切ないほど

(せつないほどせつないほどきみにゆれた)

切ないほど切ないほど君に揺れた

(あのひびはいったいなんだったの)

あの日々は一体何だったの？

(なぜかななみだもでるけはいがない)

何故かな？涙も出る気配が無い

(いつものぼくじゃない)

いつもの僕じゃない

(わかってるどっぷりよごれたんだろう)

解ってるドップリ汚れたんだろう

(ここ２ねんでとくに)

ここ2年で特に

(こいをしていたはずだろと)

恋をしていた筈だろと

(じぶんじしんにといてみりゃ)

自分自身に問いてみりゃ

(ずたぼれだったがなんだこの)

ズタ惚れ!!だったが何だ？この

(あとあじのわるさは)

後味の悪さは…

(せつないほどせつないほどきみにゆれた)

切ないほど切ないほど君に揺れた

(あのひびはいったいなんだったの)

あの日々は一体何だったの？

(きれいななみだもまっすぐなうたも)

綺麗な涙も、真っ直ぐな歌も、

(なにもうまれない)

何も生まれない

(そっとしといてほしいような)

そっとしといてほしいような

(さびしいようなこいのおわり)

寂しいような恋の終わり

(いままでとちがうかんじょうは)

今までと違う感情は

(よくしらないやつにのまされたてきーら)

よく知らない奴に飲まされたテキーラ

(こころにぶらせてまたよごれる)

心鈍らせて　また汚れる

(かわったよきみもぼくもまわりも)

変わったよ君も僕も周りも

(いうなればにっぽんも)

言うなれば日本も

(いきるとはなんとさびしいのだろう)

生きるとはなんと寂しいのだろう

(いっしょうげーむしてしにたい)

一生ゲームして死にたい

(ふえてくとしとしらがにも)

増えてく歳と白髪にも

(いつかはなれてゆくでしょか)

いつかは慣れてゆくでしょか？

(きみのおもかげはそのままで)

君の面影はそのままで

(ぼくだけがふけてゆく)

僕だけが老けてゆく

(せつないほどせつないほどながれていく)

切ないほど切ないほど流れて行く

(おもいでのなかのきみがしぬ)

思い出の中の君が死ぬ

(あのこいのうたもいまではだいきらい)

あの恋の歌も今では大嫌い

(なにものこらない)

何も残らない

(もっとちがうせかいだとおもってた)

もっと違う世界だと思ってた

(ぼくのみそじ)

僕の三十路

(このままどこまでおちようか)

このままどこまで落ちようか

(へいぼんなしごとがいやだったくせに)

平凡な仕事が嫌だったくせに

(がんじがらめでうたうぼくをわらえよ)

雁字搦めで歌う僕を笑えよ

(びかしがちなかこのこと)

美化しがちな過去のこと

(なぜこんかいはおかしてる)

何故今回は汚化してる

(このこいのおわりはあまりにも)

この恋の終わりはあまりにも

(うすらさむくみにくくていやいやいや)

薄ら寒く醜くて嫌…嫌…嫌…

(せつないほどせつないほどこなれていく)

切ないほど切ないほど熟れて行く

(うすっぺらいことばがうまくなる)

薄っぺらい言葉が上手くなる

(だましてるようでだまされてるのは)

騙してるようで騙されてるのは

(もしやぼくのほう)

もしや僕のほう？

(せつないほどせつないほどきみにゆれた)

切ないほど切ないほど君に揺れた

(あのひびはいったいなんだったの)

あの日々は一体何だったの？

(じゅんすいないしよゆめおうこころよ)

純粋な意志よ　夢追う心よ

(いとしこいしききみよもどってきて)

愛し恋しき君よ　戻ってきて