摩天楼の雨男
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歌詞(問題文)
(しずかにふりだしたまてんろうのなみだ)
静かに降りだした 摩天楼の涙
(ふたりながめるすいじょうきとまどにてあかのあとそっとのこすよ)
二人 眺める水蒸気と窓に 手あかの跡そっと残すよ
(ふわふわげんじつのきみ)
フワフワ 現実の君
(どろどろめのまえでとけてみみもとでささやくことばだけ)
ドロドロ 目の前で溶けて耳元で囁く言葉だけ
(いつかまたたかすぎるあのかんらんしゃで)
『いつかまた 高過ぎる あの観覧車で』
(だれよりもきみがこわがっていたいまぼくがひとりこうてつのなみだを)
誰よりも君が怖がって居た 今 僕が独り鋼鉄の涙を
(ふりしきるあめでかためてながすよまてんろうからせかいのどこかへとどけばいい)
降りしきる雨で固めて流すよ摩天楼から 世界の何処かへ届けばいい
(ふたりいやなひるま、ゆめをながめてくずれてゆくじかんごまかして)
二人 嫌な昼間、夢を眺めて崩れてゆく 時間誤魔化して
(ふらふらいしきあいまい)
フラフラ 意識曖昧
(どろどろはなれてゆくきみのかたちがぼくにつげたんだ)
ドロドロ 離れてゆく君のかたちが僕に告げたんだ
(きょうもどしゃぶりだね。あめと、おどろう。)
『今日も土砂降りだね。雨と、踊ろう。』
(だれよりもきみがこわがっていたばしょにいまぼくがひとりこうてつのなみだを)
誰よりも君が怖がって居た場所に 今 僕が独り鋼鉄の涙を
(ふりしきるあめでかためてながすよまてんろうからせかいのどこかへとどけばいい)
降りしきる雨で固めて流すよ摩天楼から 世界の何処かへ届けばいい
(もうきみをまつこのすこしおおきめなかさはすててしまおう)
もう 君を待つこの少し大きめな傘は捨ててしまおう
(ahすれちがうかげにきみはみえないのにきみをさがしてしまうよ)
Ah すれ違う影に君は見えないのに 君を探してしまうよ
(なによりもきみがこわがっていたものがぼくにもすこしわかったようなきがする)
何よりも君が怖がって居たものが僕にも少し解ったような気がする
(いつまでもやまないあめがおしえてくれたじぶんのよわさをいまみくだして)
何時までも止まない雨が教えてくれた 自分の弱さを 今 見下して
(せかいのどこかできみがひとりうたうのなら)
世界の何処かで君が一人唄うのなら
(いつまでもひとりでぼくはここにいるからいつかやくそくした、まてんろうに。)
何時までも独りで僕はここにいるから いつか約束した、摩天楼に。