せーのっ！

(あしたをのぼってそらをみあげたら)

●：明日をのぼって　空を見あげたら

(ひろがったあかりがきらりきらりきらり)

広がったあかりが　♥：きらり　★：きらり　♦：きらり

(てをつないだ)

●：手をつないだ

(かばんがそよかぜにおよいでふきぬけたあとを)

★：カバンが　そよ風におよいで　♥：吹きぬけたあとを

(こいしがおいかけてく)

♦：小石がおいかけてく

(ななめにそそぐひはきょうもほほえんで)

♥：ななめにそそぐ陽は　★：今日もほほえんで

(こみちをまがったかおりを)

♦：小道をまがった香りを

(やさしくつつみこんだ)

●：やさしく包みこんだ

(ほらかけだしてみればかおとかおをあわせばけしきはこころをえがく)

♦：ほら　かけだしてみれば　♥：顔と顔を　合せば　★：景色は心をえがく

(まどべにうつりこんだこかげをよこぎって)

★：窓辺にうつりこんだ　木かげを　横切って

(えがおがてらすまるがきっとみえるはず)

●：笑顔が照らす「○」が　♦：きっと　★：見えるはず

(あしたをのぼってそらをみあげたら)

●：明日をのぼって　空を見あげたら

(ひろがったあかりがとおくつきぬけた)

広がったあかりが　遠く突き抜けた

(みわたせばぴっかぴかのすてきがいつもまってる)

見わたせばぴっかぴかの　ステキがいつも待ってる

(あしたをのぼってせーのっでとびだした)

明日をのぼって「せーのっ！」で飛び出した

(かーてんにのーとがかさなってちらちらとゆれて)

♦：カーテンに　ノートがかさなって　★：ちらちらと揺れて

(すきまにもじをかいた)

♥：スキマに文字を書いた

(なんどめかのちゃいむこうていのくもが)

★：何度目かのチャイム　♦：校庭のくもが

(とけいにながれてうたう)

♥：時計に流れて歌う

(ゆうひがつつみこんだ)

●：夕日が包みこんだ

(ほらかけだしてみればみみをすましてみればけしきはこころをえがく)

★：ほら　かけだしてみれば　♥：耳をすましてみれば　♦：景色は心を描く

(すなばをことりがはばたいたそのさきに)

♥：すなばを小鳥がはばたいたその先に

(えがおがてらすまるがきっとみえるはず)

●：笑顔が照らす「○」が　♦：きっと　♥：見えるはず

(あしたをのぼってそらをみあげたら)

●：明日をのぼって　空を見あげたら

(ひろがったあかりがとおくつきぬけた)

広がったあかりが　遠く突き抜けた

(みわたせばぴっかぴかのすてきがいつもまってる)

見わたせばぴっかぴかの　ステキがいつも待ってる

(あしたをのぼってせーのっでとびだした)

明日をのぼって「せーのっ！」で飛び出した

(みつけたことばはすがたはながめは)

★：見つけた　♥：言葉は　♦：姿は　★♥：眺めは

(きらめいたひをあたたかなひをそこにむすんだ)

♥：きらめいた日を　★：あたたかな日を　そこに　●：結んだ

(しずむゆうひをみおくるようにかげが)

●：沈む夕日を　♦：見おくるように　★：影が

(ひとつふたつみっつ)

♥：ひとつ　♦：ふたつ　★：みっつ

(ながくながくのびて)

♥：長く　長くのびて

(そよかぜになびくかみが)

●：そよ　風に　なびく　髪が

(かばんのそばをおよいだ)

カバンの　そばを　およいだ

(こうていのくもがたかくのぼってく)

★：校庭のくもが　高くのぼってく

(つくえにおいてきたのーとのきれはし)

♦：机に　♥：置いてきたノートの　切れはし

(かがんだきょうのつづきが)

♦：かがんだ　今日のつづきが

(きらりきらりきらり)

♥：きらり　★：きらり　♦：きらり

(てをつないだ)

●：手をつないだ

(せーのっしゃらららら)

●：「せーのっ！」　しゃらららら

(あしたをのぼってそらをみあげたら)

●：明日をのぼって　空を見あげたら

(ひろがったあかりがとおくつきぬけた)

広がったあかりが　遠く突き抜けた

(みわたせばぴっかぴかのすてきはずっとここにある)

見わたせばぴっかぴかの　ステキはずっとここにある

(あしたをのぼってせーのっでとびだした)

明日をのぼって「せーのっ！」で飛び出した