ANGEL FLY

(もうとべないといったきみはひどくさびしそうで)

「もう翔べない」と　言った　君は　ひどく寂しそうで

(だってそのひとみにはいまもそらをやどしてるのに)

だってその瞳には　今も空を宿してるのに

(かなしすぎてなみだもでない)

悲しすぎて　涙も出ない

(そんなかこをいきているなら)

そんな過去を　生きているなら

(いっそそらにかえしてしまえばいい)

いっそ空に返してしまえばいい

(あやふやにきりとったせかいのかたすみで)

あやふやに切り取った世界の片隅で

(ひとりふるえながらたびだつ)

ひとり　震えながら旅立つ

(ときをまってる)

時を待ってる

(ｈａｌａｔｉｏｎ)

Halation!

(はばたきはじくうをこえてあっけなくきみをはこぶよ)

羽ばたきは時空をこえて　あっけなく君を運ぶよ

(ねがっていたゆめのさきへ)

願っていた夢の　先へ

(そのとき)

その時

(しんじることのいみをしるだからおそれないで)

信じる事の意味を知る　だから恐れないで

(なんどでもきみはとべるおおぞらへ)

何度でも君は翔べる　大空へ

(うしないたくないとささやくこえがせつなすぎて)

「失いたくない」と囁く　声が切なすぎて

(こころまでぜんぶどこかへとすててきたみたいに)

心までぜんぶ何処かへと　捨ててきたみたいに

(なんのためにたたかってるの)

何のために　闘ってるの

(なんのためにわかれをしるの)

何のために　別離を知るの

“別離《わかれ》”

(かみさまにたずねてもへんじはない)

神様に尋ねても返事はない

(みらいごとえがきだすばめんのむこうがわ)

未来ごと描き出す場面の向こう側

(すこしてれたようなえがおの)

すこし　照れたような笑顔の

(きみをさがすよ)

君を探すよ

(ｉｌｌｕｓｉｏｎ)

Illusion!

(せなかにはえたきらめきであざやかにたかくとびたて)

背中に生えたきらめきで　鮮やかに高く翔び立て

(やわらかなくもをおいこし)

やわらかな雲を追い越し

(そのとき)

その時

(やさしいきもちあふれだすほらかえっておいで)

やさしい気持ち溢れだす　ほら帰っておいで

(きみをまってるひとがいるこのばしょへ)

君を待ってる人がいる　この場所へ

(そしてきみはそらをみた)

そして君は　空を見た

(たかくたかくたかくまいあがれ)

高く　高く　高く舞い上がれ

(まるでむじゃきにあそぶてんしのはねのように)

まるで無邪気に遊ぶ天使の羽のように

(そしてそしてそしてこうかいもなみだも)

そして　そして　そして後悔も涙も

(なににもしばられないきみにあいたい)

何にも縛られない　君に逢いたい

(ｈａｌａｔｉｏｎ)

Halation!

(はばたきはじくうをこえてあっけなくきみをはこぶよ)

羽ばたきは時空をこえて　あっけなく君を運ぶよ

(ねがっていたゆめのさきへ)

願っていた夢の先へ

(ｉｌｌｕｓｉｏｎ)

Illusion!

(せなかにはえたきらめきであざやかにたかくとびたて)

背中に生えたきらめきで　鮮やかに高く翔び立て

(やわらかなくもをおいこし)

やわらかな雲を追い越し

(そのとき)

その時

(しんじることのいみをしるだからおそれないで)

信じる事の意味を知る　だから恐れないで

(なんどでもきみはとべるおおぞらへ)

何度でも君は翔べる　大空へ

(そしてきみは)

……そして君は

(そらをみたｅａｈ)

空を見たeah