ヤマトナデシコ

(あかんぼうやどうぶつよわいものにやさしい)

赤ん坊や動物弱いものに優しい

(ここぞってときにひかるりんとしたまなざし)

ここぞって時に光る凛とした眼差し

(あいをもってげんじつをみつめているひとみは)

愛を持って現実を見つめている瞳は

(あいしゃどうがなくったってうつくしい)

アイシャドウがなくったって美しい

(うつむきそうになるきもちおしころして)

俯きそうになる気持ち押し殺して

(おんなはあいきょう)

女は愛嬌

(ひきつったすまいる)

引きつったスマイル

(むりにわらうんじゃねぇ)

無理に笑うんじゃねぇ

(むりにがんばるんじゃねぇ)

無理に頑張るんじゃねぇ

(すっぴんであぐらかいてすきにやっていんだぜ)

すっぴんであぐらかいて好きにやっていんだぜ

(いつもえいがやどらまでなみだぐむのは)

いつも映画やドラマで涙ぐむのは

(がめんごしのかんじょうにすででふれたあかしだ)

画面越しの感情に素手で触れた証だ

(おなかいっぱいといったすうびょうごに)

お腹いっぱいと言った数秒後に

(でざーとをぺろり)

デザートをペロリ

(たくましいばかりだ)

たくましいばかりだ

(しごといがいだってのうのかんもはたらく)

仕事以外だって脳の勘も働く

(かくりつはかならずうわきすらもみやぶる)

確率は必ず浮気すらも見破る

(でもそれいじょうにみやぶれるおんなのかんは)

でもそれ以上に見破れる女の勘は

(くちにだせぬなやみにきづきよりそえるやさしさ)

口に出せぬ悩みに気付き寄り添える優しさ

(このくににいきてきたやまとのなでしこ)

この国に生きてきたヤマトのナデシコ

(こえをだいにしてうたうあなたのためにも)

声を大にして歌う貴方の為にも

(すきかってやっているおとこのかげに)

好き勝手やっている男の影に

(けんめいにたたかうじょせいのこころのさけび)

懸命に戦う女性の心の叫び

(おとこゆうせんのしゃかいいまだにつきまとうが)

男優先の社会未だに付き纏うが

(このきょくをきにもうやめにしませんか？)

この曲を機にもう辞めにしませんか？

(りすぺくとすべきてんがこんなにもある)

リスペクトすべき点がこんなにもある

(おれらおんなにはじまってきっとおんなにおわる)

俺ら女に始まってきっと女に終わる

(おうものをすてかじといくじにおわれる)

追うものを捨て家事と育児に追われる

(ぷらいべーとをぎせいに)

プライベートを犠牲に

(それでもへこたれず)

それでもへこたれず

(にっちゅうはしごとでもてぬきないべんとう)

日中は仕事でも手抜きない弁当

(そのめしをのこすやつはぶんなぐってけっこう)

その飯を残す奴はぶん殴って結構

(じぶんはあとまわしねんきのはいったせーたー)

自分は後回し年季の入ったセーター

(きかざったあのこよりもきれいなのはなぜか)

着飾ったあの子よりも綺麗なのは何故か

(むいしきにかぞくをゆうせんしているすがたこそ)

無意識に家族を優先している姿こそ

(ねうちさえつけられないやすくないおんななんだ)

値打ちさえ付けられない安くない女なんだ

(ひびのせいかつのなかであれるて)

日々の生活の中で荒れる手

(こどもがきゅうびょうになればどんなときもかけつける)

子供が急病になればどんな時も駆けつける

(おもわずなみだめのほうちょうでぶっさしたあいては)

思わず涙目の包丁でブッ挿した相手は

(たまねぎとまとにきゃべつ)

タマネギ・トマトにキャベツ

(そのはものでかぞくをしあわせにしてる)

その刃物で家族を幸せにしてる

(ゆびにまいたばんそうこうみたくつつみこんでくれる)

指に巻いた絆創膏みたく包み込んでくれる

(なみだしたあとでぱきぱきなまなこ)

涙した後でパキパキな眼

(まいたものはじょいんとじゃなくてだしまきたまご)

巻いたものはジョイントじゃなくてだし巻き卵

(このくににいきてきたやまとのなでしこ)

この国に生きてきたヤマトのナデシコ

(こえをだいにしてうたうあなたのためにも)

声を大にして歌う貴方の為にも

(すきかってやっているおとこのかげに)

好き勝手やっている男の影に

(けんめいにたたかうじょせいのこころのさけび)

懸命に戦う女性の心の叫び

(おとこゆうせんのしゃかいいまだにつきまとうが)

男優先の社会未だに付き纏うが

(このきょくをきにもうやめにしませんか？)

この曲を機にもう辞めにしませんか？

(りすぺくとすべきてんがこんなにもある)

リスペクトすべき点がこんなにもある

(おれらおんなにはじまってきっとおんなにおわる)

俺ら女に始まってきっと女に終わる

(らっぱーをこえるのうのかいてんりょく)

ラッパーを超える脳の回転力

(これまでをおもいかえすけんかだいじぇすとしゅう)

これまでを思い返す喧嘩ダイジェスト集

(ｋｉｎｇｏｆｋｉｎｇｓで２れんぱしたおれ)

KING OF KINGSで2連覇した俺

(われながらおんなとのくちげんかにはよええ)

我ながら女との口喧嘩には弱え

(「おとこはどきょうだ」なんてほえれるか？)

「男は度胸だ」なんて吠えれるか？

(はらをいためうむどきょうをおれらはこえれるか？)

腹を痛め産む度胸を俺らは超えれるか？

(むしろじんるいはすべてじょせいからうまれてる)

むしろ人類は全て女性から産まれてる

(それをふまえてでかいつらはできるわけねえ)

それを踏まえてデカい面は出来る訳ねえ

(このくににいきてきたやまとのなでしこ)

この国に生きてきたヤマトのナデシコ

(こえをだいにしてうたうあなたのためにも)

声を大にして歌う貴方の為にも

(すきかってやっているおとこのかげに)

好き勝手やっている男の影に

(けんめいにたたかうじょせいのこころのさけび)

懸命に戦う女性の心の叫び

(おとこゆうせんのしゃかいいまだにつきまとうが)

男優先の社会未だに付き纏うが

(このきょくをきにもうやめにしませんか？)

この曲を機にもう辞めにしませんか？

(りすぺくとすべきてんがこんなにもある)

リスペクトすべき点がこんなにもある

(おれらおんなにはじまってきっとおんなにおわる)

俺ら女に始まってきっと女に終わる