東京の空

(ああまちのそらははれてああひとのこころはれず)

ああ　街の空は晴れて　ああ　人の心晴れず

(つきやらぬなやみごとどこへやら)

尽きやらぬ悩みごと　何処へやら

(やまこえてたにこえてそうああひとのこころはれず)

山越えて谷越えて　そう　ああ　人の心晴れず

(ああぶざまであればあるほどに)

ああ　ぶざまであればあるほどに

(んんわがみかわいやいとおしや)

んん　わが身かわいや愛おしや

(やまのなかふかいもりのなかふるきやしろのそのなかは)

山の中　深い森の中　古き社のその中は

(ねむりつづけたねがいごとみんながしってるねがいごと)

眠り続けた願いごと　皆が知ってる願いごと

(おおあのなつのおもいではどこへやら)

おお　あの夏の思い出は　何処へやら

(やまこえてたにこえてそう)

山越えて谷越えて　そう

(ああどこへいったのやら)

ああ　何処へ行ったのやら

(やさしすぎるぜ)

やさしすぎるぜ

(んんひとのこころにほろほろり)

んん　人の心にほろほろり

(んんなみだこぼれるほろほろと)

んん　涙こぼれるほろほろと

(まちのそらきょうもはれたようだ)

街の空　今日も晴れたようだ

(まどのそとはあかるいよ)

窓の外は明るいよ

(だれかがそっとささやいた)

誰かがそっと囁いた

(ここにはだれもいないのに)

ここには誰もいないのに

(ああふさわしくくらせればそれがいい)

ああ　相応しくくらせれば　それがいい

(ありふれたことがいい)

ありふれたことがいい

(ああありふれたことがいい)

ああ　ありふれたことがいい

(さみしすぎるよかなしすぎるぜ)

さみしすぎるよ　悲しすぎるぜ

(おれにはわかるぜさいごのちゃんすは)

俺には解るぜ最後のチャンスは

(ああ１００どもおとずれた)

ああ　100度も訪れた

(わからないかなわないきこえないとどかない)

解らない叶わない聞こえない届かない

(のぞまないのぞめないたよりない)

望まない望めない頼りない

(わからないかなわないこころはここにもそこにもない)

解らない叶わない心はここにもそこにも無い

(ああああ)

ああ　ああ

(ああまちのそらはれてああひとのこころはれず)

ああ　街の空晴れて　ああ　人の心晴れず

(ありふれたことがいいそうさ)

ありふれたことがいい　そうさ

(いつもとおなじならいい)

いつもと同じならいい

(さりげないほうがいい)

さりげない方がいい

(はなにみずをやればいいああ)

花に水をやればいい　ああ

(ああなみだはみせぬほうがいい)

ああ　涙は見せぬ方がいい

(ああそうのぞみはたかいほうがいい)

ああ　そう望みは高い方がいい

(ああなみだはみせぬほうがいい)

ああ　涙は見せぬ方がいい

(ああふさわしすぎるぜ)

ああ　ふさわしすぎるぜ

(ああなみだはかれはてた)

ああ　涙は枯れ果てた

(わからないかなわないきこえないとどかない)

解らない 叶わない聞こえない届かない

(ああわらいはわすれはてた)

ああ　笑いは忘れ果てた

(のぞまないのぞめないたよりない)

望まない望めない頼りない

(かなしいしばいさにあいのせりふさ)

悲しい芝居さ 似合のセリフさ

(わからないかなわないこころはここにもそこにもないああ)

解らない叶わない心はここにもそこにも無い　ああ

(おれにはわかるぜ)

俺にはわかるぜ

(さいごのちゃんすは)

最後のチャンスは

(ああ１００どもおとずれた)

ああ　100度も訪れた

(ああ１００どもおとずれた)

ああ　100度も訪れた

(ああまちのそらはれてああまちのそらはれて)

ああ　街の空晴れて　ああ　街の空晴れて

(かならずやかなうだろうゆめとやら)

必ずや叶うだろう　夢とやら

(かならずやとどくだろうそうああ)

必ずや届くだろう　そう　ああ

(あのなつのおもいではどこへやら)

あの夏の思い出は何処へやら

(やまこえてたにこえてそうああ)

山越えて谷越えて　そう　ああ

(ああまちのそらははれて)

ああ　街の空は晴れて