シザーハンズ

(あいしてあいしてあいしてあいして)

愛して　愛して　愛して　愛して

(あいしてあいしてあいしてほしいだけ)

愛して　愛して　愛して　欲しいだけ

(このゆびにとまったゆきはとけないまま)

この指にとまった　雪は溶けないまま

(こころもぶりきだとどこかでだれかがわらった)

心もブリキだと　何処かで誰かが笑った

(うつすけしきはゆがんだまま)

映す景色は　歪んだまま

(このてはこのてはきみのそのほおに)

この手は　この手は　君のその頬に

(ただふれることさえできない)

ただ触れることさえできない

(それならそれならぼくはどうすれば)

それなら　それなら　僕はどうすれば

(そのえがおまもれる)

その笑顔守れる？

(あいしてあいしてあいしてあいして)

愛して　愛して　愛して　愛して

(あいしてあいしてあいしてほしいだけ)

愛して　愛して　愛して　欲しいだけ

(きずつけることしかぼくにはできないなら)

傷つけることしか　僕にはできないなら

(きみをいじめるやつらを)

君をいじめる奴らを

(このてできりさいてやればいい)

この手で切り裂いてやればいい

(そうだこれがぼくのうまれたいみ)

そうだ　これが僕の生まれた意味

(このてをこのてをだれもがおそれた)

この手を　この手を　誰もが恐れた

(あざわらうやつらはもういない)

あざ笑う奴らはもういない

(それなのにそれなのにかみさまどうして)

それなのに　それなのに　神様どうして？

(きがつけばひとりきり)

気が付けば　独りきり

(たたかってたたかってそのえがおだけを)

戦って　戦って　その笑顔だけを

(しんじてたたかってたたかったそれなのに)

信じて　戦って　戦った　それなのに

(やさしくてまぶしくてあたたかいなにかが)

優しくて　眩しくて　暖かい何かが

(このてをとおしてつたわる)

この手を通して伝わる

(だれよりもなによりもぼくはよわかった)

誰よりも　何よりも　僕は弱かった

(もうにどときずつけない)

もう二度と傷つけない

(このてはこのてはきみのそのほおに)

この手は　この手は　君のその頬に

(いまならばふれられるきがする)

今ならば触れられる気がする

(もういちどもういちどいつかあえたならば)

もう一度　もう一度　いつか会えたならば

(あいしてあいしてあいしてあいして)

愛して　愛して　愛して　愛して

(あいしてあいしてあいしてあげられる)

愛して　愛して　愛して　あげられる