手紙

(ねむるまえにちょっぴりつまみあげたきおくで)

眠る前にちょっぴり　つまみ上げた記憶で

(なんかくいてしまったり)

なんか悔いてしまったり

(あのころはさっぱりみぎもひだりもなくて)

あの頃はさっぱり　右も左もなくて

(きみをいためてしまったかもね)

君を痛めてしまったかもね

(ごめん)

ごめん

(あのときもしもすきにとびこんでたら)

あの時もしも　好き　に飛び込んでたら

(そんなありもしないこと)

そんなありもしないこと

(そんなありもしないこと)

そんなありもしないこと

(おもっておもいつづけて)

思って　想い続けて

(なにやってるんだろう)

何やってるんだろう

(せかいがまきもどってもぼくは)

世界が巻き戻っても僕は

(なにかかわるのだろうか)

何か変わるのだろうか？

(つみかさねてきたものこそがぼくだ)

積み重ねてきたものこそが僕だ

(くやみねたみかえりみ)

悔やみ妬み省み

(それこそがぼくだ)

それこそが僕だ

(わかるわかるきもちがわかる)

わかる　わかる　気持ちがわかる

(だからぼくはやさしくつよい)

だから僕は　優しく強い

(みらいのじぶんにてがみはかけそうですか)

未来の自分に　手紙は書けそうですか？

(なんかぺんがとまったり)

なんかペンが止まったり

(しっぱいすることおそれてなにもかけない)

失敗すること　恐れて何も書けない

(そんなひもある)

そんな日もある？

(とけいのはりすすんでもぼくは)

時計の針進んでも僕は

(なにかかわるのだろうか)

何か変わるのだろうか？

(つみかさねてきたものこそがぼくだ)

積み重ねてきたものこそが僕だ

(おそれなげきふみだせずにいるぼくだ)

恐れ嘆き踏み出せずにいる僕だ

(わかるわかるきもちがわかる)

わかる　わかる　気持ちがわかる

(だからぼくがだきしめにゆくよ)

だから僕が　抱きしめに行くよ

(だきしめにゆくよ)

抱きしめに行くよ

(いまのぼくののぞみは)

今の僕の望みは？

(いまのきみののぞみは)

今の君の望みは？

(ふりかえってるひまは)

振り返ってる暇は

(これっぽっちもないし)

これっぽっちもないし！

(つみかさねてきたものこそがぼくだ)

積み重ねてきたものこそが僕だ

(おそれなげきふみだせずにいるぼくだ)

恐れ嘆き踏み出せずにいる僕だ

(わかるわかるきもちがわかる)

わかる　わかる　気持ちがわかる

(だからぼくがだきしめにゆくよ)

だから僕が　抱きしめに行くよ

(またここであおう)

またここで会おう