ガラスの仮面セリフ(マヤVS月影千草)1

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投稿者投稿者kogenenいいね0お気に入り登録
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主にマヤちゃんと月影先生のセリフを中心に…というより月影先生のセリフが多めになりました。

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問題文

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(いしのびしょうであなたににんぎょうのやくをやらせたのはなんのためだとおもうの)

「石の微笑」であなたに人形の役をやらせたのはなんのためだと思うの?

(げきのさいちゅうににんぎょうのかめんをはずしなみだをながすなどやくしゃとしてしっかく)

劇の最中に人形の仮面をはずし涙を流すなど役者として失格!

(そんなあなたのみじゅくさをはんせいさせるべくきんしんをいいわたしたのに)

そんなあなたの未熟さを反省させるべく謹慎を言い渡したのに

(よそのぶたいにでるとはなにごとですまやあなたははもんです)

よその舞台に出るとは何事です!マヤ!あなたは破門です!

(ただし1どだけちゃんすをあげましょうきせきのひとにでなさい)

ただし1度だけチャンスをあげましょう「奇跡の人」に出なさい

(あゆみさんやそのほかのこうほしゃたちとたたかってみごとへれんのやくをかちえたら)

亜弓さんやその他の候補者達と戦って見事ヘレンの役を勝ち得たら

(そのときははもんをとりけしきんしんをときましょう)

そのときは破門を取り消し謹慎をときましょう!

(さんじゅうくのへれんけらーやろうやってみようあたしなりにせいいっぱい)

三重苦のヘレン・ケラー やろう やってみよう あたしなりに精一杯!

(まやあなたはいますこしひだりへまわってにんぎょうをとりましたねなぜですか)

マヤ あなたはいま少し左へまわって人形をとりましたね なぜですか?

(そこにくぎがでていたからでしょうむいしきにきけんをさけたんです)

そこに釘が出ていたからでしょう 無意識に危険を避けたんです

(こんどはへれんとしてひとりであそんでごらんなさい)

今度はヘレンとして一人で遊んでごらんなさい

(まやそれができないとほんとうのへれんのせいかつはわからなくてよ)

マヤ…それができないと本当のヘレンの生活はわからなくてよ

(れいわたしはねほんとはまやのてれびしゅつえんはやめさせたかったんですよ)

麗…私はね ほんとはマヤのテレビ出演はやめさせたかったんですよ

(あのこのえんぎがてれびでどこまでつうようするかてれびかいでどういきていけるか)

あの子の演技がテレビでどこまで通用するか テレビ界でどう生きていけるか

(あのこはすたーになるかもしれないでもだいしっぱいするかもしれない)

あの子はスターになるかもしれない…でも大失敗するかもしれない

(そのどちらもあのこにあくえいきょうをあたえるでしょうでもわたしはあえてとめなかった)

そのどちらもあの子に悪影響を与えるでしょう でも私はあえて止めなかった…

(じょゆうとしてだめになるかそれをのりこえてさらにおおきくひやくするか)

女優としてダメになるか それを乗り越えてさらに大きく飛躍するか…

(ふたつにひとつでしょうねわたしはかけてみたんです)

二つに一つでしょうね 私は賭けてみたんです

(しぬものですかどんなことがあってもくれないてんにょをうみだすまでは)

死ぬものですか!どんなことがあっても…「紅天女」を生みだすまでは…!

(やくしゃをひとりあずかっていただきたいんですゆうのうなこですわ)

役者を一人預かっていただきたいんです 有能な子ですわ

など

(きたじままやをだいとげいのうにいれたいんです)

北島マヤを大都芸能に入れたいんです

(つきかげせんせいがさいんしたのこんなのにせんせいのじうそよしんじないわ)

月影先生がサイン…したの…?こんなのに…? 先生の字…嘘よ 信じないわ!

(えんげきけんきゅうじょのきょうしじゃあじゃあせんせいはそのひきかえにあたしを)

演劇研究所の教師…じゃあ じゃあ先生はその引き替えにあたしを…?

(どうしようせんせいはきっとさとみさんとのつきあいのことおこるにちがいないわ)

どうしよう…!先生はきっと里美さんとのつきあいのこと怒るに違いないわ…!

