タイピング練習---長文その三
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | バッキィちゃん | 4872 | 秀才 | 5.1 | 94.4% | 488.9 | 2531 | 149 | 48 | 2024/12/21 |
2 | なり | 4683 | 上級者 | 5.0 | 93.1% | 499.0 | 2522 | 185 | 48 | 2024/12/20 |
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問題文
(さいきんよくにゅーすでみみにすることばのひとつに「ev」がある。)
最近よくニュースで耳にする言葉の一つに「EV」がある。
(てすらなど、evのせいさんにちからをいれているきぎょうもたくさんそんざいし、)
テスラなど、EVの生産に力を入れている企業もたくさん存在し、
(いまちゅうもくされていることがらのひとつといえるだろう。)
今注目されている事柄の一つといえるだろう。
(evとは、electricvehicleのかしらもじをとったもので、)
EVとは、Electric Vehicleの頭文字をとったもので、
(にほんごでいうでんきじどうしゃをさす。)
日本語でいう電気自動車を指す。
(くるまのばってりーに、せんようのじゅうでんせつびでじゅうでんし、)
車のバッテリーに、専用の充電設備で充電し、
(もーたーをどうりょくにそうこうする。)
モーターを動力に走行する。
(にさんかたんそをはいしゅつしないため、かんきょうほぜんのかんてんでみれば、)
二酸化炭素を排出しないため、環境保全の観点で見れば、
(じどうしゃのなかでもとっぷくらすだろう。)
自動車の中でもトップクラスだろう。
(しかし、やはりじゅうでんしきであるので、ばってりーぎれがきになるところだ。)
しかし、やはり充電式であるので、バッテリー切れが気になるところだ。
(ばってりーがきれてもちかくにじゅうでんせつびがあるようなかんきょうであれば)
バッテリーが切れても近くに充電設備があるような環境であれば
(もんだいないのだが、じゅうでんせつびのせっちがすすんでいないちいきもおおくあるので、)
問題ないのだが、充電設備の設置が進んでいない地域も多くあるので、
(ちょうきょりのどらいぶや、ちほうでのうんてんのさいにはばってりーのざんりょうを)
長距離のドライブや、地方での運転の際にはバッテリーの残量を
(つねにかくにんしておくひつようがある。)
常に確認しておく必要がある。
(evは、せかいでもかいはつ、はんばいがすすんでいて、)
EVは、世界でも開発、販売が進んでいて、
(2020ねんには、せかいで、300まんだいものevがはんばいされた。)
2020年には、世界で、300万台ものEVが販売された。
(げんざいはちゅうごくが120まんだいとあっとうしているが、まだまだのびしろはあるだろう。)
現在は中国が120万台と圧倒しているが、まだまだ伸びしろはあるだろう。
(evのぎじゅつかくしんがすすむなかで、これにかんれんしてもうひとつわだいとなっているものに)
EVの技術革新が進む中で、これに関連してもう一つ話題となっているものに
(「はんどうたい」がある。)
「半導体」がある。
(「はんどうたいのふそくで、こうじょうがていし」などのにゅーすもよくきくだろう。)
「半導体の不足で、工場が停止」などのニュースもよく聞くだろう。
(はんどうたいは、どうたいとぜつえんたいのちゅうかんのせいしつをもつしりこんなどのぶっしつのことだ。)
半導体は、導体と絶縁体の中間の性質を持つシリコンなどの物質のことだ。
(また、これらのざいりょうをつかったとらんじすた、しゅうせきかいろなども)
また、これらの材料を使ったトランジスタ、集積回路なども
(「はんどうたい」とよばれる。)
「半導体」と呼ばれる。
(さて、さきほどのべたはんどうたいのふそくについてだが、)
さて、先ほど述べた半導体の不足についてだが、
(alixpartnersによるれぽーとによれば、)
AlixPartnersによるレポートによれば、
(じどうしゃぎょうかいにおけるはんどうたいのきょうきゅうぶそくは2024ねんまでつづくという。)
自動車業界における半導体の供給不足は2024年まで続くという。
(はんどうたいのふそくのげんいんには、べいちゅうのぼうえきまさつや)
半導体の不足の原因には、米中の貿易摩擦や
(しんがたころなういるすのかくだい、)
新型コロナウイルスの拡大、
(それによるひとでぶそくからのさぷらいちぇーんのこんらん、)
それによる人手不足からのサプライチェーンの混乱、
(かいじょうゆそうのこすとのこうとう、うくらいなとろしあからの)
海上輸送のコストの高騰、ウクライナとロシアからの
(れあめたるのきょうきゅうていしなどがあげられる。)
レアメタルの供給停止などが挙げられる。
(また、じどうしゃぎょうかいのはんどうたいぶそくにかぎったはなしでは、)
また、自動車業界の半導体不足に限った話では、
(すまーとふぉんなどほかのせいひんにくらべてじゅようがひくいため、)
スマートフォンなどほかの製品に比べて需要が低いため、
(はんどうたいめーかーとのこうしょうがこうちゃくしていることがあげられる。)
半導体メーカーとの交渉が膠着していることが挙げられる。
(ほかにも、じどうしゃようのはんどうたいはほかのぎょうしゅとちがいたいきゅうせいをようするので、)
ほかにも、自動車用の半導体はほかの業種と違い耐久性を要するので、
(かりにはんどうたいめーかーとのこうしょうがうまくいったとしても、)
仮に半導体メーカーとの交渉がうまくいったとしても、
(はんどうたいめーかーは、evせんようのせいさんらいんのせいびにてをやく。)
半導体メーカーは、EV専用の生産ラインの整備に手を焼く。
(ここまで、はんどうたいのふそくについてばかりせつめいしたが、)
ここまで、半導体の不足についてばかり説明したが、
(2024ねんには、こんどはぎゃくにはんどうたいがきょうきゅうかじょうになる、)
2024年には、今度は逆に半導体が供給過剰になる、
(いわゆる「2024ねんもんだい」もしてきされている。)
いわゆる「2024年問題」も指摘されている。
(べいちゅうでは、げんざいのはんどうたいぶそくから、きょがくをとうじて)
米中では、現在の半導体不足から、巨額を投じて
(きょだいはんどうたいこうじょうのけんせつがすいしんされている。)
巨大半導体工場の建設が推進されている。
(このようなかじょうなせつびとうしから、2024ねんにははんどうたいがかじょうとなると)
このような過剰な設備投資から、2024年には半導体が過剰となると
(よそくされているのだ。)
予測されているのだ。
(evは、げんざいせかいじゅうでちゅうもくをあつめているぶんやではあるが、)
EVは、現在世界中で注目を集めている分野ではあるが、
(まだまだかだいがやまづみとなっている。)
まだまだ課題が山積みとなっている。
(さいきんは「そらとぶくるま」のかいはつもすすめられている。)
最近は「空飛ぶ車」の開発も進められている。
(まだまだじどうしゃの「じょうしき」はへんかしていきそうだ。)
まだまだ自動車の「常識」は変化していきそうだ。