ガラスの仮面セリフ(マヤVS亜弓)3
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問題文
(このおおきなげきじょうであゆみさんとつきかげせんせいがきょうえんいったいどんなしばいなんだろう)
この大きな劇場で亜弓さんと月影先生が共演…一体どんな芝居なんだろう?
(おーでぃしょんあゆみさんのあいてやくもしもこれにでられたらああもしも)
オーディション…亜弓さんの相手役…もしもこれに出られたら…ああ もしも…
(あゆみさんとぶたいでたいとうにあゆみさんとやってみなければわからないとおもいます)
亜弓さんと舞台で対等に!亜弓さんと!やってみなければわからないと思います
(いいんですむだでもだめでもともとだから)
いいんです無駄でも!ダメで元々だから
(なにもしないよりはかのうせいがあるでしょう)
何もしないよりは可能性があるでしょう?
(だめでもともとそうよねいままでなんどこのことばにはげまされてきたかしれない)
ダメで元々…そうよね 今まで何度この言葉に励まされてきたかしれない
(はじめっからうしなうものがなにもないんだものこういうときはつよくなれるわ)
始めっから失うものが何もないんだもの こういうときは強くなれるわ
(そうよきずつくことをおそれていたらなにもできないもの)
そうよ傷つくことを恐れていたらなにもできないもの!
(ゆうきをだしてぶつかってみようでなければめのまえのとびらはひらかないわ)
勇気を出してぶつかってみよう!でなければ目の前の扉は開かないわ!
(じつりょくではまけないつもりですそうよまけないわ)
実力では負けないつもりです!『そうよ!負けないわ!』
(あゆみさんあたしやっとあなたをめざせますきっとあなたにたどりついてみせる)
亜弓さん!あたしやっとあなたを目指せます きっとあなたに辿りついてみせる
(わたしのあいてやくあのこがむかってくるわたしをめざして)
私の相手役…あの子が向ってくる…!私を目指して…!
(もしもあたしならどんなときにいったいなににどくをもるかしら)
もしもあたしなら…!どんな時に一体何に毒を盛るかしら
(たったこれだけのせりふでもしばいはしばいだわ)
たったこれだけのセリフでも芝居は芝居だわ…!
(しんさいんといったってかんきゃくにかわりはないはずかんきゃくをまえにえんぎするんだ)
審査員といったって観客に変わりはないはず…!観客を前に演技するんだ!
(できるできるわいままでやってきたことがやくにたつ)
できる…!できるわ…!今までやってきたことが役に立つ…!
(みるひとになにかのかんじょうをあたえることができればいいんですねなぁんだよかった)
みる人に何かの感情を与えることができればいいんですね なぁんだ!よかった
(だい2じしんさだっていうからどんなむずかしいことをやらされるのかとおもっちゃった)
第2次審査だっていうからどんな難しいことをやらされるのかと思っちゃった
(おもしろそうこういうのだったらいくらでもやれるわ)
面白そう!こういうのだったらいくらでもやれるわ!
(あたしへんだあしもとからじしんがわいてくるどうしたんだろうこのきもち)
あたし変だ…足元から自信が湧いてくる…どうしたんだろうこの気持ち…
(むねがあついからだじゅうにちからがみなぎっているのがわかるはじめてだわこんなおもい)
胸が熱い…体中に力がみなぎっているのがわかる…!初めてだわこんな思い
(まやわたしがどれほどあなたをまっていたかきっとあなたはしらないでしょう)
マヤ…!私がどれほどあなたを待っていたかきっとあなたは知らないでしょう
(やっとあなたはでてきたわたしのまえにわたしとたたかうために)
やっとあなたは出てきた!私の前に…!私と闘うために…!
