自分自信　Tani Yuuki

(みえないものさがしてた)

見えないもの探してた

(あしたとか、ゆめだとか)

明日とか、夢だとか

(たりないものかぞえては)

足りないもの数えては

(つよがってさ、ごまかしてた)

強がってさ、誤魔化してた

(いまだかつてないほどふりしぼったゆうきを)

未だかつてないほど振り絞った勇気を

(いともたやすくこえるほどひめたゆるぎないもの)

いとも容易く超えるほど秘めた揺るぎないもの

(まだみえやしないけど、ひとつもわからないけど)

まだ見えやしないけど、一つもわからないけど

(せつめいしようのないあかりひをたやさないように)

説明しようのない灯火を絶やさないように

(なくさないように)

失くさないように

(だれしもはじまりのいっぽがうまくいくわけがないよな)

だれしも始まりの一歩が上手くいくわけがないよな

(はじめてうまれたぼくらだ)

初めて生まれた僕らだ

(でかいせかいにいまそうたいしている)

でかい世界に今相対している

(ことばになんないほどのふあんをいだいては)

言葉になんないほどの不安を抱いては

(まだたよりになんないぼくのみらいずをしんじてみるよ)

まだ頼りになんない僕の未来図を信じてみるよ

(かれないものさがしてた)

枯れないもの探してた

(あいだとか、こいだとか)

愛だとか、恋だとか

(たしかなものさがしてたんだ)

確かなもの探してたんだ

(せいかいとか、まちがいとか)

正解とか、間違いとか

(ではなく)

ではなく

(はらをかかえてはころげまわったこうしゃと)

腹を抱えては転げ回った校舎と

(うちのめされてしまったきょうをてらすほどのうばえないきぼう)

打ちのめされてしまった今日を照らすほどの奪えない希望

(いまははなれちゃうけど、こえはとどかなくとも)

今は離れちゃうけど、声は届かなくとも

(えがおをわすれてしまったときはおもいだして)

笑顔を忘れてしまった時は思い出して

(またであうひまで)

また出会う日まで

(くだらないわらいばなしとか)

くだらない笑い話とか

(ともにながしたなみだが)

共に流した涙が

(ちからになってくれるから)

力になってくれるから

(でかいせかいにいまふみだしてゆく)

でかい世界に今踏み出してゆく

(きせきでうまれたほしでであったぼくらだ)

奇跡で生まれた地球で出会った僕らだ

(だからまけやしないのさ)

だから負けやしないのさ

(しじょうはつのじぶんをしんじてみるよ)

史上初の自分を信じてみるよ

(きにもとめないことばだってさ)

気にも留めない言葉だってさ

(きみにいわれちゃうとすこしこたえたな)

君に言われちゃうと少しこたえたな

(そのきずになんどたすけられてたか)

その傷に何度助けられてたか

(きみにとってぼくもさ)

君にとって僕もさ

(そうであれたなら)

そうであれたなら

(いつかとしをかさねたまちがさくころぼくらは)

いつか歳を重ねた街が咲く頃僕らは

(どこでなにをしてるかな)

どこで何をしてるかな

(でかいせかいのまんなかわらっている)

でかい世界の真ん中笑っている

(ことばになんないほどのごめんとありがとう)

言葉になんないほどのごめんとありがとう

(むねにしまったおもいでも)

胸に仕舞った想い出も

(はるかみらいでさこたえあわせしよう)

遥か未来でさ答え合わせしよう

(せなかまかせてあるいてゆくよ)

背中任せて歩いてゆくよ