POP SONG/米津玄師

(ちゃらけたあいをうたってるべいびー)

ちゃらけた愛を歌ってるベイビー

(きらめいてしっくなめろでぃ)

煌めいてシックなメロディ

(だれもみあたらない)

誰も見当たらない

(よるがまたひとつ)

夜がまたひとつ

(あたまからっぽちーぷなはーもにー)

頭空っぽチープなハーモニー

(だれだってあいされたいのに)

誰だって愛されたいのに

(いらないことばかり)

いらないことばかり

(くちをつくしまつ)

口をつく始末

(どうしちゃったのみんな)

どうしちゃったの皆

(そんなつらでみんな)

そんな面で見んな

(まともじゃないよあなたがた)

まともじゃないよあなた方

(あーけんけんがくがくさんざっぱら)

あー喧々諤々さんざっぱら

(あめにうたえば)

雨に唄えば

(なんてはれやかだ)

なんて晴れやかだ

(さぞかしたいそうたのしかろ)

さぞかし大層楽しかろ

(あーりんりんらんらんあっぱっぱらぱー)

あーりんりんらんらんあっぱっぱらぱー

(わんつーすりーであいをこめて)

1 2 3 で愛を込めて

(もういっしょうあそぼうぜ)

もう一生遊ぼうぜ

(じゅんびしてきたものすべてばらまいて)

準備してきたもの全てばら撒いて

(そうさどうせなにもかも)

そうさどうせ何もかも

(ぜんぶくだらねえ)

全部くだらねえ

(きみだけのうたうたってくれ)

君だけの歌歌ってくれ

(それもまたぜんぶくだらねえ)

それもまた全部くだらねえ

(だらけたこいがしたいのされいでぃ)

だらけた恋がしたいのさレイディ

(もらりすとあきれるせおりー)

モラリスト呆れるセオリー

(いやなことばかり)

嫌なことばかり

(はるがすぎていく)

春が過ぎていく

(ねこあしのばすたぶでふらいばい)

猫足のバスタブでフライバイ

(とんじゃっておちゃのこさいさい)

飛んじゃってお茶の子さいさい

(となえるじゅもんは)

唱える呪文は

(びびでばびびでぶー)

ビビデバビビデブー

(わがすとーりー)

我がストーリー

(あいのなすとおり)

愛の成す通り

(いきてたいむちゅうに)

生きてたい夢中に

(すべてがあそびのように)

全てが遊びの様に

(いじょうにくだらねえよなにもかも)

異常にくだらねえよ何もかも

(きみだけのうたうたってくれ)

君だけの歌歌ってくれ

(どうかしてるどうかしてる)

どうかしてるどうかしてる

(あいつもそいつもみんなへんだ)

あいつもそいつもみんな変だ

(ちょっとついていけないたのしめない)

ちょっとついていけない楽しめない

(いかれてるえくすたしー)

イカれてるエクスタシー

(どうかしてるどうかしてる)

どうかしてるどうかしてる

(すべてがぜんぶくだらねえんだ)

全てが全部くだらねえんだ

(きみだけのうたうたってくれ)

君だけの歌歌ってくれ

(すばらしいほどばかばかしい)

素晴らしいほど馬鹿馬鹿しい

(これぞもとめていたじんせい)

これぞ求めていた人生

(きみはだれだ)

君は誰だ

(おしえてくれよ)

教えてくれよ

(どうせなにもないだろう？)

どうせ何もないだろう？

(やかましいことはなはだしい)

喧しいこと甚だしい

(これぞかちのあるじんせい)

これぞ価値のある人生

(だれでもいいけどきみがいいんだよ)

誰でもいいけど君がいいんだよ

(あいをうたっておくれ)

愛を歌っておくれ

(それもまたぜんぶくだらねえ)

それもまた全部くだらねえ