(わたくしはまずあらたなやくにちょうせんのきかいをあたえてくださったすたっふのかたがたにかんしゃいたします)
私はまず新たな役に挑戦の機会を与えて下さったスタッフの方々に感謝致します
(おうじょおりげるどはいままでにやったことのないやくがらでありきょうみがもてます)
王女オリゲルドは今までにやったことのない役柄であり興味がもてます
(じぶんがおうじょあるでぃすをやるなんてなんだかまだしんじられないんです)
自分が王女アルディスをやるなんてなんだかまだ信じられないんです
(でもおしばいってすてきですねこのあたしがそんなにすてきなおうじょさまになれるなんて)
でもお芝居って素敵ですね このあたしがそんなに素敵な王女様になれるなんて
(あたしにとってはきっとむずかしいやくだとおもうけどおうじょあるでぃすのかめんをかぶりたい)
あたしにとってはきっと難しい役だと思うけど王女アルディスの仮面を被りたい
(そうしてぶたいのうえでいきてみたいあたしいっしょうけんめいやります)
そうして舞台の上で生きてみたい あたし… 一生懸命やります
(いままでとはちがうどこかちがうほのかなじしんがこのこをささえているのがみえる)
今までとは違う!どこか違う…ほのかな自信がこの子を支えているのが見える
(それでこそいままでまったかいがあるというものこのわたしのただひとりのらいばる)
それでこそ今まで待ったかいがあるというもの!この私のただ一人のライバル
(あなたがでてきてくれていちばんよろこんでいるのはわたしなのよおもうぞんぶんやりあいましょう)
あなたが出てきてくれて一番喜んでいるのは私なのよ思う存分やりあいましょう
(ひかりかがやくようなうつくしさをもったおうじょあるでぃすむずかしいわあたしにはむずかしい)
光輝くような美しさをもった王女アルディス…難しいわ あたしには難しい
(ほんのちょっとしたそぶりにもきひんやゆうがさがあらわれていなければいけないし)
ほんのちょっとした素振りにも気品や優雅さが表れていなければいけないし
(あるでぃすがひかりならばわたしはかげどうえんじようくらいひとみのおりげるど)
アルディスが光ならば私は影…どう演じよう 暗い瞳のオリゲルド…
(きたじままやのあるでぃすをまえにしてまやあのこならどうやるかしら)
北島マヤのアルディスを前にして… マヤ あの子ならどうやるかしら
(いままでやったどのやくよりもかんぺきにわたしはおりげるどをやりとげたいまけたくないわ)
今までやったどの役よりも完璧に私はオリゲルドをやりとげたい負けたくないわ
(きっとあるでぃすをつかみたいあゆみさんにけいべつされるようなえんぎだけはしたくない)
きっとアルディスを掴みたい亜弓さんに軽蔑されるような演技だけはしたくない
(ちがうわあるでぃすじゃない)
違うわ アルディスじゃない…
(どこがどうちがうのかわからないけれどあるでぃすじゃない)
どこがどう違うのかわからないけれどアルディスじゃない
(もしかしてあるでぃすのてんしのようなほほえみはくるしみをしらないせい)
もしかしてアルディスの天使のような微笑は苦しみを知らないせい?
(いまのままではこどくなおうじょのふりをえんじるだけになってしまう)
今のままでは孤独な王女のふりを演じるだけになってしまう
(かんがえてみればわたしはなにかにふじゆうしたことがあったかしら)
考えてみれば私は何かに不自由したことがあったかしら?
(ちちやははのことでねたまれてこどものころはひとからいじわるされることもあったけれど)
父や母のことで妬まれて子供の頃は人から意地悪されることもあったけれど
(ふあんなせいしんじょうたいでひびをすごしたことなどない)
不安な精神状態で日々を過ごしたことなどない
(おりげるどどうすればあなたをえんじられる)
オリゲルド…どうすればあなたを演じられる?
