squall

(わかっているとてをのばした)

解っていると 手を伸ばした

(とどいたきみのこえとぎれてく)

届いた君の声 途切れてく

(いつかのおもいでたちがこのむねをこがしてく)

いつかの思い出たちが この胸を焦がしてく

(うるんだきみのひとみはいまなにをうつしてるの)

潤んだ君の瞳は 今何を写してるの

(どうこくのねにくちたいとおしさうごけない)

慟哭の音に 朽ちた愛しさ 動けない

(ゆきばのないかなしみにおしよせる)

行き場のない悲しみに押し寄せる

(やわらかなきおくたちわかってるから)

やわらかな記憶たち 解ってるから

(あとすこしすこしだけそばにいたい)

あと少し少しだけそばにいたい

(どうしようもないきもちゆるしてと)

どうしようもない気持ち 許してと

(ふれたあいをてばなせずに)

触れた愛を 手放せずに

(いとしいひとわすれたりしないずっと)

愛しい人忘れたりしない ずっと

(せまるときをみつめて)

迫るときを見つめて

(いつからそばにいただろうそのこえにみちびかれ)

いつから側にいただろう その声に導かれ

(やさしいひびきのなかにほんとうのつよさをしった)

優しい響きの中に 本当の強さを知った

(えらぶべきみちしゅくめいのかぜゆくからと)

選ぶべき道 宿命の風 行くからと

(てばなしてだきよせてめぐりあう)

手放して 抱き寄せて 巡り会う

(そんざいをしんじてくただそれだけど)

存在を信じてく ただそれだけど

(あたたかなぬくもりをだきしめた)

暖かな温もりを抱きしめた

(まもりたいまもるからちかいをむねに)

守りたい 守るから 誓を胸に

(なみだあふれにじむせかいさよならじゃない)

涙溢れ 滲む世界 さよならじゃない

(すくいたいとたちあがる)

救いたいと立ち上がる

(もうまよわないここからいくよ)

もう迷わない ここから行くよ

(ゆきばのないかなしみにおしよせた)

行き場のない悲しみに押し寄せた

(やわらかなきおくたちまもるべきひと)

やわらかな記憶たち 守るべき人

(いまつよくつよくなってたちむかう)

今強く強くなって立ち向かう

(このあいをとりもどすそのために)

この愛を取り戻す そのために

(あいしているとてをはなした)

愛していると 手を離した

(まけたりしないからまっていて)

負けたりしないから 待っていて

(いつかかならずむかえにゆく)

いつか 必ず迎えに行く