闇の彼方まで

(はるかそらにてのばして)

遙か空に手伸ばして

(なにがつかめるのだろうか)

何が掴めるのだろうか

(せつなみだれるしじまの)

刹那 乱れる静寂の

(ときをさくしろきやいばかぜのように)

時を裂く白き刃 疾風のように

(とおくはなれたあのひとへ)

遠く離れた あの人へ

(さけびをあげてもとどかなくて)

叫びを上げても 届かなくて

(たとえかなしみがまとうとも)

たとえ哀しみが 待とうとも

(あなたのせなかおおうやみのかなたまで)

あなたの背中追おう 闇の彼方まで

(ときのながれにもあらがうのなら)

時の流れにも 抗うのなら

(ちりゆくさくらにこどうはのまれる)

散りゆく桜に 鼓動は呑まれる

(くるいつづけたいのちのはざまで)

狂い続けた命の狭間で

(いきつくばしょもしらずにかけぬけてく)

行き着く場所も知らずに 駆け抜けてく

(せつなまじわるいたみの)

刹那 交わる痛みの

(なぎをわるあかきほのおかげをまとい)

凪を割る紅き炎 影をまとい

(いまはなくしたあのひびへ)

今は失くしたあの日々へ

(おもいをはせてももどらなくて)

想いを馳せても 戻らなくて

(たとえつかのまのゆめであれ)

たとえ束の間の夢であれ

(あなたとともにいこうやみのかなたまで)

あなたと共に行こう 闇の彼方まで

(ときのながれにもあらがうのなら)

時の流れにも 抗うのなら

(ちりゆくさくらにこころはまどわず)

散りゆく桜に 心は惑わず

(しんじつづけたじだいのおわりに)

信じ続けた時代の終わりに

(けだかきゆめをかかげてかけぬけてく)

気高き夢を掲げて 駆け抜けてく

(ときのながれにもあらがうのなら)

時の流れにも 抗うのなら

(ちりゆくさくらにこどうはのまれる)

散りゆく桜に 鼓動は呑まれる

(くるいつづけたいのちのはざまで)

狂い続けた命の狭間で

(いきつくばしょもしらずにかけぬけてく)

行き着く場所も知らずに 駆け抜けてく

(ときのながれにもあらがうのなら)

時の流れにも 抗うのなら

(ちりゆくさくらにこころはまどわず)

散りゆく桜に 心は惑わず

(しんじつづけたじだいのおわりに)

信じ続けた時代の終わりに

(けだかきゆめをかかげてかけぬけてく)

気高き夢を掲げて 駆け抜けてく