとわのさだめ)

崩れ落ちる　永久の定め

(ぬくもりはきえていろもなく)

ぬくもりは消えて　色も無く

(めのまえにはよわくもろい)

目の前には　弱く脆い

(うたわれるせかいただひとりかなしみでくだけようとも)

うたわれる世界　ただ一人　哀しみで砕けようとも

(ゆめのなかときをこえていきてゆける)

夢の中　時を超えて　生きてゆける

(しろいはなびらにあなたのおもかげきざみ)

白い花びらに　あなたの面影刻み

(あおいそらたかくとどけようなもなきこのとき)

蒼い空高く届けよう　名も無きこの時

(ゆめのなかあなたのおもかげさがす)

夢の中　あなたの面影探す

(めぐりあえるきせきをしんじて)

巡り会える奇跡を信じて

(こぼれおちるなみだのあめかげもないへやでひとりまつ)

零れ落ちる　涙の雨　影もない部屋で　一人待つ

(めをとじるとふかくしずむせいじゃくのせかい)

目を閉じると　深く沈む　静寂の世界

(このうでのぬくもりがきえるそれまで)

この腕の温もりが消える　それまで

(まぼろしかゆめでもだきしめてほしい)

幻か夢でも　抱きしめて欲しい

(あかいはなびらはあなたのこどうのようで)

紅い花びらは　あなたの鼓動のようで

(とおいひのきおくとざされたこころをゆさぶる)

遠い日の記憶　閉ざされた心を揺さぶる

(やみのなかとじこめられたとしても)

闇の中　閉じ込められたとしても

(ひかりみつけめぐりあうはず)

光見つけ　めぐり会うはず

(あなたがのこしたこのとききえることはきっとない)

あなたが残したこの時　消えることはきっとない

(まただれかにとどくだろうしらじらとよがあけてゆくきょうも)

また誰かに届くだろう　白白と夜が明けてゆく　今日も

(しろいはなびらにあなたのおもかげきざみ)

白い花びらに　あなたの面影刻み

(あおいそらたかくとどけようなもなきこのとき)

蒼い空高く届けよう　名も無きこの時

(ゆめのなかあなたのおもかげさがす)

夢の中　あなたの面影探す

(めぐりあえるきせきをしんじて)

巡り会える奇跡を信じて