(ねえまやわたしたちせいかつをとりかえてみないそうよあなたのせいかつとわたしのせいかつを)
ねえマヤ 私たち生活を取りかえてみない?そうよあなたの生活と私の生活を
(わたしたちじぶんたちのかんきょうからじぶんをひきはなしたほうがたがいのやくをつかみやすいとおもうの)
私たち自分達の環境から自分を引き離した方が互いの役を掴みやすいと思うの
(ふしぎだわおどろくほどこころがしずかだわやはりあゆみさんはすばらしい)
不思議だわ 驚くほど心が静かだわ… やはり亜弓さんはすばらしい…
(あのひとがこのぶたいのちゅうしんになってしまってもおかしくない)
あの人がこの舞台の中心になってしまってもおかしくない
(なのにこころのなかのうみがないでいる)
なのに…心の中の海が凪いでいる
(あたしいままであのひとにまけないようなえんぎしなきゃっておもってた)
あたし今まであの人に負けないような演技しなきゃって思ってた
(でもいまそんなことどうでもいい)
でも今そんなことどうでもいい
(なんてひょうじょうをしてわたしをみているのまやあなたは)
なんて表情をして私を見ているのマヤ あなたは…!
(こうちょうしたほおきたいにみひらかれたひとみはなしかけたげなくちもと)
紅潮した頬 期待に見開かれた瞳 話しかけたげな口元
(はじめておりげるどとあったかんげきがぜんしんからかんじられる)
初めてオリゲルドと会った感激が全身から感じられる!
(まやこのぶたいはたたかいよやりあいましょうぞんぶんに)
マヤ この舞台は闘いよ やりあいましょう 存分に…!
(かーてんこーるまやのつぎはわたしのばんあるでぃすかおりげるどか)
カーテンコール マヤの次は私の番! アルディスか オリゲルドか
(かんきゃくはどちらをよりみとめたのかああでももうそんなことどうでもいい)
観客はどちらをより認めたのか… ああ でももうそんなことどうでもいい
(ふしぎだわこのきもちぶたいのうえでべつのじんかくがわたしをしはいしているようだった)
不思議だわこの気持ち!舞台の上で別の人格が私を支配しているようだった
(みもこころもべつなにんげんになりきるこんなことってあるのかしら)
身も心も別な人間になりきる!こんなことってあるのかしら?
(おしばいってふしぎねひとときのゆめのじんせいをいきるのねみるものもえんじるものも)
お芝居って不思議ね ひとときの夢の人生を生きるのね みる者も演じる者も
(あなたのあるでぃすはすてきだったわまやさんとてもきれいでかれんだったわ)
あなたのアルディスは素敵だったわマヤさん とても綺麗で可憐だったわ
(どうもありがとうでもあたしやっぱりまだあゆみさんにはかなわない)
どうもありがとう でもあたしやっぱりまだ亜弓さんにはかなわない
(もうこのぶたいがおわりなんてさみしいきがするわそうまるでぶんしんをうしなうみたい)
もうこの舞台が終わりなんて淋しい気がするわ そう…まるで分身を失うみたい
(わたしはひめかわあゆみではなくおりげるどとしてこのぶたいのうえでこきゅうをしていたのよ)
私は姫川亜弓ではなくオリゲルドとしてこの舞台の上で呼吸をしていたのよ
(まったくべつのじんかくをもったにんげんにみもこころもなりきれるなんてはじめてだったわ)
全く別の人格をもった人間に身も心もなりきれるなんて初めてだったわ
(あのあたしよくわからないどうしてあゆみさんがそんなことをいうのか)
あのあたしよくわからない…どうして亜弓さんがそんなことを言うのか
(だってあたしいつもそうだもの)
だってあたしいつもそうだもの
(ぶたいのうえではいつもべつのにんげんになっちゃうものだとおもってたけど)
舞台の上ではいつも別の人間になっちゃうものだと思ってたけど
(いつもそうですってわたしがやっとえたやくとのいったいかんをあのこはこともなげに)
いつもそうですって 私がやっと得た役との一体感をあの子はこともなげに
(あなたのまえでわたしはいつもはいぼくかんをおぼえるしょうりによっているようなときでさえ)
あなたの前で私はいつも敗北感を覚える 勝利に酔っているような時でさえ
(あなたをまっているわまやあなたはきっとわたしとくれないてんにょをきそうのよ)
あなたを待っているわマヤ!あなたはきっと私と「紅天女」を競うのよ!