(そうあなたにこいのあいてができたとはすばらしいこと)

そう あなたに恋の相手ができたとは素晴らしいこと

(まやあゆみさんあなたがたのけいけんするすべてにむだはなにひとつない)

マヤ 亜弓さん あなた方の経験するすべてに無駄は何ひとつない

(やがてすべてがくれないてんにょにむすびついてくるよくてこのことばをわすれないで)

やがて全てが「紅天女」に結びついてくる よくて?この言葉を忘れないで

(こいすることによってそこからさまざまなおもいをまなびとるでしょう)

恋することによってそこからさまざまな「思い」を学びとるでしょう

(ただひとつのこいでもいいたくさんのこいでもいい)

ただ一つの恋でもいい たくさんの恋でもいい

(からだじゅうにあふれるようなこうふくかんやさしさときめきせつなさやるせなさ)

体中にあふれるような幸福感 優しさ ときめき 切なさ やるせなさ

(あまいおもいそしてじぇらしーそういったさまざまなおもいと)

甘い想い そしてジェラシー… そういったさまざまな思いと

(そのおもいがうみだすひょうじょうとうごきをじぶんでしるでしょう)

その思いが生み出す表情と動きを自分で知るでしょう

(はじめにこころがあってうごきがあるけいこのつみかさねだけではできないえんぎもある)

初めに心があって動きがある! 稽古の積み重ねだけではできない演技もある!

(これからしばいのなかでさまざまなこいをえんじていくことでしょう)

これから芝居の中でさまざまな恋を演じていくことでしょう

(そうしてどんどんせいちょうしそのはてにくれないてんにょのこいがまっている)

そうしてどんどん成長し…その果てに紅天女の恋が待っている…!

(そうえんげきかいまぼろしのめいさくくれないてんにょこうばいうめのきのせいのこいが)

そう…!演劇界幻の名作「紅天女」!紅梅…!梅の木の精の恋が…!

(せんせいおこってるんだあたしのことぶたいすっぽかしたことしってきっとものすごく)

先生怒ってるんだあたしのこと 舞台すっぽかしたこと知ってきっとものすごく

(つきかげせんせいどうしてあたしをだいとげいのうへなんかいれたんですかどうして)

月影先生!どうしてあたしを大都芸能へなんかいれたんですか…どうして…!

(あのこはここへなきにきたのよなぐさめとはげましがほしくてここへきただけ)

あの子はここへ泣きに来たのよ 慰めと励ましがほしくてここへきただけ

(それとだいとげいのうへいれたわけをわたしにききにおそらくそんなところね)

それと…大都芸能へ入れたわけを私に聞きに…恐らくそんなところね

(わたしはまやをしんじていますよ)

私はマヤを信じていますよ

(あのこはしんだってぶたいをすっぽかしたりするこじゃない)

あの子は死んだって舞台をすっぽかしたりする子じゃない

(それにうちきなあのこがぼうそうぞくなんかとまともにつきあえるものですか)

それに内気なあの子が暴走族なんかとまともにつきあえるものですか!

(おもったいじょうにげいのうかいはこわいところねあのこはそのなかでおそらくずっとたたかってきたのよ)

思った以上に芸能界は怖い所ね あの子はその中で恐らくずっと闘ってきたのよ

(たったひとりでほめてやりたいくらいだわ)

たったひとりで 褒めてやりたいくらいだわ

(まどわされてはだめよしんじつはいつもひとつだけ)

惑わされてはダメよ 真実はいつも一つだけ

(ちょっとしたごかいがおおきなひげきをうむこともあるわ)

ちょっとした誤解が大きな悲劇を生むこともあるわ

(なにがあってもじぶんのしんじるものをしんじるだけじぶんのめでたしかめるまではね)

何があっても自分の信じるものを信じるだけ 自分の目で確かめるまではね

(もくてきの1つはわたしからひきはなすこと2ばんめはいままでしらないせかいをおしえること)

目的の1つは私から引き離すこと 2番目は今まで知らない世界を教えること

(てれびかいえいがのえんぎそこであのこはよくやったわ)

テレビ界 映画の演技 そこであの子はよくやったわ

(だいとげいのうでなければこんなにきゅうげきにすたーにはなれなかったでしょう)

大都芸能でなければこんなに急激にスターにはなれなかったでしょう

(もくてきのだい3ばんめまだけっかはでていないわそれこそがわたしのほんらいのもくてきなのよ)

目的の第3番目…まだ結果は出ていないわ それこそが私の本来の目的なのよ

(わたしはあのこにかけているんですそうあのこのむねのそこのじょうねつに)

私はあの子に賭けているんです…!そう…!あの子の胸の底の情熱に!

