ハルシオン

(なんかいでもきいてるけど)

何回でも聞いてるけど

(かんぐんないでしょうそうそう)

勘ぐんないでしょう、そうそう

(ねえしゅうぜんとしてわらうけど)

ねえ　愁然として笑うけど

(そうじょうたいのけっきょく)

躁状態の結局

(あいじょうのかぶそく)

愛情の過不足

(あのこはあのこがすき)

あの子はあの子が好き

(しらないまちで)

知らない街で

(いつまでもここ)

いつまでもここ

(しこうのよはくがぼうそうする)

思考の余白が暴走する

(そのよちをふさぐしゅうきょくああ)

その余地を塞ぐ終局　ああ

(きみのためならしねるなんていう)

君のためなら死ねるなんて言う

(みょうとそのこえ)

妙とその声

(ふみんできらめくかくまく)

不眠で煌めく角膜

(もうだめだとわらうそのまえにさあ)

もうダメだと笑うその前にさあ

(あいとせいぎがきょうそうすることを)

愛と正義が協奏することを

(おしえておしえてよ)

教えて　教えてよ

(そうなんかいでもきいてるけど)

そう　何回でも聞いてるけど

(かんぐんないでしょうそうそう)

勘ぐんないでしょう　そうそう

(ねえしゅうぜんとしてわらうけど)

ねえ　愁然として笑うけど

(そうじょうたいのけっきょく)

躁状態の結局

(いかないでね)

行かないでね

(いつまでもここ)

いつまでもここ

(にげてもいいよとわらって)

逃げてもいいよと笑って

(さいてまたたくごぜんといばしょああ)

咲いて瞬く午前と居場所　ああ

(せかいがおわるときづいてたのは)

世界が終わると気づいてたのは

(あなたそのこえ)

あなた　その声

(けむりになってくゆびさき)

煙になってく指先

(ゆめとうつつのあいだでだきしめて)

夢とうつつの間で抱きしめて

(きえないひかりをともして)

消えない光をともして

(それでこきゅうをわすれるよ)

それで呼吸を忘れるよ

(わすれるよ)

忘れるよ

(いかないでね)

行かないでね

(いつまでもここ)

いつまでもここ

(おわりをつげたらわらって)

終わりを告げたら笑って

(こんなものではないとさけびたくても)

こんなものではないと叫びたくても

(ぜんちぜんのうのきょだいなそのこたえにのまれる)

全知全能の巨大なその答えに　呑まれる

(あいのどんつうとふみんしょう)

愛の鈍痛と不眠症

(のうのすりへるそくどでしずむああ)

脳のすり減る速度で沈む　ああ

(いきをとめてもとまらない)

息を止めても止まらない

(いまもわたしをみている)

今も私を見ている

(しこうのよはくがぼうそうする)

思考の余白が暴走する

(そのよちをふさぐしゅうきょくああ)

その余地を塞ぐ終局　ああ

(きみのためならしねるなんていう)

君のためなら死ねるなんて言う

(みょうとそのこえ)

妙とその声

(ふみんできらめくかくまく)

不眠で煌めく角膜

(もうだめだとわらうそのまえにさあ)

もうダメだと笑うその前にさあ

(あいとせいぎがきょうそうすることを)

愛と正義が協奏することを

(おしえておしえてよ)

教えて　教えてよ

(おしえてよ)

教えてよ

(しこうのよはくがぼうそうする)

思考の余白が暴走する