NEE　第一次世界

(かないそうなゆめがさめた)

叶いそうな夢が覚めた

(いしつなへやのなか)

異質な部屋の中

(ぼくらはどこにもとべない)

僕らはどこにも飛べない

(まちがもえだすにげみちがないよ)

街が燃え出す　逃げ道がないよ

(それでもきれいなつきあかり)

それでも綺麗な月明かり

(とまらぬかんせいすてーじへむかう)

止まらぬ歓声　ステージへ向かう

(あなたをうばいさって)

あなたを奪い去って

(ゆめからさめたんだよな)

夢から覚めたんだよな

(はじめてのそのけしきなみだがでる)

初めてのその景色涙が出る

(かわいそうなすがただってふたりはせかいをにぎった)

可哀想な姿だって　二人は世界を握った

(おわりはじめるこのけしきよるがあける)

終わり始めるこの景色　夜が明ける

(ぼくはこのころずっときをはってた)

僕はこの頃ずっと気を張ってた

(しょうさんとえいこうのひびまちわびた)

賞賛と栄光の日々待ちわびた

(なにもかわらぬつもりのえぶりでい)

何も変わらぬつもりのエブリデイ

(ははのまえではきばらずいいこでわらえや)

母の前では気張らずいい子で笑えや

(こころがはずむ)

心が弾む

(ちるなぴぽそうりだいじんさけびだした)

チルなピポ総理大臣叫び出した

(ばかにはきかないむすうのこえで)

馬鹿には聞かない無数の声で

(「あなたいつでもやるきないのね」)

「あなたいつでもやる気ないのね」

(きみはそのころきっとみくだした)

君はそのころきっと見下した

(したみればだいじょうぶなきがしてた)

下見れば大丈夫な気がしてた

(ささえてるのきづかずじたんだ)

支えてるの気付かず地団駄あ

(ゆかはぬけおちきみはおちてた)

床は抜け落ち君は落ちてた

(いつかはしぬのにがんばって)

いつかは死ぬのに頑張って

(あしたのいきかたをかんがえてる)

明日の生き方を考えてる

(ほらちゃんとはしらにつかまってさけべ)

ほらちゃんと柱に捕まって叫べ

(まだだれもしらないせかいのはて)

まだ誰も知らない世界の果て

(ゆめがさめだすかえりたくはないよ)

夢が覚めだす　帰りたくはないよ

(ぼくらはいくせんのあいをつなぐ)

僕らは幾千の愛をつなぐ

(いつかのかんせいせかいがわらう)

いつかの完成　世界が笑う

(けんりょくをなぎはらってきみのかえりをまっている)

権力を薙ぎ払って　君の帰りを待っている

(だいじょうぶぼくがぜんぶまもってあげるから)

大丈夫僕が全部守ってあげるから

(すみわたってくこのまちにできあがるあいをうたって)

澄み渡ってくこの街に　出来上がる愛を謳って

(ぼくらはまだみかんせいさこえがかれる)

僕らはまだ未完成さ　声がかれる

(またあしたさよならしましょ)

また明日サヨナラしましょ

(このぼくにもかえるいえがあるよ)

この僕にも帰る家があるよ

(またいつかであうときまで)

またいつか出会う時まで

(きみとのやくそくはまもらないよ)

君との約束は守らないよ

(ごめんねぼくはとべない)

ごめんね　僕は飛べない

(さえないこころがうごくときどうやらせかいはうしろむき)

冴えない心が動くとき　どうやら世界は後ろ向き

(このかなしみがうそになるならさ)

この悲しみが嘘になるならさ

(そんなえがおもうれしくはない)

そんな笑顔も嬉しくはない