大団円

(みみじゃきみのこころの)

耳じゃ君の心の

(ひめいはきこえないしさ)

悲鳴は聞こえないしさ

(このりょうめじゃきみのかこの)

この両目じゃ君の過去の

(ふかいきずはみえないけど)

深い傷は見えないけど

(きみはなにもわるくないから)

君は何も悪くないから

(まもってあげたいなんておもうけど)

守ってあげたいなんて思うけど

(しあわせをあたえてあげても)

幸せを与えてあげても

(ふしあわせとついなきみだから)

不幸せと対な君だから

(きょうもまちのひかりやおとながうるさいな)

今日も街の光や大人がうるさいな

(ところできみはなんかあったの)

ところで君はなんかあったの

(たしかあたしはなにもなかったよ)

「たしかあたしはなにもなかったよ」

(ふたしかなへんじふしぜんなまがある)

不確かな返事、不自然な間がある

(なにもないとかあるわけないじゃないか)

なにもないとかあるわけないじゃないか

(ああきみがないてしまわぬように)

ああ君が泣いてしまわぬように

(しあわせなはなしだけしよう)

幸せな話だけしよう

(いつかきみとぼくがむすばれたらさ)

いつか君と僕が結ばれたらさ

(こどもにもおんがくをさせて)

子供にも音楽をさせて

(ふたりのであいのうたをうたってもらおう)

2人の出会いの歌を歌ってもらおう

(みみをすましてみても)

耳をすましてみても

(このりょうめをみひらいてみてもさ)

この両目を見開いてみてもさ

(かこもみらいもわからないしさ)

過去も未来もわからないしさ

(いまのきもちすらわかれないけど)

今の気持ちすらわかれないけど

(みみをすましてみても)

耳をすましてみても

(このりょうめをみひらいてもさ)

この両目を見開いてもさ

(ぼくはなにもきこえないしみえないし)

僕は何も聞こえないし見えないし

(いやせなくても)

癒せなくても

(みえるいまはいっしょにいたいのさ)

見える今は一緒にいたいのさ

(ああきみがないてしまいそうだからさ)

ああ君が泣いてしまいそうだからさ

(いそいであいにいっていいかな)

急いで会いに行っていいかな

(いつかきみとぼくがむすばれたらさ)

いつか君と僕が結ばれたらさ

(うれしなみだいがいながさせないよ)

嬉し涙以外流させないよ

(いまはしってきたからあせだくだけど)

今走ってきたから汗だくだけど

(はしってころんでどろだらけでさ)

走って転んで泥だらけでさ

(ひどいくらいなさけない)

酷いくらい情けない

(でもてをつないでいいかな)

でも手を繋いでいいかな

(いまきみのことだけをあせだくになって)

今君のことだけを汗だくになって

(うたっているからこころつながるかな)

歌っているから、心繋がるかな？

(あとできみをだきよせてもいいかな)

後で君を抱き寄せてもいいかな

(ああきみがないてしまわぬように)

ああ君が泣いてしまわぬように

(しあわせなはなしだけしよう)

幸せな話だけしよう

(いつかきみとぼくがむすばれたらさ)

いつか君と僕が結ばれたらさ

(うれしなみだいがいながさせないよ)

嬉し涙以外流させないよ

(ああきみがないてしまわぬように)

ああ君が泣いてしまわぬように

(しあわせはなはしだけしよう)

幸せな話だけしよう

(いつかきみとぼくがむすばれたらさ)

いつか君と僕が結ばれたらさ

(こどもにもおんがくをさせて)

子供にも音楽をさせて

(ふたりのであいのうたをうたってもらおう)

2人の出会いの歌を歌ってもらおう