影鬼
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歌詞(問題文)
(いたらないうたうたいは「このゆびとまれ」と)
至らない唄謡いは「この指止まれ」と
(とわのないかぎりあるじくうにきえてしまうまえに)
永遠の無い 限り在る時空に消えてしまう前に
(せいじゃくのおとつらつらとのーと)
静寂の音 つらつらとノート
(つかれたちょっとうつらうつらもうろう)
疲れたちょっとうつらうつら朦朧
(いままでのことこれからのことこめるのはそうとうゆうきがひつよう)
今までの事これからの事込めるのは相当勇気が必要
(あなたがやどるかさになりたいそらにただようことだまつかい)
貴方が宿る傘に為りたい 空に漂う言霊使い
(あなたがかえるばしょでありたいあおぞらのしたひとりにならぬように)
貴方が帰る場所で在りたい 青空の下独りにならぬ様に
(しりょくのたいかしたこうもりはこうといかけました)
視力の退化した蝙蝠はこう問い掛けました
(「あのそらはなにいろ?」ゆめをみせてやりたかった)
「あの空は何色?」 夢を見せてやりたかった
(おれのいちごいっくよひかりとなれ)
俺の一語一区よ 光となれ
(てんしのはねをはぎとっておーけすとらひきつれて)
天使の羽を剥ぎ取って オーケストラ引き連れて
(「そばにいるよ」とうたえどしょせんだきしめられない・・・)
「傍に居るよ」と唄えど所詮抱き締められない・・・
(またきせつはおわりをつげて)
また季節は終わりを告げて
(あなたはおれをわらうだろうなきわめいたならくのそこ)
貴方は俺を笑うだろう 泣き喚いた奈落の底
(せいじゃくのおとつらつらとのーと)
静寂の音 つらつらとノート
(つかれたちょっとうつらうつらもうろう)
疲れたちょっとうつらうつら朦朧
(いままでのことこれからのことこめるのはそうとうゆうきがひつよう)
今までの事これからの事込めるのは相当勇気が必要
(くじゃくのようにきれいでいたいかげにとまどうことだまつかい)
孔雀のように綺麗でいたい 影に戸惑う言霊使い
(あげはのようにきれいでいたいくらやみのなかひにとびこまぬように)
揚羽のように綺麗でいたい 暗闇の中火に飛び込まぬ様に
(おぞましいぎょうそうのおによ)
悍ましい形相の鬼よ
(おれがおれであるためにわがかげをふみつぶせ)
俺が俺で在るために わが影を踏み潰せ
(はいきがすまみれのあさにかすんでしまわぬよう)
排気ガス塗れの朝に 霞んで仕舞わぬ様
(よごれることなかれ)
汚れる事なかれ
(”いたらないうたうたい”おれはそれでいい)
"至らない唄謡い" 俺はそれでいい
(ささいなにちじょうになみだしていたいから)
些細な日常に涙していたいから
(-「みつけてくれてありがとう」がらがらごえでつぶやいた)
-「見つけてくれてありがとう」 ガラガラ声で呟いた
(あかねいろのあめあがりさいれんがないた)
茜色の雨上がり サイレンが鳴いた
(ばらけたからだをあつめてひがくれるまえにかえろう)
バラけた身体を集めて 陽が暮れる前に帰ろう
(やみはもうじゅうぶんだろう?-)
闇はもう十分だろう?-
(かげがあるならひかりがある)
影が在るなら光が在る
(ほうていしきのでんせんびょうそれがおれのやくわりでいきているいみ)
方程式の伝染病 それが俺の役割で生きている意味
(「なにもできない”かみ”よりもなにかできる”おに”でいよう」)
「何も出来ない"神"よりも何か出来る"鬼"でいよう」
(そうちかったならくのそこ)
そう誓った奈落の底
(おにさんこちらてのなるほうへにげもしなけりゃかくれもしない)
鬼さんこちら手の鳴る方へ 逃げもしなけりゃ隠れもしない
(おにさんこちらてのなるほうへここにいるよ)
鬼さんこちら手の鳴る方へ 此処に居るよ
(ここにいるよ...)
此処に居るよ...