吉岡亜衣加　輪廻の旅人

(であったしゅんかんおとをたててふとひらいたきおく)

出逢った瞬間　音を立てて　ふと開いた記憶

(ひゃくねんのむかしやくそくしていたみたい)

百年の昔　約束していたみたい

(まぼろしでしょうか？あぶりだしのえがあらわれるように)

幻想(まぼろし)でしょうか？　炙り出しの絵が　現れるように

(こころにうかぶなつかしさとせつなさ)

心に浮かぶ　懐かしさと切なさ

(ひとがたびしてそしてゆめみてもしうまれてくるなら)

人が輪廻(たび)して　そして夢見て　もし生まれて来るなら

(あなたとであいきっとめざめたこのものがたり)

あなたと出逢い　きっと目醒めた　この物語

(あなたをまってたりんねのたびびとみずのなかでべつのそらで)

あなたを待ってた　輪廻の旅人　羊水(みず)の中で　別の空で

(これがうんめいならはるかいにしえから)

これが運命なら　遙か古(いにしえ)から

(なんどもなんどもよんでたひとすじのきずな)

何度も何度も呼んでた　ひとすじの絆

(あしたもあえるとしっていてもなぜ？なきそうになる)

明日も会えると　知っていてもなぜ？　泣きそうになる

(あなたのせなかみおくるたびくるしい)

あなたの背中　見送るたび苦しい

(いくどわかれてなみだながしてねえとおいみらいのひ)

幾度別れて　涙流して　ねえ遠い未来の日

(このよさってもいつかあなたをまたみつけるわ)

この世去っても　いつかあなたを　また見つけるわ

(だれもがさすらうりんねのたびびとじだいこえていたみこえて)

誰もが流離(さすら)う　輪廻の旅人　時代超えて　痛み超えて

(えにしさがしたくてゆめをはじめたくて)

縁(えにし)探したくて　夢を始めたくて

(なんどもなんどもうまれるきぼうだけだいて)

何度も何度も生まれる　希望だけ抱いて

(ひざしのなかてをつなぐなにげないこのひび)

陽射しの中　手をつなぐ　なにげないこの日々

(それこそがきっときせきふときづいた)

それこそがきっと奇跡　ふと気づいた

(いまもめくるめくときのなか)

今も　めくるめく時空(とき)の中

(あなたをまってたりんねのたびびとみずのなかでべつのそらで)

あなたを待ってた　輪廻の旅人　羊水(みず)の中で　別の空で

(これがうんめいならはるかいにしえから)

これが運命なら　遙か古(いにしえ)から

(なんどもなんどもよびあうとこしえのきずな)

何度も何度も呼び合う　無限(とこしえ)の絆