(これからあのこがじぶんのてでどんなあしたをひらくかみてみたい)

これからあの子が自分の手でどんな明日を開くか見てみたい

(ただひとりでくれないてんにょにどうむかってくるかわたしはしりたい)

ただ一人で「紅天女」にどう向かってくるか 私は知りたい…!

(やくがあたえられるものではなくじぶんのてでつかみとるものなのだと)

役が与えられるものではなく自分の手で掴み取るものなのだと

(あのこがさとるときをしりたいじょうねつさいのうもえつきることもなくしぬこともない)

あの子が悟る時を知りたい!情熱…才能!燃えつきることもなく死ぬこともない

(やがてあのこはしるわそれをしるわじぶんのうんめいをしるわ)

やがてあの子は知るわ…それを知るわ… 自分の運命を知るわ…!

(そのときこそほんもののじょゆうがうまれる)

そのときこそ本物の女優が生まれる…

(わたしはあのこのじょゆうとしてのすべてのそしつにかけたのです)

私はあの子の女優としてのすべての素質に賭けたのです…!

(あなたのことはぜんぶききましただいとげいのうをでたこともね)

あなたのことは全部聞きました 大都芸能を出たこともね

(きけばいまのあなたをうけいれてくれるぶたいはもうどこにもないとか)

聞けば今のあなたを受け入れてくれる舞台はもうどこにもないとか…

(あなたはじぶんのたちばをわすれてますよまや)

あなたは自分の立場を忘れてますよ マヤ!

(ここへもどってきさえすればあなたをうけいれてくれるとでもおもっているの)

ここへ戻ってきさえすればあなたを受け入れてくれるとでも思っているの!

(せんせいおねがいしますあたしおしばいやりたいんです)

先生…!お願いします!あたしお芝居やりたいんです!

(いままでいじょうにけいこしますおねがいですもういちどみんなといっしょにえんぎさせてください)

今まで以上に稽古します!お願いですもう一度みんなと一緒に演技させて下さい

(いまのあなたがつきかげのしばいにでることはみんなのめいわくなんです)

今のあなたがつきかげの芝居に出ることはみんなの迷惑なんです!

(みんながさんせいしてもわたしがゆるしません)

みんなが賛成しても私が許しません!

(わたしがあなたをだいとげいのうへいれたのはそとのせかいをみてもらいたかったからです)

私があなたを大都芸能へいれたのは外の世界を見てもらいたかったからです

(じょえんじょゆうしょうをとったときからいずれあなたはおおくのげいのうしゃやますこみに)

助演女優賞をとったときからいずれあなたは多くの芸能社やマスコミに

(ふりまわされることはわかっていた)

振り回されることはわかっていた

(いやでもげきだんつきかげからそとにでていかなければならない)

いやでも劇団つきかげから外にでていかなければならない

(だいとげいのうはてきともいうべきにくいところだけれどげいのうしゃとしてはいちりゅうだわ)

大都芸能は敵ともいうべき憎いところだけれど芸能社としては一流だわ

(このさいにくしみをわすれてあなたのげいをのばすためにはやみさんにあなたをあずけたのよ)

この際憎しみを忘れてあなたの芸を伸ばすために速水さんにあなたを預けたのよ

(ここをでてひとまわりもふたまわりもおおきくやくしゃとしてせいちょうしてもらいたかった)

ここを出てひとまわりもふたまわりも大きく役者として成長してもらいたかった

(あなたはいつまでもつきかげにいちゃいけないんです)

あなたはいつまでもつきかげにいちゃいけないんです

(つきかげのしばいにでたければまずいまのおめいをへんじょうなさい)

つきかげの芝居に出たければまず今の汚名を返上なさい!

(おめいをへんじょうどうすればいいんですつきかげのみんなとえんぎできないなんて)

汚名を返上…!どうすればいいんです つきかげのみんなと演技できないなんて

(あたしどうすれば)

あたしどうすれば…

(こたえはじぶんでみつけなさいわたしもそのこたえをみせてもらうわ)

答えは自分でみつけなさい 私もその答えを見せてもらうわ!

(じぶんのあしであるきなさいだれにもたよらずそうしてくれなてんにょにむかっていくのです)

自分の足で歩きなさい!誰にも頼らず そうして「紅天女」に向っていくのです

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