イヤことだらけの世の中で
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歌詞(問題文)
(つきはおぼろはなうるわし)
月はおぼろ 花麗し
(はるはかすみかさくらはべにしだれ)
春は霞か 桜は紅枝垂(べにしだれ)
(すだれごしにかわはながれ)
暖簾(すだれ)越しに 鴨川(かわ)は流れ
(ぎおんばやしにうかれてせみしぐれ)
祇園囃子(ぎおんばやし)に浮かれて 蝉時雨(せみしぐれ)
(ためいきにわけなどないわみれんなどああ)
溜め息に訳などないわ 未練など ああ
(かなしみをおきざりにして)
悲しみを 置き去りにして
(なぐさめのことばであやめてくれ)
慰めの言葉で殺めてくれ
(いやなことだらけのよのなかでひとりいきるのはつらいけど)
イヤな事だらけの世の中で ひとり生きるのは辛いけど
(このまちはずれのゆうやけがぬれたほほをしゅでまっかにそめる)
この町外れの夕焼けが 濡れた頬を朱で真っ赤に染める
(やまはけわいいろはもみじ)
嵐山(やま)は粧(けわい) いろは紅葉(もみじ)
(こがねにゆれるいなほにあきあかね)
黄金に揺れる 稲穂に秋茜(あきあかね)
(こころみだれひとこいしや)
心乱れ 人恋しや
(いてつくむねにこゆきがまっている)
凍てつく胸に小雪が舞っている
(あてもなくさまよいながらこのよからああ)
あてもなくさ迷いながら この世から ああ
(ためらいがよぎるそのまえにとびきりのえがおでいかせてくれ)
躊躇いがよぎるその前に とびきりの笑顔で逝かせてくれ
(あるあさめざめたそのばしょはきみとむすばれたはなみこじ)
ある朝目覚めたその場所は 君と結ばれた花見小路(こじ)
(にくたらしいほどほれさせていつかじごくのそこでまっている)
憎たらしいほど惚れさせて いつか地獄の底で待っている
(うそばかりつくおんなそれをまにうけたおとこ)
うそばかりつく女 それを真に受けた男
(いやなことだらけのよのなかでのぼるさかみちはむかいかぜ)
イヤな事だらけの世の中で 登る坂道は向かい風
(あのなつかしいひのおもいでがよえばみにしむなみだほろり)
あの懐かしい日の想い出が 酔えば身に染む 涙ホロリ