エピローグに君はいない

(ひとりにはちょっとひろすぎて)

ひとりにはちょっと広過ぎて

(ねむれぬよるのすとーりー)

眠れぬ夜のストーリー

(しずけさがいつかみたゆめをつれさらってく)

静けさがいつか見た夢を連れさらってく

(あのひきみとみたえいがだとしたら)

あの日、君と見た映画だとしたら

(むくわれてただろうに)

報われてただろうに

(ひえたてがいまもまだきみをおもいだしてるの)

冷えた手が今もまだ君を思い出してるの

(なにかがちがっていたんだ)

何かが違っていたんだ

(こころまでひとつになれていたなら)

心までひとつになれていたなら

(ふたりのみらいはちがうの)

ふたりの未来は違うの？

(きみをおもってないてももどれはしないよるに)

君を思って泣いても戻れはしない夜に

(よりかかるかたもないからｌｏｎｅｌｙ)

寄りかかる肩も無いから Lonely...

(いつかのはっぴーえんどもだれかのものだった)

いつかのハッピーエンドも他人(だれか)のものだった

(ひとりきりのえぴろーぐでｌｏｎｅｌｙ)

ひとりきりのエピローグで Lonely...

(きみがふにゃっとわらうたび)

君がふにゃっと笑うたび

(このむねぐしゃっとしめつけて)

この胸ぐしゃっと締め付けて

(ゆれたかんじょうのなみ)

揺れた感情の波

(とりつくろえなかったせりふすら)

取り繕えなかったセリフすら

(きみのこころにとどかなくてさ)

君の心に届かなくてさ

(あのえいがだってはしゃぐから)

「あの映画だ！」ってはしゃぐから

(ふれたらさいごだときづけないまま)

触れたら最後だと気付けないまま

(きみをだきしめたまちがっていたんだ)

君を抱きしめた 間違っていたんだ

(ながれたなみだのいみけつまつはｌｏｎｅｌｙ)

流れた涙の意味 結末はLonely...

(きみはちがっていたんだねってやけにながいよるに)

「キミは違っていたんだね」ってやけに長い夜に

(くちびるからこぼれたのはｌｏｎｅｌｙ)

くちびるからこぼれたのは Lonely...

(まるでふらいでーないとしょーのさいごみたいだった)

まるでフライデーナイトショーの最後みたいだった。

(ひとりきりのえぴろーぐだなんてｌｏｎｅｌｙ)

ひとりきりのエピローグだなんてLonely...

(きみをおもってないてももどれはしないよるに)

君を思って泣いても戻れはしない夜に

(よりかかるかたもないからｌｏｎｅｌｙ)

寄りかかる肩も無いから Lonely...

(いつかのはっぴーえんどもだれかのものだった)

いつかのハッピーエンドも他人(だれか)のものだった

(ひとりきりのえぴろーぐでｌｏｎｅｌｙ)

ひとりきりのエピローグで Lonely...

(まだいまもずっと)

まだ今もずっと

(せきをずっと)

席をずっと

(たてなかった)

立てなかった