【世界の終わり】PLAY

(おはようさあはじめようか)

「おはよう」さあ始めようか

(げーむかいしのふぁんふぁーれ)

ゲーム開始のファンファーレ

(きえたたからのちずをみぎてに)

消えた宝の地図を右手に

(こんぼうひだりてにしゅっぱつだ)

こん棒左手に出発だ

(すすむにげるたたかうぼたん)

「すすむ」「にげる」「たたかう」ボタン

(なんどもせんたくしていくうち)

何度も選択していくうち

(たどりついたいばらのだんじょん)

辿りついたいばらのダンジョン

(けわしいみちにはばまれるのまき)

険しい道にはばまれるの巻

(なんどもとらい)

何度もトライ

(してもこんてにゅー)

してもコンテニュー

(まほうくらいつかえないかと)

魔法くらい使えないか？と

(ぼくのじゅもんのしょをみると)

僕の呪文の書を見ると

(こうかいてあるんだ)

こう書いてあるんだ

(ぼうけんのはじまりはきみのなかの)

「冒険の始まりは君の中の

(ここじゃないどこかへといってみたいきもちだから)

-ここじゃないどこかへと行ってみたい気持ち-だから

(どんなにけわしいみちにはばまれようと)

どんなに険しい道にはばまれようと

(そのきもちこそがきみのつかえるまほうだよ)

その気持ちこそが君の使える魔法だよ」

(それはつまるところのところ)

それはつまるところのところ

(まほうはつかえないってことで)

魔法は使えないってことで

(このからだとこんぼうひとつ)

この体とこん棒ひとつ

(ふりまわしてくりあしろという)

振り回してクリアしろという

(すこしだけどわかってきたぞ)

少しだけど分かってきたぞ

(このげーむはなんかおかしいな)

このゲームは何かおかしいな

(きづいたのにぼくはふしぎと)

気づいたのに僕は不思議と

(くりあしたいきもちにかられる)

クリアしたい気持ちに駆られる

(ああみすったもういっかいやってみよう)

ああミスったもういっかいやってみよう

(なんどもとらい)

何度もトライ

(しているうちに)

しているうちに

(ひとりふたりさんにんよにん)

ひとりふたり三人四人

(むらびとがふえてきては)

村人が増えてきては

(がんばれってさけんでる)

「頑張れ」って叫んでる

(なんどもとらい)

何度もトライ

(してもこんてにゅー)

してもコンテニュー

(まほうなんてつかえないから)

魔法なんて使えないから

(すすめにげろたたかうんだ)

すすめ　逃げろ　戦うんだ

(それでもだめならば)

それでもダメならば

(じゅもんをとなえろ)

呪文を唱えろ

(ぼうけんのはじまりはぼくのなかの)

「冒険の始まりは僕の中の

(ここじゃないどこかへといってみたいきもちだから)

-ここじゃないどこかへと行ってみたい気持ち-だから

(どんなにけわしいみちにはばまれようと)

どんなに険しい道にはばまれようと

(そのきもちこそがぼくのゆいいつのまほうだよ)

その気持ちこそが僕の唯一の魔法だよ」

(ながいげーむになりそうだ)

長いゲームになりそうだ

(ぼくはむかっている)

僕は向かっている

(ここじゃないどこかへと)

ここじゃないどこかへと