はつ恋　FULL

(うんめいはしろいなつのひざしでぼくのといきすべてうばってく)

運命は白い夏の日差しで　僕の吐息すべて奪ってく

(よくとおるわらいごえ)

よく通る笑い声

(きまぐれなあなたのひとみのまほう)

気まぐれなあなたの瞳の魔法

(ぼくはめいろをいったりきたりこのままとじこめていて)

僕は迷路を行ったり来たり　このまま閉じこめていて

(そばにいられたならこころふるえて)

そばにいられたなら　心震えて

(ぼくひとりをみつめてほしくて)

僕一人を見つめてほしくて

(かくしててもわかってたよね)

隠してても　わかってたよね

(あなたにこいこがれてたぼくのこと)

あなたに恋い焦がれてた僕のこと

(つやめいたぼくはあなたを)

艶めいた(僕はあなたを)

(ねこなでごえあいしているから)

猫なで声(愛しているから)

(あなたのしせんのさきにはぼくのすがたがないのだとしても)

あなたの視線の先には僕の姿がないのだとしても

(こいはなにもかもかえてしまう)

恋は何もかも変えてしまう

(だからひとりでかなしまないで)

だからひとりで悲しまないで

(ｋｉｓｓｙｏｕｍｉｓｓｙｏｕ)

(kiss you, miss you)

(なかないで)

泣かないで

(ｋｉｓｓｙｏｕｍｉｓｓｙｏｕ)

(kiss you, miss you)

(そばにいるよ)

そばにいるよ

(びろーどのくろくつよいまなざしが)

天鵞絨の黒く強いまなざしが

(ぼくにめいじたのならどんながけでもこわくはない)

僕に命じたのならどんな崖でも怖くはない

(ぼくはいつだってゆめみてたんだ)

僕はいつだって　夢見てたんだ

(そのてのこうにくちづけるひを)

その手の甲に口づける日を

(かくせなくてこぼれおちてくおもいがあなたにとどかなくても)

隠せなくてこぼれ落ちてく想いがあなたに届かなくても

(いじわるなぼくはあなたに)

いじわるな(僕はあなたに)

(しうちさえもひざまずいている)

仕打ちさえも(ひざまずいている)

(ぼくのこころのはなばながほかならぬあなたにもぎとられて)

僕の心の花々が他ならぬあなたにもぎ取られて

(むじひなしろいたいようがいまくろくやさしいやみにのまれて)

無慈悲な白い太陽がいま　黒く優しい闇に飲まれて

(いくせんのよるねむれないぼくはひとりであなたのこえ)

幾千の夜　眠れない僕はひとりであなたの声

(そっとさがしてる)

そっと探してる

(いくおくのあさめざめたらぼくはひとりであなたのかげ)

幾億の朝　目覚めたら僕はひとりであなたの影

(いまだきしめて)

いま　抱きしめて

(かえらないぼくはしょうがい)

還らない(僕は生涯)

(なつかしいひびあなたをおもう)

懐かしい日々(あなたを想う)

(あなたのしせんのさきにはぼくのすがたがないのだとしても)

あなたの視線の先には僕の姿がないのだとしても

(こいはなにもかもかえてしまう)

恋は何もかも変えてしまう

(だからこころすれちがっても)

だから心すれ違っても

(はつこいのはなばながほかならぬあなたにもぎとられて)

はつ恋の花々が他ならぬあなたにもぎ取られて

(むじひなしろいたいようがいまくろくやさしいやみにきえゆく)

無慈悲な白い太陽がいま　黒く優しい闇に消えゆく

(ｋｉｓｓｙｏｕｍｉｓｓｙｏｕ)

(kiss you, miss you)

(わすれないこのこいを)

忘れない　この恋を

(ｋｉｓｓｙｏｕｍｉｓｓｙｏｕ)

(kiss you, miss you)