抱きしめて - チョン・ジュニル / 和訳

(かなしいこころにうちかてない)

悲しい心に打ち勝てない

(ねむれなかったくらいよるをまたたえて)

眠れなかった暗い夜をまた耐えて

(ぼくのぜつぼうとはかんけいなく)

僕の絶望とは関係なく

(むじょうにもあさはぼくをめざめさせる)

無情にも朝は僕を目覚めさせる

(きずはおもったよりもいたくて)

傷は思ったよりも痛くて

(いたみはおもっていたよりもふかい)

痛みは思っていたよりも深い

(きみをうらんだいくにちものよるが　ぼくにはじごくみたいだった)

君を恨んだ幾日もの夜が　僕には地獄みたいだった

(ぼくのそばにいて　ぼくからはなれないで)

僕のそばにいて　僕から離れないで

(きみのてをにぎるぼくからめをはなさないで)

君の手を握る僕から目を離さないで

(こうしてきみがいっぽはなれたら)

こうして君が一歩離れたら

(ぼくがいっぽちかづけばいい)

僕が一歩近づけばいい

(いちにちになんぜんかいも)

一日に何千回も

(きみのすがたをくりかえしおもいだしていた)

君の姿を繰り返し思い出していた

(ぼくにいったひどいことば)

僕に言ったひどい言葉

(そのさめたまなざし　つめたいひょうじょう)

その冷めた眼差し　冷たい表情

(きみはほんとうにきれいなひとだったでしょ)

君は本当に綺麗なひとだったでしょ

(きみはほんとうにきれいなひとだったのに)

君は本当に綺麗なひとだったのに

(おねがいだからぼくにそんなふうにしないで)

お願いだから僕にそんな風にしないで

(きみはぼくをよくしっているじゃないか)

君は僕を良く知っているじゃないか

(ぼくのそばにいて　ぼくからはなれないで)

僕のそばにいて　僕から離れないで

(きみのてをにぎるぼくからめをはなさないで)

君の手を握る僕から目を離さないで

(こうしてきみがいっぽはなれたのなら)

こうして君が一歩離れたのなら

(ぼくがまたいっぽちかづいていけばいいじゃないか)

僕がまた一歩近づいていけばいいじゃないか

(ぼくにはじぶんがない　じしんがない)

僕には自分が無い　自信が無い

(きみがいないいちにちをたえられない)

君がいない一日を耐えられない

(もうなにをどうすればいいのかわからない)

もう何をどうすればいいのか分からない

(きみがいないぼくは)

君がいない僕は

(ただぼくをだきしめて　すこしでもだきしめてほしい)

ただ僕を抱きしめて　少しでも抱きしめてほしい

(なにもいわずぼくのところにかけてきてくれ)

何も言わず僕のところに駆けてきてくれ

(こどくでふあんばかりのこころで)

孤独で不安ばかりの心で

(こうしてきみをまっている)

こうして君を待っている

(ぼくはきみをあいしてる　ぼくはきみをあいしてる)

僕は君を愛してる　僕は君を愛してる

(ながいちんもくのなかでさけぶよ)

長い沈黙の中で叫ぶよ

(おろかでふがいないばかりのおもいを)

愚かで不甲斐ないばかりの想いを