方程式２

(きみとのながいでんわのあとでひとりまちへくりだした)

君との長い電話の後で一人町へ繰り出した

(とおまわしのさよならにいまごろきづいたぼくがそこにいて)

遠まわしのさよならに今頃気付いた僕がそこにいて

(やることなすこといみがないようにおもえてきて)

やることなすこと意味が無い様に思えてきて

(めにうつるものがなにかすこしいやになったのさ)

目に写る物が何か少し嫌になったのさ

(くやしいくらいみなれてる)

悔しいくらい見慣れてる

(めずらしくもないいつものろじで)

珍しくもない　いつもの路地で

(たばこつけてはけして)

タバコつけては消して

(いったいなにやってんだろう？ときゅうにむなしくなって)

一体何やってんだろう？と急に虚しくなって

(たちきるはずだったおもいはふくれあがるばかりさ)

断ち切るはずだった想いは　膨れ上がるばかりさ

(こんなにきれいなよるなのに)

こんなに綺麗な夜なのに

(ここにいることがすべてうそっぱちにみえてきて)

ここに居ることが全て嘘っぱちに見えてきて

(だれもいないこのまちをしずかにすきになることにしたんだ)

誰もいないこの町を静かに好きになる事にしたんだ

(かぜがあふれてるおちばがながれるみちをゆく)

風が溢れてる落ち葉が流れる道を行く

(むかしのほめことばはもうあとまわしにして)

昔のホメ言葉はもう後回しにして

(いいかい？きみがたとえば)

いいかい？君が例えば

(このさきだれかすきなっても)

この先誰か好きなっても

(なにもかわりゃしないさ)

何も変わりゃしないさ

(こうしてきみをまってる)

こうして君を待ってる

(ちっぽけなぼくにりゆうなんてないのさ)

ちっぽけな僕に理由なんて無いのさ

(くだらないことがいまはすばらしすぎるから)

くだらない事が今は素晴らしすぎるから

(いったいなにやってんだろう？ときゅうにむなしくなって)

一体何やってんだろう？と急に虚しくなって

(たちきるはずだったおもいはふくれあがるばかりさ)

断ち切るはずだった想いは　膨れ上がるばかりさ

(こんなにきれいなよるなのに)

こんなに綺麗な夜なのに

(いまはすばらしすぎるから)

今は素晴らしすぎるから