RED

(あなたをふかくしるほどに)

あなたを深く知る程に

(あなたがわからなくなる)

あなたがわからなくなる

(あかいいとなどみえないくせに)

「赤い糸」など見えないくせに

(しんじてたのはもどれないから)

信じてたのは戻れないから

(だきしめてうそをしっていたのに)

抱きしめて　嘘を知っていたのに

(おぼれるこころかくせない)

溺れる心隠せない

(くちびるにしずむあなたのねつに)

唇に沈む　あなたの熱に

(みたされてゆくもどれない)

満たされてゆく　戻れない

(いまさら)

今更

(ふりだしたあめのなかで)

降り出した雨の中で

(かさもさせずにふるえてる)

傘も差せずに震えてる

(こどくをしるのがこわいから)

孤独を知るのが怖いから

(あなたもとめてた)

あなた求めてた

(あかいいとなどみえないくせに)

「赤い糸」など見えないくせに

(もとめあうのはもどれないから)

求めあうのは戻れないから

(だきしめてうそをしっていたのに)

抱きしめて　嘘を知っていたのに

(おぼれるこころかくせない)

溺れる心隠せない

(くちびるにしずむあなたのねつに)

唇に沈む　あなたの熱に

(みたされてゆく)

満たされてゆく

(もどれないのいまさら)

戻れないの今更

(ためいきまじりのことばにうなずきかえす)

ため息交じりの言葉に頷き返す

(かけちがうことでまたふたりはわらいあえるさ)

「掛違うことでまた二人は笑いあえるさ」

(あかいいとなどみえないくせに)

「赤い糸」など見えないくせに

(しんじてたのはもどれないから)

信じてたのは戻れないから

(すべてにおわりがあるとするなら)

全てに終わりがあるとするなら

(ふたりはきっとえいえんで)

二人はきっと永遠で…

(たしかなものなどないというなら)

確かなものなどないというなら

(ふたりのあすをちかえるよ)

二人の明日を誓えるよ

(だきしめてうそをしっていたのに)

抱きしめて　嘘を知っていたのに

(おぼれるこころかくせない)

溺れる心隠せない

(くちびるにしずむあなたのねつに)

唇に沈むあなたの熱に

(みたされてゆくもどれない)

満たされてゆく　戻れない

(いまさら)

今更